腐ってもAGP

7月28日(火曜日) 夏休みと言っても仕事にだいたい出ているのだが、今日は帰りにパルテックに寄ってしまった。AGPのビデオカードというのが今日の眼目なのだ。だいたいPCIバスが一杯になってくると、これ以上の増設が出来ない。それでは何のためのPCだか分かったものではない。(?!)

 で、安いAGPはないかな・・・という事で探しに来たのだ。するとあった・・・・。SG200Aという奴だ。S3−VIRGE−GX2−4Mで6K円、しかもTV−OUT付きだ。うむうむ、ステルス3D−3000と似たようなものだろう。で、例の一割引で買ってかえった。
 さてさて、さっそくK6−300のケースを開けて、取り付ける。が、ここからが難航した。3D−3000をはずすと何も画面が出ないのだ。認識してもVGAとなってしまい、ドライバを入れると今度は再起動でリセットがかかってしまう。しかも、BIOSの設定画面もAGPだけでは出ない。仕方がないWIN98の再インストールしてみようか・・・。

 うーん、はまってしまった。
 
 数時間の格闘の後に次のような事が分かった。

 まず、DRAMをAGPクロックに同期させた。これでBIOS画面が出た。どうしてクロック90Mのマシンで60MでもってDRAMを動かすのだ。もったいない・・・が動かないではダメダ。
 そして、なんとかサウンドカードをはずすと再起動して画面が出る事が分かった。どこかがあたっているらしい。困った物だ。PnPなのだが・・・。いろいろやっても駄目なので、なんでだ・・と不思議だったが、PCIバスの違うスロットにこのサウンドカードを差したらちゃんと動いた。どうもPnPとはそういうものらしい。だからジャンパーのついてないカードは嫌いだ!!
 さらに、LANが動かない。困った。これも数時間の格闘の末に、IRQを全部9に重ねたらちゃんと動いた。
 で動かしたが、どうも遅くなった。メモリーが60M駆動ではあたりまえだ。なんなんだ、AGP!!

 が、数日後、これを再びCPUクロックに同期させた所、ちゃんと動くことが判明した。結局、あれもこれもあっていたために動作しなかったらしいのだ。こうなるとPnPのカードはやっかいだ。AGPを入れる方は、最初から入れるようにした方が良いだろう。えっ、そんなの常識!? そりゃあどうも失礼!!