ハムフェア2009を遊ぶ

8/22 いやはや、もう今年もハムフェアだ。バットレスが雨で延期になって、じくじたる思いでいたが、その宿願が終わったらもうハムフェア=夏の終わりがやってきた感じだ。ともあれ、今年もSAGAMI-NETにてブースを出すことができたので、早起きをして会場に向かった。
 今年は、「デジタルATVのデモ」と「5Ghzハンディ機」においた。デジタルATVは、送信するカメラの前で手を動かすと、画面に1秒くらい遅れて動きが出るので、「おっ、本当にデジタルだ」という実感を持ってもらおう、と考えた。大分から各地に広がってきているのだが、どうも関東では、DATVはなかなか広がらない。でも、現物を見たかったという方や、「おっ、本当にデジタルか」と眺めて、指を動かしては「フーン」とやっていく方が多くみられた。
 一方の5Ghzハンディ機は、JA0DFR浅妻さんが制作された小型TRVとアルインコのカード型ハンディ機を一体化したものだ。組み合わせただけじゃん…と言われればその通りだが、一帯でワンタッチ運用できることに意味がある。

 さて、準備したら早くも開場だ。なんだか今日は人出が多いぞ。・・・しばらくして会場を見回ったが、今年はD&Dの沖縄勢が来ていないようだ。YAMA会、MWAC、関西マイクロ、京都マイクロ、神奈川マイクロ JA-EMEなどを一通り見てから、他のブースも眺めた。業者のブースで、簡易気象観測キット一式30K円というのがあり、気をひいたが「だって、設置場所が難しいじゃん」と思いとどまった。この他には、FT290/690/790R完動品三台で40K円というも見つけたが、今更三台もいらないので、「290あたりの安いのがないかなぁ」と見て歩いた。(改造用親機だ)あまりピンと来るものがないか、財布とあわないので、11G-PLL-OSCを買った程度でいつも最後に買う国労ラーメンを一日目に買ってきた。

 ブースに来られた方と話していたら、「2.4Ghhzを作ったが、まだQSOしていない」という。「どんなのですか」と聞いてびっくりした。なんと出てきたのは、右下のハンディ機。スタンダードのハンディではないか。この中のモジュールなどを取り去り、ワンチップのICを使ってトランスバーターを自作して組み込んだ、という。製作者は、JH6HHK崎山さんだ。2.4Gは持ってきていなかったので、「明日、持ってきますから、できたら鳴き合わせしましょう。」と話した。
 夜はマイクロミーティングも予定されていたが、子連れだったので、残念ながら参加できなかった。

8/23 今日も朝から天気が良い。会場に到着してまず「水」を一本。ああ、今日でおしまいだなぁ。今日は人出が少なく、ゆっくりと話したり、遊んだりできそうだ。崎山さんも途中で来られて、無事に2.4Gの泣き合わせをすることができた。「次は5.6Gを作る」との意気込みで、すばらしい腕に今後が楽しみだ。
 15:00からは、関東UHFコンテストの表彰式があった。考えたら、関東UHFコンテストは2月の連休にからむので、たいてい山に行っていて、あまり参加できていない。5.6G1位をいただいた。でも、この記念メダル、どこに置こうかな。落としたら割れそうだし、困ったな。

 最後にホタルの光と共に今年のハムフェアも終わった。来年も同じ会場で実施する、とアナウンスがあった。来年も参加できるといいなぁ。