が、コンテスト用のZLOGにもCQマシン機能があるし、HAMLOGにもCQマシン機能はついていますが、以下の難点がありました。
ZLOGの場合・・・
ハードバリバリたたいているプログラムなのでしょう。WIN−NT/2000系は非対応で、さらにUSBでつないだシリアルポートは認識しません。(我が家のVAIO君でやりたかったのです。)
HAMLOGの場合・・・
リグコントロールの一貫としてのCQマシンのようなので、(私の誤解かな??)非対応のRIGでは使いにくい。
で、WINDOWSの利点(小さなプログラムを同時に使える)を活かした本プログラムの登場となるわけです。
このCQマシンプログラムは、SSTV用(PSK31etc)のインターフェースをそのまま用いて、パソコンに録音したWAVファイルを使ってCQ(でなくてもいいのですが)を出すものです。送受信の切り替えには、パソコンの指定されたシリアルインターフェース(RS232C)を用います。DTR/STRを同時にON/OFFしていますので、たいていのシリアルインターフェースには使えると思います。また、WINAPIを使って制御していますので、我が家で確認した限りでは、USB−シリアルインターフェースにつないだシリアルスイッチでも使うことができました。
*なお、作者についてはWEB−PAGE http://www.woodstream.gr.jp/~js1css/ をご覧下さい。
1.基本動作
・CQ.WAVを指定された時間間隔で読み出して再生し、その間、指定されたシリアルポートのDTR/STRをオンにします。
・再生中に ESCキーを押すか、STOPを押せば、再生は止まり送信もOFFとなります。
・PTTボタンを押すと、その間だけ送信します。
*注意点 時間の間隔は送信待機時間です。
2.インストール方法
特別なことはいりません。
(1)ディレクトリ(フォルダ)を作成する。 ex C:\PROGRAM\CQM など
(2)このフォルダ内でアーカイブを解凍する。
(3)ショートカットをデスクトップ等に作成する。
(4)ショートカットのプロパティをあけて、オプションとしてシリアルポートを指定する。この時、存在しないポートを指定すると起動しないので、要注意。
(5)次に「サウンドレコーダー」を起動して、CQを録音する。ちなみに「プログラム−アクセサリ−エンタティメント−サウンドレコーダー」(WIN98の場合)にありました。録音するCQは、30秒程度がよいだろう。何度か再生してみて、満足できたら、これを先ほどのフォルダーにCQ.WAVという名前で保存する。
(6)あとはソフトを起動すると、こんな感じの画面になる・・で、録音したファイルを指定してやります。秒数の表示はWAVファイルの長さにより違います。
(7)SINGLE−TXを押すと、こんな感じで動き出す。シリアルインターフェースにアダプタがついていれば、送信するはずだ。
(8)AUTOを押すと、指定秒数ごとにCQ.WAVを再生してくれます。待機している間は、「PLAY」が「WAIT」とかわります。待機中にもESCを押せば、止まります。
(9)削除するには・・・ディレクトリごと消してください。それだけです。
3.DOWN−LOAD
どうぞ、こちらからDOWN−LOADして使ってくださいませ。ただし、もちろん無保証・ノーサポートが原則です。ソースも入っていますので、工夫された方はぜひお知らせ下さい。再配布する場合も、原作者の著作権にはご留意下さい。
謝辞
TNX JS1CSS なにしろ、数年ぶりにVB4を再インストールしたら、COMコンポーネントのインストール方法は忘れているし、これってどう使うの??状態。どうやったらいいかなぁ、とSAGAMI−NETで聞いたら、教えるより作った方が早いからか、作っていただけました。
また、このCQマシンで使えるインターフェースについて、次のURLにて紹介されています。ご参照下さい。