魔の一週間・・・

10月14日(水曜日) 前夜のBIOS消失事件。うーん、これはどうした事か、と思案するが、よい方法はない。が、救いの神があるもので、「FLASHの手持ちがあるから、ファームがあれば焼いてあげよう」との助けの神のお言葉が・・・。
 で、それを準備しつつ考えていたら、考え付いた新しい回避手段!!

そうだ、KUMA−6号を投入してみよう!!

 

 

10月15日(木曜日) 昨日・今日と二日は、お仕事で午後は出張できるようにしてあった。が、私は相手方の都合で、昨日、全てを回ってしまった。さてさて、では夕方からKUMA-6の改造にとりかかろう!!
 KUMA-6は、秋葉散策で手に入れた「千円のFMVマザー」を「お茶会でもらったフルタワーに入れた」というマシンである。とりあえず、OSはNTが入っているのだが、下駄をセットしてK6−300で動かしてみた。
 するとBIOSの設定を求める画面は出たが、それを終えると、ちゃんとNTが起動するではないか。デュアルブートの95も大丈夫だ。
 そこで、KUMA−1のパーツを全部KUMA−6に引越しをする事にした。HDDを移設。SCSIもCD−Rも・・・・・。結構、でかい規模の作業である。でも、2時間ほどで工程が完成した。で、起動すると・・・PCIバスの設定がタコなのが問題だが、とりあえず、カードを徐々にさしていっていろいろいじっていたら動き出した。
 これがまた早いんだな。うしし、である。

10月16日(金曜日) 今日は復活したNEW−KUMA-1でテレビを眺める。で、キャプチャしてみたりしてパワーを楽しんだ。ふふふ、これで全てはシナリオ通りに進むだろう・・・・という事で寝た。

10月17日(土曜日) 今日はキャプチャするためにビデオを一本借りてきた。さーて、見ようかな、と思ってNEW−KUMA−1をスイッチON!!した。
 が、BIOSを読んだ所で止まってしまった。なんでだろ・・といろいろやったが、どうやってもHDDを読みにいかない。いろいろやってみると、HDDを外しても、HDDがついていると認識している。これはどうもI/Oインターフェースが壊れているらしい。

うーん、よく壊れる週だ!!

 で、悲惨だぁ、とあちこちにメールを出したら、OIRさんという救いの神から電話があり、HOT553のFLASHを届けて下さる、と言われる。万歳して、ケースをあけてHOT553を今度はKUMA−6に入れて待ち受ける。
 到着したFLASHはP28FX010なのだが、入れるとピッと起動した。万歳!!MB復活だ。12V版の最新BIOSで起動した。
 次に再び下駄を入れてみる。が、これもやはり起動すると−S 16Mと出てしまって安定しない。

うーん。やはりこれは新しいMBを入れるしかないぞ

10月18日(日曜日) 昼に「新装開店」のお好み焼き屋に行った後、町田のV−CLUBに行く。MVP3のマザーは多いのだが、これだとBT848が駄目だった事があるので、別のMBを物色する。
 で、買ったのが

GIGA-BYTEのGA-5SGM100

。SiSのチップセットで、SUPER7対応をうたっていた。なにがよいかと言うと、ISA2本 PCI4本が同時に使えるのだ。なにぶん、最近のMBには、何か敵でもあるのかと思うほど、スロットがついていない。これではLAN/SOUND/SCSI/VGA/MODEM 等が同時にさせないのだ。で、このMBの場合、ISA2本とPCIの間にBIOSのFLASHが載っており、両方が同時に使えるように配置されている。
 それとPC−100対応のDIMMを買うと、27Kとなった。なんの事はない。SLOT1でも総経費はかわらなかったような感じである。トホホホホ。

 でも、とにかく持ち帰ってMB交換を始める。なにせ、一週間で三度の交換をしているので、手さばきは鮮やか(?)である。一時間もかからずに交換は終った。
 さて、再起動!!もちろん、100Mで3倍設定にしてある。
 が、WIN95で起動すると、何やらエラーが出る。うーん。なんだこれは・・・。どうもベースクロックが100Mだとうまく動かないみたいだ、と気が付いて、83Mにしたがこれでも同じである。66M4.5倍にしてみたらちゃんと起動した。しかし、これでは何のためのPC−100だかわかんないではないか!!

 で夕方にFW−NETのお茶会があったので、OIRさんにきいてみた。

「SiSは正式には100Mに対応していない」

というのが結論である。しかし、そりゃあないよね。SGM100とうたって、マニュアルは100M対応と書いてあるじゃないの・・。詐欺みたいなものだね。公正取引委員会に訴えてやろうかいな。GIGA-BYTE

 でも、ともかくこれで使うことにして、いじってみたら75M4倍までは大丈夫である事がわかった。でもねぇ、これじゃ何のためのMBだかねぇ。・・・・・

*ちなみにその後、すぐにこのMBについての記述がGIGA−BYTEのHPから消えていたようである。