イモ煮会にありがとう・・・

11月5日 朝、5時頃に目覚める。今日は休みなのだが、なんと言っても、大利根グループのイモ煮会にでかけるのだ。多分、一年で一番早く起きる休日が、 このイモ煮会の日かも知れない。でも、この日にはそれを上回る刺激と収穫がある。
 今年は、武蔵浦和まで行って、横山さんに拾ってもらった。なにせ、会場のカスリーン公園は、駅からははてなく遠いのだ。いつもどなたかに拾ってもらって いる。
 さて、去年から始まった利根川の堤防拡張工事が続いていて、カスリーン公園は碑だけを残して施設が撤去され、中には入れないい状況だった。それでも、河 川敷にあるグライダー飛行場(?)の方に下った所にて、いつも通りのジャンク大バザールやら芋煮会が始まった。天候は晴れて半そででも暑くてたまらない。 いやはや、本当に11月なのかねぇ??  今年の参加者もたくさんだったが、中でもはるばる富山県・高岡市から車を飛ばしてJH9CFT 長谷OMが参加されていた。OMは、77Ghzのテスト手に見えたようにお見受けした。
 で、開始前にOMから「47Gあるかな」と言われて、持参したセットを出したのだが、さて、私のじゃじゃ馬47G は、スイッチを入れてもウンともスンとも反応が全くない。だめだこりゃ・・・と思いつつ、ダメモトでセットを逆さにして、振ってみた。すると、あら不思 議、死んでいたスタンバイも動き出した。ハンディ機で局発の内部スプリアスも聞こえる。これなら・・・という事で、JA1QOR/1 JH9CFT/1と近距離交信をした。

 さて、ここでイモ煮会の本番となる。今回は、最初に有本さんのすばらしい手打ち蕎麦がふるまわれた。いつもながら本当においしい。毎年、玄人顔負けの腕 になっていく。・・・という事で、蕎麦をついつい食べすぎた。さらに、芋煮鍋の方も「きのこが今年はなかった」とのお話だったが、いつもながらおいしく、 二杯もいただき、腹がはちきれてしまいそうだった。

 その後、大平山との間でマイクロ波の実験が始まった。移動先からの47Gの電波は、100mWも出ているらしく、強力でみなさん次々と交信していく。で も、私のポンコツセットと16cm鍋蓋では、21.8Kmは無理だよなぁ・・・と思っていたら、なんと聞こえる。強い・・・。でも、推定出力-20dBm では駄目だろう・・・と思った。でも、ダメモトと最後に回していただいたら、MY 41 HIS 59にて拾っていただけた。なんと、21Km 47G交信ができた。もちろん、強力な相手の設備があってこその事だ。でも、「声が届かない場所と交信」したのは47Gでは初めてとなった。うれしい なぁ・・。
 その後、河原では77G 135Gと実験が進んだが、私たちは途中で失礼してきました。みなさんとミニストップで一服してから大宮まで送っていただき、列車に乗り込むと、ニコニコ と喜びが沸いてくる。気がついたら、今年は47歳なので、やっぱり47Gをなんとか固定にもあげなくては・・・と気持ちを新たにしたイモ煮会だった。
  イモ煮会を準備された実行委員会のみなさん、車ではこんでくれた横山さん、どうもありがとうございました。