このコーナーでは、みなさんから寄せられたベストの作品の感想を載せています。


【2000年1月〜12月までに見た作品の感想です】
   
あべべの感想です

「ひみつの花園」

 西田尚美ちゃん、かわいい!!それ程、期待していなかったのが良かったのか、とても痛快で 笑えたしスッキリしました。あんな風にいつも何かに夢中になっていたいなぁと思いました。夢中で頑張ると運は、開ける!



「八月のクリスマス」

 穏やかで 淡々としていて 切ない映画でした。お互い、とても思いやっているから 思い出だけで十分なんて、切ないけどきれいな恋愛だなと思います。相手役の女の子が無邪気だからこそ、よけい きれいな思い出のまま お互いの心の中に残るのだと思いました。人を思いやるって、こういう事なんだ、きっと。



「チャーリーズ・エンジェル」

 全くの娯楽として、本当に楽しめました。特にキャメロン・ディアスのキャラが可愛かった。まゆ毛を金色にして気合入っていたらしい。アクションシーンもお色気シーンもてんこ盛り。キャメロンは、必要以上に露出度満点です。でも、そんな気取らない所が魅力的ですね。もちろん、ドリューとルーシーもかっこ良いです。



「サイダーハウス・ルール」

 トビー君もかわいいけど、マイケル・ケインも良かった。愛情たっぷりのお父さんの顔をしていました。いろんな冒険をして 本当に大事なものって、案外 そばにある、愛情は愛情で返す事を教えてくれました。



「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」

 おやじ達 かっこいー!!その一言です。途中、一人一人自分の事を話す場面ですこし眠く なったけどカーネギーでのコンサートは、やっぱり素敵でした。一人一人の人生の重みがあったように思います。おやじがかっこいいと とても嬉しくなっちゃいます。



「ストレイト・ストーリー」

 主役を演じた俳優は、自殺したそうです。あんな素敵な映画に出たのに何故なんでしょう。 よくわからないけど、なんとなく役にダブってしまいます。最後、お兄さんに会う事が出来て、長い旅に出る事も出来て、思い残す事は、もうないと思ったのでしょうか。心温まる映画でした。お兄さんに会った時、長い間ケンカをしていたのに、無言で許し合える・・それが家族という事を改めて感じました。あんな素敵な旅、私もしてみたい。



「ナビィの恋」

 ちょうど、私が沖縄にはまっている時でした。赤い屋根もブーゲンビリアも沖縄音楽も全部懐かしく感じてうれしかった。おじいもおばあも一生懸命 恋をしてかわいい。尚美ちゃんの赤いワンピースもかわいい。あんな島に暮らせたら長生きもするだろうなぁ。いくつになっても、恋はしていたい。大事な人の幸せも願える人になりたいなぁと思える映画です。暖かい所って、明るくていいですね。カチャーシー楽しいよ!



「シュリ」

 『八月のクリスマス』とは、違うハン・ソッキュかっこいい!優しくて、強い人を演じていました。南北問題の深い所は、分らないかもしれないけど、愛する人に対する想いは、どこの国も同じだと思います。悲しい最後だけど、同じように苦しんでいる南北の人がいるかもしれないと思わされました。


「M:1−2」

 トム・クルーズの為にある映画ですね。でも楽しきゃ良いと思うので単純に楽しめました。スタントがほとんどなしと聞いていましたがトムは、とても頑張っていました。離婚にめげず頑張れ〜トム!



「運動靴と赤い金魚」

 日本は、豊かな国だから たった一足の運動靴なんて 使い捨てだと思います。でも、国が違うと そうじゃない所もある。妹のなくした靴も お父さんのたった一台のボロ自動車も お兄ちゃんの靴も全部生きて行く為に大事なものでした。妹の靴の為に マラソン大会で計算しながら走るお兄ちゃん、そんな気持ちを大切にするのが 基本なんだなぁ。人として。私が橋の下に靴を落してしまった時、兄ちゃんがおんぶして帰ってくれた事を思い出しました。





   
井原さんの感想です

「シュリ」

これはとにかく面白かったし、引き付けられました。今のハリウッド映画には無い、 「純朴」さが良かった。でもアクションは全然負けてない!



「グリーンマイル」

長さを感じさせない内容の濃さ。最後はちょっとかわいそうだけど、不正を働くヤツ はちゃんと死をもって裁かれているあたりで救われた様な気がします。



「イエローサブマリン」(DVD)

我が家にDVDが入ったので、やっとDVD版を見る事が出来ました。LDより遥かに鮮明な 画像、特典映像や絵コンテが見る事が出来、新しい発見がありました。今後はDVDで 映画を見たいと思わせてもらいました。



「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」

最近アジア映画を見る機会が増え(妻の影響であります)これは面白いというので見 ましたが、香港映画の持つ独特の雰囲気に加え、色々な場所にユーモアが盛り込まれ ていて、楽しめました。格闘モノはやっぱり本場!



「マーシャル・ロー」

キャストの豪華さの割りにはありふれたストーリーなので下位のランクです。もうひ とひねり欲しかった。バスの爆破シーンは圧巻ですが。



「シックス・センス」

話題になった映画ですが、ちょっと目を離すとストーリーがわかんなくなってしまう 位複雑に感じました。ブルース・ウイリスは器用な役者だなと思う1本でした。



「裸の銃を持つ男PART33 1/3」

シリーズ完結編だけど、やっぱりいつもの路線でイッてました(笑)パート1程の衝 撃はなかったけどしっかり笑わせてもらいました。



「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ」

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナのキャストが舞台をアメリカに移し、も っと派手なアクションを見せてくれました。バクチのシーンはかなり笑えました。



「インビジブル」

前評判の割りには正直イマイチという印象でした。でも透明人間になったらみんなや りたいことは一緒なんですねぇ・・・・CGはすごいと思いますよ。





   
CAMUSさんの感想です

「パルプ・フィクション」

最高のブラックコメディ−です。好き嫌いがつきそうです。




「白銀に燃えて」

結構、感動してしまいました。主役はパ−ティ−・デユ−クの息子




「フォ−・ル−ムス」

また、タランティ−ノ。ティム・ロビンスが面白い。




「インサイダ−」

2000年はラッセル・クロウ人気でしたね。社会の裏を描いた作品




「フルメタル・ジャケット」

前半の兵士育成は、マジにリアルです。『プラト−ン』、『地獄の黙示録』と並ぶ名作。



「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」

はっきり言ってドッキリです。でも、ドキュメントみたいで新鮮さがあった。




「独裁」

途中退屈なところもありますが、笑えるとこもあって良作だと思う。最後の演説は、ちょっと胸うたれました。



「ラヂオの時間」

キャラクタ−の一人一人に個性があって面白い。ギャグもいい。三谷さんの作品は好きです。


「運動靴と赤い金魚」

かなしい映画です。日本は恵まれていると改めて思いま した。




「フロムダスクティルド−ン」

スト−リ−はめちゃくちゃですが、テンポが良い。




「ドグマ」・・ギャグは面白いんだけど、ストーリーはちょっと・・・。
「アメリカンビューティー」・・ 自分が社会に出てないせいか、期待してたよりはあまり・・。
「グラディエーター」・・ 迫力もあり、雰囲気もある。が、ちょっとリアルさに欠けた。






   
今井さんの感想です

「マトリックス」

コメディじゃないのに、結構笑えました。何故なら、“ちょっと やりすぎ?”でも、早く続きが観たくて、今でも信じられないアクションだったのに救世主に目覚めた彼は・・・・と、思うと とても楽しみです。



「エネミー・オブ・アメリカ」

結構ドキ2ハラ2しました。それに相手役のおじいさん(名前忘れてゴメンナサイ)、なんだかんだ言っても いー奴じゃん。

   ※「おじいさん」・・ジーン・ハックマンです。by たら



「グリーンマイル」

最初から最後まで とても複雑な心境でした。この映画は、なんと言うか観た人にしか分らない、そんな感じですね。いろんな感想が出てきそう。



「シックス・センス」

子役の子が とてもかわい〜い。ホラー映画がキライなので(これは、ホラーじゃないけど)期待してなかったけど、これは、楽しく観れました。観てない人には、教えないで下さい



「ラッシュアワー」

やっぱり、ジャッキーは、いいですね。また今回のパートナーも良かった。最後の方で2人が歌を歌うんだけど、そのシーンがとてもキュート(えっ彼は、中国語話せるの?)。



「娼婦ベロニカ」

衣裳とかすごいですね。あと女の人は、強いなと思いました。




「ホーリーマン」

人は、お金や名誉ではな〜い!!ハートですよ。




「エバー・アフター」

シンデレラ姫の続きだと思って借りたのに、ちょっと期待ハズレ。




「ベスト・フレンズ・ウェディング」

なんか、ウソを付きたくなる気持ちがわかるなぁと思い、今どきの映画だったので9位にしました。



「アリーmy Love」

笑える。




「M:i−2」・・観てないけど 観たかった。だから一言、言わせて下さい!
 「ミッション:インポッシブル〜!! ビデオが出たら、即借りるんだぁぁ〜!!」





   
ASさんの感想です

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

この映画に関しては語るべき言葉すら見つからない。 劇場という空間が、決して日常の延長線上ではない、と久しぶりに感じた作品で ある。



「どら平太」

日本映画におけるエンターテイメントはこうでなくちゃいけない、とゆー 本当に、久しぶりに「面白い」と素直に云える時代劇。 でも、役所広司、ヒーローすぎるってば。



「遠い空の向こうに」

後にNASAのエンジニアになった少年の夢を実現しようとする想い。 その真っ直ぐさにただ泣いてしまったASさん。



「さくや妖怪伝」

特撮マニアのASさんが喜々として2度も劇場に足を運んだ怪作。 平成ガメラシリーズの原口&樋口コンビに拍手。 ASさん的には、裏ベスト1という噂も。



「雨あがる」

とても柔らかく優しい時代劇である。 オープニングの雨のシーンで「赤ひげ」を思いだし、それだけで胸がいっぱいに なってしまったASさん。 ある意味「どら平太」の対局に位置する作品。



「グリーン・デスティニー」

武侠映画の筈なのに、主役の大御所2人(チョウ・ユンファとミシェール・ヨー) が完全にチャン・ツィイーに食われてるぞ、おい。と思わず突っ込んでしまった ASさん。斬新なアクションを見せてくれました。



「アイアン・ジャイアント」

まだまだ心はお子ちゃまなASさんとしては、こういうアメリカナイズなアニメ はいいですね。 これも泣きました、となんだか泣いてばかりのASさん。



「ジュブナイル」

子供向けだよねー、とかいいつつ、特撮使ってたりするとやっぱり観てるASさ ん。特撮のことは云うまい、金が絡むとアメリカには勝てん。 でも、こういう話は好きです。



「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」


ASさんがドラマ版を好きだという事実を置いておいても、ますますヒートアッ プする悪のり感といい、シリーズ最大のトリックといい、出来は上々。 でも、刑事もので時空がゆがむのはあんまりだと思うぞ。



「エクソシスト ディレクターズカット版」

恐いのが苦手なASさんとしては、昔、そういいながらやっぱりテレビで観てた んですが、「あの恐怖感をもう一度」と意を決して、恐る恐る劇場へ。 20年経ったら意外にしっかりした人間ドラマでした。





   
清水さんの感想です

「プライベート・ライアン」

どの場面も迫力があってどきどきした.子どもの頃,コンバット を観て,ドキドキの場面が今でもはっきり思い出せるくらいなのだ が,それにも匹敵するくらいだった。トム・ハンクスは一作一作確 実に力がついていって安心してみてしまう,味のある人だ。始めの 上陸の戦闘シーンはとても,息がつけるようなものではなかった。 今から30年も前に見た,「戦争と人間」を思い出してしまったし, いろいろなものが頭の中にでてきた。



「ネル」

どんな役でも確実にこなす。自然の中の彼女はとても生き生きし ていた.無心な,人を裏ぎることを知らないネルは社会の中では1 人では生きていけないけれど、我等が忘れてしまったものを持って いる。守っている人たちはたいへんだろう。けれど,大切なことな んだよなあ。



「パッチ・アダムス」

こんな医者がたくさんいたら良いのになあ。医者でも,教員でも ユーモアのない人が多いような気がします。どんな学生時代を過ご してきたんだろう。ボランティアとか、人と接してきたのだろうか と疑いをかけたくなるような人を見るにつけ,ロビン・ウィリアム スのような人物がたくさんいるといいなあ.と思うのは、わたしだ けでしょうか。「奇蹟の輝き」も、凝っていて素敵でしたがこれに しました。



「ショーシャンクの空に」

ティム・ロビンスはこの作品で知りましたので、「未来は今」 「隣人は静かに笑う」も良かったのですが、留置場からスプーンで 壁を何年もかけて掘り、掘りそして脱走するという気の長いストー リーが気に入りました。 気になる役者さんです



「M:i−2」

1の方はドキッ・ヒヤリがたくさんあって楽しみましたから、2の 方もとても楽しみにしてみました。冒頭のロック・クライミングは 気持ちよさそうでしたし、オートバイのシーンもとっても好きで す。一段と、トムがかっこ良く見えました。彼は身長はあまり高く ないのに、いつも、存在感があって、不思議な感じのする人です。 はらはら、ドキドキのシーンが合う人です。 スカッとして帰ってきました。



「シティ・オブ・エンジェル」

いつもは明るい、メグ・ライアンがシリアスなドクター役で、動 き回ることの多いニコラス・ケイジが静かな天使でいつもとは違う キャスティングが面白かった。せっかく天使を辞めたのに、メグが 事故に遭っていなくなってしまうなんてとてもかわいそうでした。



「レインメーカー」

マッド・ディモンの作品は今のところみな好きです。とても、青 春を感じます。世代が移っても、正義の人が増えないのはどうして なんだろう。 人間は進歩していないのだろうか。私はいつも、思っています。 法律家、政治家は法律屋・政治屋になってほしくないです.そんな ことを考えながら観たのでした。



「アイリスの手紙」

文字を知らない中年の役をロバート・デニーロが、文字を教える のは、メリル・ストリープです。覚えようとする一生懸命さがなん とも母性をくすぐりました。



「ライフ・イズ・ビューティフル」


大戦下のことで暗いのですが、子どもの目から、お父さんが一番 であるというところが、描かれていました。シャイな作品でした。



「レッドコーナー 北京のふたり」

拷問されたり、独房に入れられたり、無実でも罠にかかると怖い もんだな。世の中にはこんなことがいっぱいあるんだろうなと思い ながら何回も観ました。オータム・イン・ニューヨークでは、景色 はきれいだったけれど、キャストには向いていなかったようでした が、「北京の二人」はよかったです。





   
酒即是吐さんの感想です
「どら平太」

役所公司は紋付き袴よりもやくざ役の方が似合うのではないか? 「痛快」「愉快」「豪快」のキャッチフレーズの通りで笑わせて貰った。 片岡鶴太郎との息もぴったり。勧善懲悪モノというと、「大岡越前」「水戸黄門」のようにワンパターンが多いが、この作品は結末を予想させてくれなかった。



「梟の城」

CG を使って壮大なスケールで描かれていたが、水中戦や大阪城の大屋根での会談、絶景をめでながらあんな高いところ で昔話とは恐ろしい。 芝居小屋等の風俗もしっかりと描かれていて良かった。 映画のストーリーとは別に楽しめる作品であったと思う。 上川隆也と鶴田真由は正月時代劇の『宮本武蔵』でお目にかかったが、時代劇に十分対応しうる俳優として期待でき る。 ところで、五平(上川隆也)は大阪城の大屋根から飛び降りて足が折れないのか?



「雨あがる」

最後は非常に晴れ晴れとした気持ちになって劇場を後にした。 これほど感想が言葉にできなかった作品は気持ちよくて誠に有り難い限りである。 最後のシーンは間に合ってくれと思わず祈ってしまった。 永井和泉守(三船史郎)が池に落ちたシーンは思わず吹き出してしまった。



「新撰組」

『どら平太』と同じく市川山昆監督。 原作(黒鉄ヒロシ作)を切り抜いた面白い作品。 紙芝居とも、人形劇とも違った、楽しさがあった。 人がやるでも無し、人形でもないので、登場人物に表情が非常に豊かであった。 基本は白黒だが、流血は赤、これがものすごくリアルに感じられた。 声の出演者、中村敦夫、中井貴一はつい先頃「梟の城」でお目にかかったばかり、うじきつよし、石倉三郎、石橋蓮司、岸田今日子は『どら平太』でお目にかかった。



「ホワイトアウト」

完全に圧倒された。 黒部ダムの本当に寒そうな映像は、心なしか映画館内が寒く感じられたほど、飲み込まれてしまった。 『梟の城』とは違う、実写によるスケールのでかさは計り知れない。 撮影自体も命がけだったとかで、死の危険がありありと感じられた。
「雨あがる」

最後は非常に晴れ晴れとした気持ちになって劇場を後にした。 これほど感想が言葉にできなかった作品は気持ちよくて誠に有り難い限りである。 最後のシーンは間に合ってくれと思わず祈ってしまった。 永井和泉守(三船史郎)が池に落ちたシーンは思わず吹き出してしまった。



「マトリックス」

見終えたとき、自分も、空想を観させられているだけなのか?と思ってしまった。 出演者はこの映画のために特別のトレーニングを積んだとか、格闘シーンはリアリティが感じられた。 A.SMITHが死んだかと思うとすぐ復活してきた、地下鉄のシーンが一番面白かった。



「シビル・アクション」

ノンフィクション。 ストーリーの中で変化を遂げていく主人公の信条がうまく出ていた。 主人公ジャン・シュリクトマン(俳優=ジョン・トラボルタ)は、今も、活躍中だそうで、 生きてる人を演じるのは大変だな、なんて・・・。 ジョン・トラボルタは初めてだったが、今後も期待できそうな俳優だ。 積極的に観ていこう。



「御法度」

ホモ。衆道。武士支配の時代では普通のことだったらしいが、はっきりと表されると、う〜ん。 主人公に連ねて、血なまぐささ、苦楽妖しい雰囲気、それに合わせたような、黒い隊服、これだけで、この作品は存在する、ような・・・。不気味さ・・・。妖しかった。



「スリーピー・ホロウ」

怖かった。首無し騎士役のレイ・パークを注目してしまった。 あれほどの役は、やはり、ダース・モール(スター・ウォーズ ファントムメナス)を見事にこなした彼ほどの使い手でなければこなせないのかも知れない。 今後は、レイ・パークがもっと出てくるといいな。





   
Show-Heyさんの感想です

「狂わせたいの」

最高です。ここまで馬鹿1点にこだわって作られた映画を他に 知りません。スタッフの心意気にも拍手。エライ。



「発狂する唇」

他の映画ではテーマにできないような、できても客観 的にしか語られない事をよくぞここまでふざけて詰め込んだ。エライ。



「がんばっていきまっしょい」

田中麗奈がかわいいだけでなく、随分と見なくなった青春一本やり映画。この心を忘れた邦画はいけない。思い出せ。



「月光の囁き」

裏がんばっていきまっしょい。性に目覚める青春にはこういう形も当然あるんではないか?書き切った事事体に拍手。



「放射能X」

モンスターパニックの大傑作。ワイヤーだけであの動きを実現させるのは並みではない。エイリアン2の素に元になった程の大傑作。



「DRAG GARDEN」

スタイリッシュを極めた作品だと思う。ストーリーには薄さが感じられるけども、それを補って余り有る映像美。人物の魅力爆発。



「スターシップ・トゥルーパーズ」

ヴァーホーベンの最高傑作。虫対人間の脳内麻薬爆発の衝撃。虫版プライベートライアン。



「ナビィの恋」

沖縄映画の戦争のイメージを払拭する程の作品。一つのドラマとしてもすぐれてる。映像美にうなる。



「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」

ティム・バートンのセンスが最大に生かされた作品。ジャックは人形にしておくには勿体無い男前。



「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター」

リー・リンチェイの格闘映画の中で最高の出来。いやがおうにも熱い。






   
そーえさんの感想です

「シックス・デイ」

先の展開が全く見えない脚本の妙に脱帽。ブルース・ウィリスは勿論 ハーレイ君の演技は素晴らしかったです。



「カーラの結婚宣言」

アメリカン・ゴシックを見たときからずっと似ていると思っていた ジュリエット・ルイスとサラ・ポールソンの共演。芸の細かさというか 各エピソードのきめ細かさは流石ゲイリー・マーシャル監督です。



「ファイト・クラブ」

奇抜な物語、不思議な友情。映像として非常に生々しく、目を背けて しまいそうになりますが、それを超越するとこの良さが分かるような 気します。



「ヒマラヤ杉に降る雪」

少々フラッシュバックシーンが多用してある感じは受けますが、全て 無理のない構成の仕方でした。工藤夕貴の演技も良かったですね。



「フェイス/オフ」

一体何度この映画見ているのでしょうか(^^; 飽きの来ない映像のマジックと、計算されすぎた脚本がたまりません。






   
高橋さんの感想です

「グリーンマイル」

もう恥ずかしくなる位、泣けてしまいましたが、良かったです。本当に、映画館でも観て良かったと思いました。でも 恥ずかしかった〜〜〜。これがスティブン・キングだよーと、彼のメッセージがちゃんと伝わってると思う・・エラソーだけど。エラソーついでに もうちょっと語らせていただきます。オイラは、小説家としての彼が かなり好きな作家なので(ホラー作家じゃないんです、決して)、彼は、人間の業の深さを強く表現するから 恐怖小説になってしまうのでは と思ってます。だけど、人は神様じゃないから 人の領域をこえちゃうと こんな事が起ってしまうよ という様な事を書いたのが 例えば『ペット・セメタリー』であり『グリーンマイル』なんじゃないでしょうかね。だから『グリーンマイル』のラストは、あーゆー形で終るのが スティーブン・キングの世界なのだろうと 私、勝手に思ってます。でも、やはり、おとぎ話とも言える内容を映像にして きちんと観せてくれるんだから俳優さん達も良かったんだよね。あの黒人さん(名前覚えてなくてゴメンなさい)脇を固めた人達も それにこの映画には、やはりトム・ハンクス樣!素晴らしかったです。あの トイレで少しずつ表情が変わっていくシーンなんか もうトム・ハンクスならでは!と、思うのは、オイラだけでしょうか?ちょっと、熱く語りすぎましたが、きっと反論もあるだろうなぁ・・・。でも、同じ様に感じた人がいたら うれしいですね。

   ※「黒人さん」・・マイケル・クラーク・ダンカンという役者さんでした。by たら



「カラー・オブ・ハート」

映像が・・というか、色がきれいでしたねー。モノクロの画面から 少しずつ少しずつカラーが入ってくる所とか もう画面にクギづけになっちゃいました。あの公園の雨上がりのシーンとか。普段は、もちろん色付きの世界にいるんだけど 改めて、こんなきれいな世界に住んでいるんだ・・なんて 変に感動してしまったりして、お話もワタクシこーゆーの好きです。消防士さん達のシーン笑えます。「火事」だと動けないんだけど「猫」だと慌てて出動しちゃう所は、笑わせて頂きました。あ、笑えると言えば、お母さん役の人、娘に色々教えてもらって 目をシロクロさせているシーンも良いですね。お父さん役の人も(『ファーゴ』にも出ていた、スポック博士のような耳の人)味があるし、トビー・マグワイヤも可愛かったです。ちょこっとシニカルで でも笑えて 少し心温まる映画です。観てない方いらっしゃいましたら、あんまり大作(アクションでも感動ものでも)を観たくない気分の時、是非どうぞ!オススメです。

   ※「お父さん」・・ウィリアム・H・メイシーという役者さんでした。by たら


「シックス・センス」

イヤイヤ、最後に あーくるとは思わなかったので、もう「やられた〜!」と思いました。・・・が、私だけでしょうかね、見事に騙されたのは。それに あの男の子は、ムチャクチャ可愛かったよ。公開前にインタビューで「ブルースは、すごいよ。ボクの良い所をどんどん引き出してくれる」とか何とか 小さいくせに大きなイスに大物みたいに座って、こまっしゃくれた事を言っているのを聞いていたから 最初はフンッと思っていたんだけどね。途中から もうすっかり感情移入しちゃってました。お恥ずかしい・・(^^;) それと、思っていたよりブルース・ウィルスがハマリ役でしたよね。あの役は、ニコラス・ケイジだと、う〜ん・・男の色気があり過ぎだし、ショーン・コネリー樣でもない、ハリソン・フォードあたりは、女の子なら合うけど 男の子とは 合わないなー・・等々、あの枯れた様なオッサン臭さがピッタリしてました。ストーリーも色々伏線あるし、最後になるほど〜と納得出来る面白さがあると思います。



「ディアボロス」

アル・パチーノが良い!ハマリ役です。クセのある役であればあるほど良いのですね。キアヌ・リーブスも オイラは『スピード』でも『マトリックス』でも あんまり惹かれる事はなかった(ファンの方には、ゴメンなさい)のですが これは中々 良かったなぁ。でも、きっとアル・パチーノのクセの強さの対局にいる役だからなのでしょう、きっと・・(ますます ゴメンなさい)
 この映画は、話の内容ではなく アル・パチーノの魅力を存分に味わいましょう。あ、キアヌファンの方は、キアヌ・リーブスの魅力を味わって下さい。中々、ステキでしたよね(本当にゴメンなさい)。



「バーディ」

なんだか ジィーンとしてしまいましたね、この映画。男同士の友情モノには弱いですからね、オイラ。でも それをヌキにしても ニコラス・ケイジのあの一生懸命さに皆ホロリとさせられるハズ「お前がいなくては生きていけない」なんて言われたいよ オイラも(ニコラス・ケイジにね)きゃぁ〜
 最初の方のシーンでは、すぐ女をクドくし、もうエッチだし(おまけにチンピラだし)、「なんてこと」と思って観ていたんだけど、オイラの個人的感情をヌキにして観ると、いいお話しだなと思います。ちょっとハゲしいストーリーではありますが・・・。小説としても 読んだら クゥっ〜とくるだろうな、多分。何はともあれ、ニコラス・ケイジはうまいですよね、やっぱり。見続けるのが辛くなっちゃたりしましたもの、途中は。でも、観る価値ありです。




「ペギー・スーの結婚」

またもやニコラス・ケイジです。だって好きなんですもの!てへへ・・・・。この映画でのニコラスは、若くて 子供なくせに精一杯大人ぶっている役が もう可愛くって可愛くって こう何ていうか、背伸びして色気だそうとしちゃって・・・もうっーーー(本当の本人は、色気ムンムンなくせに)。『バーディ』は、観ていて ちょっとツラい時が結構あったんですが この映画は全然OK。あーでも ちょっとキャーキャー言い過ぎてうるさいと言われました。ストーリーの設定自体は、突拍子もない。でも昔の同級生と会って「昔は良かったー」とか「前にあんなにかっこ良かったのに」「前はダサダサだったのに、今こんなに変わるなんて・・」なんて現実でも すごく感じたりするし、もし やり直せたら・・なんて考えたりする事、実際あるから(あくまで想像上だけど)最終的な結末があーゆー風になってくれて ホッとしました。だって、やっぱり後悔ばっかりだったら後味悪いもの。自分で選んだんだから、ねぇ。でも、きっとこの映画、結婚していたり、彼氏いたりしたら また違う気分で観るんでしょうけどね。たはは・・。いーのだ、ニコラスは、かっこいーから。



「ファーゴ」

オイラは、本来はこの手の映画は苦手なんですけどね。CATVだから、観た様なものでビデオでは、多分借りないだろうし、ましてや映画館なんて・・と。でも、うまいですね、この映画。所々に小道具が すごーく効果的に映るストーリーは、結構淡々と進んでいくのに要所々々で ドキッとさせて 観てる人を引き付けていく感じ。だから あの婦人警官役のとぼけた感じの演技がすごく良かった。夫役の(『カラー・オブ・ハート』でもそうだったけど)情けない男、全開さも良ろしい。かっこいー俳優さんときれいな女優さんさえいれば 映画が出来る訳ではないのね・・と、しみじみ思いました。でも、この映画1人で観ないほうがいいと思う・・・。



「キルトに綴る愛」

私事ですが、この映画を観て おばーちゃんの事を思い出しました。女三姉妹、月に1、2度集まって ご飯食べたり、お茶飲んだりしながら おしゃべりしていた姿を。長く生きていると 良い事も嫌〜な事も色々あるけど、子供を産んで その子がまた子供を産んで、色々な事にきちんと向かい合って年を重ねて行く、そういう女にしか出来ない人生も素敵だなぁー。そういう年の取り方もアリだよねぇ・・なんて 母と話し合いました、一緒に見ながら。家で映画を観ると、こういう会話も出来るから、辞められません!酒も飲めるし、タバコも吸えるし、女の子は、この映画は、親子で観ると良いですよ。



「フォー・ウェディング」

ヒュー・グラントにちょっとだけ惚れちゃいました。てへっ。恋愛映画は、やはり苦手なのですが、これぐらいの軽さなら ◯マル。ある意味、傍迷惑な男と女(主役の)でしたが 兄弟の会話(会話と言って良いのか?)のシーンは、中々味のあるモノでしたね。ボコボコにされちゃうけど 最後にハッピーエンドなんて お約束過ぎますが なぜかケッ!とは、思わずに観られました。何がいいと言えばいいのか よく分りませんけど うまく説明出来る方、いらっしゃいましたら教えて下さい。何が良かったんでしょうね。でも、なぜか良かったです。。



「プーさんシリーズ」

“くまのプーさんフェスティバル”で上映された『プーさんとはちみつ』『プーさんとティガー』『プーさんと大あらし』を観ました。プーは、かわいい!!おバカでかわいい!!誰が何と言おうと プーが好き!!!!




「エネミー・オブ・アメリカ」・・だって、ウィル・スミスは、もっとかっこいーんだもん。
                『バガー・ヴァンスの伝説』期待してます。
「エントラップメント」・・ キャサリン・ゼタ=ジョーンズが憎たらしくてダメ。               いくらキレイだからって・・フンっ。               いいなぁ、ショーン・コネリーを誘惑出来て。
「グリッドロック」・・ ティム・ロスのへなちょこぶりが◯。






   
たらの感想です

「シュリ」

 多分、『八月のクリスマス』を観て、彼(ハン・ソッキュ)に出会わなければ、観に行こうと思わなかっただろうと思います。この映画を観ている間中、ずっと胸にあったのは、切ない思いでした。生まれる場所が違ったなら、この主人公達みんなが幸せに暮らせたのではないかという気がしてなりません。TVで北朝鮮の極貧生活を見ただけでも、第8部隊のパク隊長の言葉には、胸に迫るものがあります。冒頭の残虐な訓練シーンも イ・バンヒの数々の殺戮も彼等にそうさせるだけの 身を切られるよりもっと辛い苦しみが根底にあるわけです。だからと言って、人の命を奪っていいはずもありませんが・・・。
 ミョンヒョンの苦悩は、痛いほど、こちらに伝わって来ました。そして、声を殺して泣くジュンウォンの気持ちも・・。辛い別れ・・でも、あれが二人にとって一番の方法だったと思います。はぁ、やっぱり切ないよ。
 スタジアムのシーンで映画が終わってしまうのかと思ったら、その後が、私をすごく泣かせました(その前から ハンカチは、ぐしょぐしょだったけど)。ミョンヒョンの本当の望みは、人間として普通に生きること、そして、ただ愛すること・・そんなささやかなものだったのにと思うと やりきれない気持ちでした。でも、病院のベンチで話す二人のシーンで最後にとても救われた気持ちになりました。



「サイダーハウス・ルール」

とってもいい作品でした。孤児院のルールは、孤児の未来を考えて作られているのに対して、サイダーハウスのルールは、それを守るべき人間が字を読むことが出来ない為に、何の意味も持たない張り紙になっていました。私達の回りにも こんな何の意味もないルールがいくつもあるのでは、ないでしょうか? この作品は、そのルールを守る人間にとって、意味がなければルールを破っていいのだと肯定している訳ではありませんが 守らない事に大切な意味があるなら そうすることも人の道なのでは、ないかと問い掛けてきます。主人公ホーマーと共に、観ているこちら側も一緒にルールを破ることの必要性を実感しました。感動しろ!と命令されない作品の作りだという感じがしましたが、私は、あちこちで泣きました。だって、ドクターラーチがいいんだもの。



「マトリックス」

 引き込まれる様に、観ました。面白かったです!とてつもない世界、私が見た事もない世界、でもこんな事が絶対あり得ないと100%否定する事は出来ないような気がするのは、私だけかなぁ。これ観ちゃうと、今自分が生活してるのは、仮想の空間、作られたものなんじゃないかって、疑いたくなります。裸のまんまカプセルに入れられてたりして・・・(やだなぁ)。見終って時間が経てば、またいつもの生活に戻りましたけど、見てる最中は、映像の中に入り混んでいたような気がします。だから、今回はビデオでしたけど、続編は、是非とも劇場に足を運びたいと思います。
 主役のキアヌは、ただのコンピュータハッカーだったのに、実は、ハゲ!じゃなくて救世主。救世主って言われて、命狙われる位なのに、本人には、全くそんな意識もないし、でも回りの一部の人は、ちゃんと分ってる、彼が間違いなく救世主だって。信じてるって言うより、分ってるって感じなんですよね。でも、幾ら待っても、彼は救世主らしくならない。本当〜?人違いじゃないの?と何度も思いました。
 あのエージェントが怖い、不気味。どっこにでも現れるし、やたら強いんだもの。あんなに不死身じゃ面白くないって思ったら、だからこそ、ラストが気持ちいいのよね。ネオ樣!。でも、どうして、あの場面でいきなり変わったのか、よく分らなかったんだけど・・・。この作品の為に出演者は、四ヶ月もカンフーの訓練を受けたんですってね。努力も立派なものです。特撮に修正を加えれば、あんな作品が簡単に撮れると思ったら大間違いなのね。やはり、演じるのは生身の人間、最新技術を採用して作られた作品だけど、全てをそれで補ってしまわない所がいいなぁ。2002年に第2弾、その後の第3弾と続くこれからが楽しみです。



「ボーイズ・ドント・クライ」

  まず実話であることが悲しい。しかもこれは、今からたった3年前の話だという事に唖然としました。「性同一障害」・・ニュースでは、聞いたことのある言葉でした。けれど、当事者にとって これほど苦しい事だと思いも依らなかったし、考えようともしていませんでした。身体は女でも心は男性・・・私は彼は間違いなく男性だと感じました。なのに女として汚されてしまうなんて、そして、あのラスト・・・ショックでした。人が人として生きる為に選んだ事を他人がああだこうだと言うのはおかしい。人生はその人のものなのだから・・・。誰だって、自分の生きたいように生きる権利がある。自分と違うからと否定するのは、間違っている。私は、女として女の肉体を与えられているから彼の苦悩を全部、分かって上げられるはずがないけれど、彼が育った環境、彼が出会ってしまった友人(友人と呼べるのかどうか・・)達がもっと違っていたならと思う。でも、これしかなかったのかもしれない・・・けどそれじゃあ悲しすぎるよね。ためらいは、あったけれど彼の純粋な愛を受け入れようとした彼女がいてくれたことがせめてもの救いでした。
 ヒラリー・スワンク素晴らしかったです。オスカーもらうのも うなづけました。そうそう!一つ、実感した事がありました・・・あちらの方は、本当にあまり顔を剃らないんですねぇ(笑)。



「追憶の上海」

 日本では上映されないのでは、ないかと思っていた作品なので、公開されると分った時は、とても嬉しかったです。共産党員という役柄の為、今迄に無い程の抑えた演技を見せてくれたレスリーは、本当にどんな役でもこなしてしまう人だと、改めて関心させられました。相手役のメイ・ティンは、子供の頃からレスリーの作品を見ていたという位だから、この二人かなり年齢差があるはずなのに、それを全く感じさせませんでした。
 ストーリーは、切なかったです。彼に献身的に尽くすチウチウの姿が なんとも痛ましい。やっと自分を愛してくれていたと分った時、その人も失うのは、あまりにも悲しすぎないだろうか。ジンの発作を静める為「太陽が昇った、一羽の鷹が飛びたち・・・」という詩を読むチウチウの声が、とても印象に残りました。
 


「美術館の隣の動物園」

 単純明快で好きです。映画の中でしか起りえないようなラブストーリーですが、それが映画の特権でもあるんですよね。映画みたいな恋したいって言いたくなるようなね・・・。シム・ウナ・・いいですね。こんな役もやれちゃうんだなぁというより、こういう役合ってるじゃないという感じでした。ラブコメの三女王を、メグ・ライアン、アニタ・ユン、シム・ウナにしよう!(あれ、日本人がいないぞ?)彼女の声って、『カル』の時に思ったんですが、鶴田真由に似てませんか?そして、彼女の名前を漢字にすると、[沈銀河]ですよ〜。とっても素敵!この主人公の女性って、すっごくだらしない人なんだけど、彼女が演じるとそれもまた可愛く思えてしまう。別に部屋が汚かろうが、顔を洗わなかろうが、明るい笑顔が大事なんだね〜(でも、やっぱり顔は洗ったほうがいいよね、掃除だって・・・・)。ストーリーは、強引です。いくら、自分の前に住んでいた人が、彼女だからって、そこに居座る男はいないだろうし、居座らせる女もいないと思うから・・・。だけど、いい!観終ると、このタイトルは、いいなって思いました。あのラストのシーン好きだなぁ。チュニが恥ずかしがって顔を横に向ける所がいいなぁ。ところで、どうしても、違わないか〜って思うのは、私だけでしょうか、あのチュニが憧れる男性・・インゴン、ちょっと年齢が上過ぎませんか(アン・ソンギさん、ごめんなさい)?とても有名な俳優さんですけど、彼女がとても憧れる対象としては、ん〜・・・・。私としては、ちょっと違和感がありました。



「カル」

 「カル」が韓国語で「刃物」という意味だけあって、とにかく、生々しいシーンの連続でした。血、血、血・・・話の中心が切断された死体なので、無理もない事ですけどね。とてもリアルな切り口が何度も私をぞっとさせてくれました。でも このテの作品が今迄、苦手だった(だから『セブン』もあまり好きじゃなかった)私が、不思議な事に、一度も目をそむけることなく、この肉の塊を凝視する事が出来ました。まっ、死体も一体二体じゃないので、いちいち目を背けていたら映画の半分は、観られないかもしれません(笑)。だっけど、なんかラストになればなるほど、わけ分らなくなりました。どんでん返しがあったり、あちこちリンクが貼られていたりで面白かったんですけど、だからって、最後にすっきりまとまるわけでもなく・・・。映画を観ただけで、多くの謎について完全に理解出来る人いるのかなぁ。この謎について、自分なりにあれこれ考えるのが また楽しいんですけど・・。観終った後、何が正解なの?って、作った人に聞きたくなる作品でした。彼女が完成させたかったものって、何なんでしょう・・・・。タイトルは、『謎』でも良かったかも(爆)。



「パトリオット」

 アメリカの独立戦争のお話しです。なかなか良かったです。流血のない戦争なんて、有り得ないのでしょうが、敵にしろ味方にしろ必ず、尊い命が失われる事がとても悲しい。横一列に並んで、敵同士が向い合い、真っ向から打ち合いますが、あれが昔の戦法なんですね。『グローリー』もそうでしたもんね。大砲の玉が爆発する前に、人の顔や足をもぎ取っていく様もびっくりしました。こんな事を言っては、当時の戦争で亡くなった方に申し訳ないのですが、あんな戦い方しかなかったんですね。
 憶病者と呼ばれようが何だろうが、大義名分よりも家族を守ることを優先するマーチンのその姿に、理想の父親像を見ました。が、男には、やはり立たねばならない時がある。その決意に理想の男性像を見ました。息子を殺され、我を忘れて復讐するマーチン、「神よ、助けて」と哀願するマーチン、メルちゃんの演じる人物が浮き彫りにされ、私も惹き付けられました。時代背景やテーマの違いこそありますが『パトリオット』と『ブレイブハート』って、いい意味で似てると思いませんか?どちらもイギリスが悪者でメルちゃんが主役って事だけじゃないと思うんですけどね。
 口のきけなかったスーザンとマーチンの あのシーンは、たまりませんでした。もし、私がもう一度、この作品を観るとしたら あのシーンが見たい為でしょう、きっと。



「オータム・イン・ニューヨーク」

 今の私にとっては、あまりにもタイムリーでしたが、ついつい観に行ってしまいました。それは、無謀な試みだったみたいです・・・。おかげで、ハンカチはぐしょぐしょ、鼻水はずるずる(笑)。
 こんな単純なラブストーリーがとても好きです。とにかくニューヨークの描写が素敵。しかも秋のニューヨークは、最高!そこに持ってきて、ギアだ、ノニーだ、出来過ぎだ。リチャード・ギアは、いつもの様にシックな装い(またアルマーニか〜)、ウィノーナもとても綺麗。年が離れていても ほとんど違和感を感じませんでした。私も歳の離れた結婚だったので、かなり自分達をこの映画にダブらせて観ていました。リチャード・ギアの泣いた顔は、『愛と青春の旅立ち』以来、久しぶりに観たような気もするなぁ。この作品を観て私が、すごく感じたことは、私が先に死ななくて良かったって事でした・・・。私が今、身を持って体験しているこの悲しみと ウィルのあの涙を彼に流させないで済んで良かった・・そんな気持ちです。



「グリーン・デスティニー」

 「グリーン・デスティニー」というのは、名剣の名前です。發仔(ふぁっちゃい)をスクリーンで観たのは、これが初めてでした。私がユンちゃんのファンになってから公開された作品『リプレイスメントキラー』は、ビデオだったし『アンナと王様』『NYPD15分署』は、劇場に行けませんでしたので、やっと、この『グリーン・デスティニー』で大画面のユンちゃんに会うことが出来ました。友友馬(これでヨーヨー・マって いうんですね)の奏でる音楽は、叙情的な雰囲気を映画にもたせていて、素敵でした。さて、その名剣ですが、すごい剣と聞いたのに、いざサヤから外すとペ〜ラペラだったのが、イメージと違ったけど、ペ〜ラペラだからこそ、使いこなすのが至難の技なんでしょうね、きっと。一番、びっくりしたのは、チャン・ツィーイという彼女。まだ映画出演は、2本目だそうですが、立ち回りもやっちゃうし、ちゃんと濡れ場も演じて、良かったと思います。とにかく、すごく可愛い人ですね。剣の道に生きるが故に愛だの恋だのは、断ち切って生きてきた男が命よりも大事にしてきた剣を手放し、一人の女性を愛そうとする。言葉で語られなくても、シューリンの仕草から お互いにどれだけ、愛していたのかが分ります。ムーバイの最期の言葉、辛く切ない一言でした。でもそれがあったから、シューリンは救われたと思います。







   
土田さんの感想です

「グリーンマイル」

 名作「ショーシャンクの空に」と同じ、スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督による話題作。原作は、毎月文庫本で全6巻が一冊ずつ刊行されるということでも、また泣けるということでも評判となりました。  双子少女のレイプ殺人で死刑宣告された大男の黒人(マイケル・クラーク・ダンカン)と、善良な看守(トム・ハンクス)との心の交流を描いたファンタジー・ヒューマン・ドラマです。グリーンマイルとは、処刑室に通ずる緑のリノリウムの廊下のこと。  同様に刑務所が舞台となった「ショーシャンク・・・」の方は全く現実的な展開に終始しますが、こちらは奇跡とも言える不思議な癒しの力がテーマになっていて、作品のイメージは随分違います。一歩引いてみると「そんなバカな・・・」の世界なのですが、ドラマが進行するに連れてグイグイ中に引き込まれていってしまうのがこの映画の凄いところ。つくづくキングのストーリー・テリングの巧さに舌を巻いてしまいます。  スピルバーグが云ったように、少なくとも4回は確かに泣けるようです(私の隣の女性は、中盤から最後まで泣き通しだった・・・(-.-))。  小動物を使って観客の情感に訴えるというのはズルイ気がしなくもありませんが、ラストでそれが大きな意味を持っていたことが判り、併せて人生というものをしみじみと想わせてくれます。老年の主人公をトム・ハンクスではなく、別の老優が演じた理由も判ります。  素晴らしいキャストの中で特に光っていたのは、悪徳看守を演じたダグ・ハッチソン。あれだけ観客に憎まれれば彼も本望でしょう。  本作品は第72回アカデミー賞の作品賞など4部門にノミネートされましたが、オスカーは一つも受賞できませんでした。ウウ、残念・・・。(;_;)



「グラディエーター」

「ブレードランナー」、「エイリアン」などのリドリー・スコット監督による最新スペクタクル巨篇。「グ ラディエーター」とは古代ローマ帝国の見せ物のための「剣闘士」のこと。  西暦180年の古代ローマ。相次ぐ戦いで勝利を収めている主人公(ラッセル・クロウ)は、現皇帝に信頼され次の有力な皇帝候補。ところが現皇帝の息子(ホアキン・フェニックス)に妻子を殺され、自らも奴隷の剣闘士の身に落とされてしまいます。コロシアム(円形競技場)で戦う主人公は、密かに復讐の機会を窺うのですが・・・。  卑劣な策略で凋落しても最後に正義は必ず勝つ、というヒネリも殆どないベタなストーリーであるにも係らず、154分間最初から最後まで十分楽しめます。  序盤の戦闘シーンや中盤のコロシアムでの戦車による競技シーンが、アクションとしては圧巻。ただ、ラストはややアッサリしすぎかも・・・。実物大のものを40%建設して、後はCGに頼ったというコロシアムなどの建築物の造形も素晴らしい。家族愛やかつての叶わぬ恋をも絡ませ、最後は泣かせてくれます。こういう映画は、素直に楽しみましょう・・・。  アクションシーンなどで、コマ落とし的な映像描写が多用されていますが、あれはやや見にくいですね。  三角眼のラッセル・クロウが、最後までニコリともせずに体臭が匂ってくるような男の中の男を好演します。皇帝の娘役のコニー・ニールセンが、すこぶる魅力的。そう若くないようですが、これからもっと人気が出るのではないでしょうか。  やはりこういうストレートなハリウッド映画は観ていて安心できます。例え古代ローマ人が何故か全て英語を話していたとしても・・・。(^o^)



「アメリカン・ビューティー」

 アメリカ本国で大ヒットし、第72回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞など5部門のオスカーを獲得した話題作。日本では受けないのではないか、というもっぱらの前評判でしたが、かなり好評のようですし、私も十分楽しめました。  「アメリカン・ビューティー」というのは、妻役のアネット・ベニングが丹精込めて育てていた深紅のバラとのことですが、同時にここで描かれているような病めるアメリカ人が欲している「美」をも象徴しているようです。深紅のバラが、予告編などでお馴染みのバラに埋もれる美女のシーンなど、極めて効果的、象徴的に使われています。  ストーリーとしては、一見幸福そうに見える環境の中で、実は現状に大いに不満を抱いている夫、妻、娘、娘の友達、隣家の夫、息子達それぞれが、自分の理想とする「美」を求めていく、というもの。「美」は、結局は不倫、ゲイ、恋愛などの性愛を追及しつつ、新しい自我に目覚めることとして描かれ、人間の本質をするどく突いていると思います。  間を十分とった演出で、個々のエピソードを興味深く見せてくれ、全く退屈することはありません。終始コメディ・タッチで描かれ笑わせてくれますが、最後に待ち受けているのは悲劇なのです。しかし、必ずしも後味が悪くないのは(少なくとも私にとって)、多分描かれている家庭や夫婦の関係などを自分に置き換え、感情移入してしまって、主人公の運命に安らぎに近いものを感じたからなのでしょう。全く、ケビン・スペイシー演じる主人公の言動には、他人事といって嘲笑できない何かがあります。  隣家の悩める退役軍人を演じたクリス・クーパーは、さすが。あの自己崩壊の鬼気迫る演技は、彼ならのものです。そして私が一番ドキッとしたのは、ラストでもなく、娘やその友達のヌードでもなく、アネットの天井に突き上げた逆八の字のアンヨなのでした。(^_^;)



「サイダー・ハウス・ルール」

 孤児院もののヒューマンドラマと聞いて、ちょっとヒイテしまっていたのでした。しかしシャーリーズ・セロンに惹かれて、見てみて大正解・・・。  「ガープの世界」などで知られる米現代文学の巨匠ジョン・アーヴィングが、自身の同名ベストセラー小説を脚色し、それを「ギルバート・グレイプ」などのラッセ・ハルストレムが監督した作品です。第72回アカデミー賞で主要7部門にノミネートされ、脚色賞と助演男優賞(マイケル・ケイン)の2部門で見事オスカーを受賞しました。  「サイダー・ハウス・ルール」というのは、主人公(ドビー・マグワイア)が孤児院を出て働くリンゴ園の宿泊小屋に張ってある「ベッドで煙草を吸わないこと」といった類いの、余り意味のない規則のこと。見終えてみると、決まり切ったルールより物事の是非はケース・バイ・ケースで当事者が決めるべき、という暗喩であることが判ります(正しいかな?)。  堕胎の是非や近親相姦といった重いテーマを扱いながら、何となく物静かに淡々と展開する感じがするのは、ひとえにドビーの落ち着いた抑えた演技に因るものでしょう。「カラー・オブ・ハート」では余り印象的では無かったのですが、ここでの彼の清潔感溢れる表情は、素晴らしいの一言。ただまだあどけなさを残した顏や体つきは、シャーリーズ・セロンの恋愛相手としては、ややアンバランスな感じが無きにしもあらず・・・(有り体にいえば、セロンがもったいない・・・(^_^;))。  里親が現れるのを心待ちにしている孤児院の子供たちの演技も感動的です。特に喘息持ちのファジー少年にまつわるエピソードには泣けました。  見終えて、ああ良い映画を見たなぁと素直に感動し満足感に浸れる、そんな映画です。(^_^)



「スリーピー・ホロウ」

 「シザー・ハンズ」や「マーズ・アタック」などのティム・バートン監督によるホラー・ミステリー。やや残酷なシーンがあるということで、12歳未満は父兄同伴の制限付き映画になっていました。父兄と一緒なら見てもいい、というのも何か変だけど・・・。(-.-)  「Sleepy Hollow」(「静かな盆地」?)という小さな村で連続首無し殺人事件が起こります。犯人は何と首無しの騎士だとのこと。ニューヨークから警官(ジョニー・デップ)が派遣され、この事件を科学的に解明していこうとしますが・・・。  殆どモノクロに近く、全編暗い色調で描かれる映像がまず素晴らしい。首無し騎士は何かのトリックかと思わせていて、実はホンマモンの亡霊だということが判って唖然とするのですが、この首無し騎士の存在感が抜群なのです。霧がかかった暗い小道の向こうに、彼が大きな馬に跨がって剣をブルンブルン振り回しながら現れると、思わず拍手をしたくなるほどの大迫力。しかも剣さばきがスピーディで、次から次へと首を鮮やかに切り落としていきます・・・。(>_<)  前半はともかく、終盤のたたみかけが素晴らしく、大いに引き込まれてしまいました。  ジョニー・デップ演じる主人公は、二枚目かと思いきやこれがトホホの三枚目。おどおどした目つきは「シザー・ハンズ」を彷彿とさせます。バスト以外はあどけなさの残るクリスティーナ・リッチも、ゴシック的なメーキャップで好演。  難点は、前半の謎解きが説明不足で判りにくかったこと。ビデオなら巻き戻してもう一度見れるのですがね・・・。それに森に住む老婆のマンガチックなキャラクター。この部分でかなり作品全体の雰囲気を壊してしまっていたのが残念。  総指揮をフランシス・コッポラがとっているせいか「ドラキュラ」と酷似した雰囲気がありますし、また「エイリアン2」のパクリともいえるシーンも出てきて、愛嬌です・・・。



「ことの終わり」

 単館上映劇場での鑑賞は、「ガタカ」以来で久しぶり。さすがにいつもと違って、観客の平均年齢は高めです(もち、私がそれに加担していることは言うまでもありません(^_^;))。  「第三の男」の原作者として知られるグレアム・グリーンの半自伝的小説が原作で、「クライング・ゲーム」でアカデミー賞脚本賞を受賞したニール・ジョーダンの監督作品。英アカデミー賞の受賞を始め、米アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネートされました。  小説家の主人公(レイフ・ファインズ)は、高級官僚の美しい妻サラ(ジュリアン・ムーア)と激しい恋に落ち逢瀬を重ねますが、あるときサラは突然別れると告げ、彼の元を去ります。彼は、彼女に新たな男の存在を嗅ぎつけます・・・。  この映画は、容易に想像されるような単なる愛欲もの、不倫ものではなく、男女で捕らえ方の異なる純愛や信仰のあり方などを絡ませ、更にミステリアスな味付けを加えたもの。しっとりとした映像や美しい音楽なども、重厚な文芸的ムードを高めるのに役立っています。  現在と過去のカットバックが交互に繰り返されるので、混乱しないよう注意が必要ですし、二つの重要な伏線は結果がミエミエですが、極めて巧い構成と演出で最後まで引き込まれてしまいます。恋愛ものにこういう今的な味付けをしているのは、観客に心地よい余韻を残す意味では大成功。  利己的な小説家を演ずるレイフは「イングリッシュ・ペイシェント」を始め、こういう文芸調作品には、ピッタリはまり役。ジュリアンも抑えた演技で、しっとりとしたイイ女を演じています。  単館上映ではもったいない映画だと思うけど・・・。  それにつけても、ホントにジュリアンは「ハンニバル」のクラリス役が務まるのだろうか?(-.-)



「ダブル・ジョパディー 」

 4つのオスカーに輝いた「ドライビング・ミス・デイジー」(モーガン・フリーマンが良かったですね)のブルース・ベレスフォードの監督作品。  「ダブル・ジョパディー:Double Jopardy」とは、「誰もが同一の犯罪で二度有罪にはならない」という、全世界(日本でも)で適用されている法律のこと。この一見奇妙な決め事を、巧みにテーマとして活かしたサスペンス映画です。  というような解説を予め聞かされると、この作品の殆どの展開がわかってしまいますし、例えそうでなくても思わせぶりな状況設定で、だいたい先が読めてしまいます。しかしそれでも見ていて引き込まれるのは、ひたすらヒロインのアシュレイ・ジャッドと、彼女を支えるトミー・リー・ジョーンズの魅力。  特にアシュレイの相変わらずの美しさは、どうだ・・・(頭が小さくて、体のラインがキレイ)。こんな美形の妻を陥れる夫は、大馬鹿者です。(^_^;) 彼女の息子に対する愛情の深さもこの映画のもう一つのテーマなのでしょうが、それにしてはあの結末となった息子の生末がやや心配。(-.-)  人を追う役の多い(「逃亡者」、「追跡者」)トミーも余裕の演技。グウタラだけどシンは通すという、アメリカ的正義漢をここでも熱演。  展開にヒネリが無く殆ど先読み出来るのに退屈はしないという、珍しいサスペンス映画です・・・。(^_^)



「ジャンヌ・ダルク」

 英仏百年戦争において窮地のフランスを救った伝説のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの生涯を史実に忠実に描いた歴史映画。「ニキータ」、「レオン」、「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソン監督の最新作です。ジャンヌを演ずるのは、「フィフス・エレメント」でアンドロイドのような「リールー」役で評判となったミラ・ジョヴォヴィッチ。彼女はこの映画の撮影の途中まで、ベッソンの恋人だったらしい・・・。  冒頭で神の啓示を受け、フランスを救う使命をひたすら全うしようとして、終始、取り憑かれたかのような行動をとるヒロイン(ミラ)が凄まじい・・・。ただ、ときたま「彼女の良心(ダスティン・ホフマン、など)」が現れて、本当に神の使命なのかどうかなどを問い掛ける、という手法をとっています。一歩退いてみると、過度の妄想狂で、キレまくった少女と見えなくもありませんが・・・。(^_^;)  前半までの、凄まじい戦闘シーンと勝利への過程がとにかく圧巻。英国側の奇抜な兵器の数々も目を引きます。それに比べて、ジャンヌが捕らわれの身となって、宗教裁判にかけられ御存知の結末までの展開が、どうもカッタルイ。じっくり時間をかけて、ジャンヌの揺れ動く心理を描写しているのですが、前半がテンポが良かっただけにもっとコンパクトにまとめて欲しかった。  ミラは、「リールー」役のクールな彼女とは別人のような体当たり演技でビックリさせられます。ただし、色気は全くないけど・・・。脇を、ジョン・マルコヴィッチ、フェイ・ダナウェイ、ダスティン・ホフマン、ヴァンサン・カッセルなどの名優が固め、安心して見ていられます。  しかし、英語を終始話すジャンヌを見て、フランス人は一体どう思うのでしょう・・・(シツコイ?)。



「アンナと王様」

 「Shall we dance?」で有名なミュージカル版の「王様と私」が制作されたのは、1956年。少なくとも1回はこのオリジナル版を見ているはずなのですが、内容は殆ど記憶に無く、残っているのはユル・ブリンナーの完璧なスキンヘッドとニコリともしない怖い顔。でもこのハリウッド版「アンナと王様」は、それとはまた別に十分楽しめる大作に仕上がっていると思います。  19世紀半ばのシャム(現在のタイ)を舞台に、国王(23人の妻と42人の側室と58人の子供がいるのだ!)と王室付きの家庭教師となった実在の英国人女性、アンナ・レオン・オーウェンズの実話を基に、二人の淡いロマンスを機軸に描いた作品です。恋愛以外でも両者の異文化交流、一夫多妻制 の家族の愛、外国の干渉との戦い、内乱の危機、橋の大爆発シーンなど、内容も盛りだくさんで飽きさせません。  本作も御多分に洩れず、「王家が封建的に描かれ国王に無礼」とタイ国内での撮影の許可が降りず、結局マレーシアでロケを行ったということ。随分お金をかけたのでしょう、華麗な宮殿や屋外のシーンが素晴らしい出来になっています。  王様を演じる香港映画の大スター、チョウ・ユンファはさすがに重厚な演技で素晴らしい。余り私はそれまでは好きなタイプでは無かったのですがね。一方のアンナ役のジョディ・フォスターは、知性と教養に溢れ、かつ勝気な英国ビクトリア時代の女性を、完璧にこなしていると思います。拍手大喝采!  ラストのダンス・シーンが美しく、ジーンと来ます。でも音楽が無くて踊りづらそうだったけど・・・。


「奇人たちの晩餐会」

 99年のカンヌ映画祭などで数々の賞を受賞するとともに、ヨーロッパ全土での動員数が「タイタニック」に次いで第二位だったというフランスの大ヒット・コメディ映画。スピルバーグがハリウッドでのリメイク権を獲得し、ダスティン・ホフマン主演で2000年に公開が決定されているそうな。  上流階級の紳士連が週一度の晩餐会に奇人(バカ)を伴って、誰が一番の奇人かを密かに競っています。出版社の編集者であるピエール(ティエリー・レルミット)は、あるときこれぞと思う人物(ジャック・ヴィルレ)を見つけます。ところが彼を晩餐会に連れていく前に自宅に招いたら、さあ大変。彼のハチャメチャな言動が、大トラブルを巻き起こしていきます・・・。  もともと舞台劇だということで、殆どワン・シーンに終始し余り動きはないのですが、とにかくそのセリフ回しに笑えます。後半になるに従い、その可笑しさがどんどんヒート・アップしていくのがスゴイ。単なるドタバタではありませんし、ラストではホロリとさせられるシーンもあって、そのまま納まるかと思い気や、土壇場で一発かまされて、大笑い。(^o^)  結局、バカを笑おうとしていた傲慢な人間が一番バカだった、という教訓ですな。(-.-)  ジャックの演技もさることながら、彼に翻弄されるティエリーの表情が素晴らしい。しかし、私のイチ押しキャラは、ジャックの同僚の脱税査察官役のダニエル・プレヴォスト。ある意味ではジャックを喰っていたかも知れません。  フランス映画を普段は敬遠しがちなお方にも、これはお薦めできます。  それにしてもハリウッド版は、ダスティン・ホフマンより、ダニー・デビートあたりがハマルような気がしますが・・・。



「ラン・ローラ・ラン」・・ 本国で大ヒットし、日本でもミニ・シアター系でロング・ヒットした
              ドイツ映画。昨今のドイツ映画ブームに大きく貢献した作品です。
                      ヒロインのローラ(フランカ・ポテンテ)は、恋人(モーリッツ・
              ブライプトロイ)から彼の命に係わる重要なことを頼まれます。タイム
              リミットはたったの20分。
               さあ、ローラはベルリンの街を走りに走ります・・・。まずは、赤い
              髪をなびかせて疾駆するローラの姿が極めてスタイリッシュ。走る人を
              ただ眺めるのが、こんなに快く感じられるとは思いませんでした。ローラ
              を演じるポテンテは、貧乳で美形でもないのですが、息切れもせず疾走す
              る姿が妙に頼もしく魅力的なのです。心臓の鼓動のようなテクノ・ビート
              に乗って、ローラのひたすら走る映像が本作の重要なポントになってます。
              あとは構成のアイディアの勝利でしょう。「スライディング・ドア」にヒ
              ントを貰った可能性がありますが、ラストのカタルシスはこちらの方が遥
              かに大きい。途中で結末が大体読めてしまうのですが、期待どおりに展開
              されるというのも観客にとっては快感につながります。私は大いに楽しめ
              ました。ローラがすれ違う人の、その後の人生をフラッシュで見せる手法
              が取り入れられていますが、これがけっこう面白い。本筋に全く関係はな
              いのですがネ・・・。
              「ドーベルマン」と配給元が同じだけあって、本作もアニメが挿入される
              のですが、これは私には完全に邪魔でした。この映画を見た後、髪を赤く
              染める女性が増えたとか・・・。(^o^)
「リプリー」・・ 「太陽がいっぱい」で有名なパトリシア・ハイスミスの原作を、「イングリッシュ・         ペイシェント」のアンソニー・ミンゲラ監督が再映画化したもの。うだつの上がらない         貧乏青年(マット・デイモン)が、富豪の息子(ジュード・ロウ)に成り済ますために         犯罪を重ねていく、というクライム・サスペンスです。劇場公開時は賛否両論ありまし         た が、否定的な一番の意見は、アラン・ドロンに比べてマットが冴えない、というも         の。これは多分御門違いだと私は思います。スタイリッシュで言わばドロンのスター映         画である前作とは無関係に、貧富の世界の格差を敢えて表現するために、今回のマット         のようなキャラクタをミンゲラ監督が選んだ、というのが正解ではないでしょうか。         140分もの長尺であるにも係らず、テンポの良い展開に最後まで集中できました。ゲイ         の表現も不快になる一歩手前でとどめているし・・・。難点は、序盤で富豪の息子に成         り済まそうとする主人公の心理や背景描写が全くないこと、従って計画的犯罪なのか行         き当たりばったりなのかが、よく判らないこと。ミエミエの嘘や犯罪がなかなかバレな         い、というご都合主義も気になります。 尻切れトンボと云われてもしょうがない幕切         れですが、主人公の虚無感を最大限に表現している名ラストシーンと見えなくもありま         せん。グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェットが花を添えますが、何と         言っても話題の中心は、本作以降大ブレイクしたジュード・ロウ。彼の鋭い眼光が印象         的でした。ザ・ビートルズの大ファンである彼の両親が、「ヘイ・ジュード」に因んで         命名したとのことです。(^_^)
「シンプル・プラン」・・ かつてこの原作本を読んだ時は、主人公らの余りの不運や悲惨な設定に辟易し             いっそ途中で読むのを止めようかと思ったほどでした。その映画化作品をまた             懲りずに見てしまう私・・・。(-.-) 原作者はスコット・スミスで、この作品             はスティーブン・キングが絶賛したということもあり、世界的なベスト・セラ             ーになっています。「死霊のはらわた」、「クイック&デッド」などで有名な             サム・ライミの監督作品。真面目な主人公(ビル・パクストン)と冴えない             その兄(ビリー・ボブ・ソートン)と友人の3人が、犯罪絡みの大金を偶然見             つけます。それに端を発して静かにジワジワと進行する、彼らの悪夢と惨劇を             描いたサスペンス・ミステリーです。原作者が脚本を書いているだけあって、             原作をほぼ忠実に映像化しているな、というのがまず第一印象。結末は判って             いても、終盤の緊張感の引っ張り方がうまく、けっこう引き込まれてしまいま             した。やはり主人公らがどんどん悪い方向にハマっていく過程や悲惨なラスト             には、見ていて気が重くなります。一番悪いのは、主人公の妻(ブリジット・             フォンダ)。女はホントに無理を言うんだから・・・。(-.-) ここでのビ             リー・ボブ・ソートンの演技が評判になりましたが、彼の気張らない自然な             表情はホントに素晴らしいと思います。ビル・パクストンもビリーに触発され             て好演しています。この映画は思いっきり気分が良い時に見ることをお薦めし             ます。気が滅入っている時などですと、多分しばらく立ち直れなくなりま             す・・・。(-.-)






   
NOBさんの感想です

「シックス・センス」

簡単に感想を述べますと、 やはり最後の結末のどんでん返しに、 脳天直撃レベルの衝撃を受けたからかな。 見事なまでの脚本に、怖さの中に悲しさや刹那さ、 そして感動的な結末を迎えたのが最大の要因かな。



「ファイト・クラブ」

いい!実に斬新な映像作りです。 しょっぱなからのオープニングに興奮しました。 なんか先が読めない展開が、見る者の想像力を駆り立てるようで、 ホントに素晴らしいです。 これもシックスセンスと同じような結末で、 最後も見事に裏切られました。結末の読めない映画はいいっすね!



「グラディエーター」

これは素晴らしい出来です。 僕は昔から歴史劇が好きだったから、これは結構気に入った! ローマ帝国の建物の構造、コロシアムの壮観さ、 戦闘シーンの生々しさ、どれを取ってもかなりの出来栄えです。 ラッセル・クロウさんはあんまり有名な俳優ではないと思うが、 この映画を見終わった後に、何本か借りてみました。 やはり実力派俳優でした。





   
のぶりんさんの感想です

「サイダーハウス・ルール」

見終わった時、心がホッとなる映画です。




「グラディエーター」

ラッセル・クローがあんなにかっこよかったなんて・・・




「シャンドライの恋」

腹が立つほどの無償の愛、 それほど愛された女性はどうするんだろう。




「シュリ」

ラストでハン・ソッキュ に撃たれた時のキム・ユンジンの顔が忘れられません。




「オール・アバウト・マイ・マザー」

まさに「母性」ですね。




「はつ恋」

思わず真田さんが好きな ので入れてしまった(爆)




「八月のクリスマス」

ビデオの使い方をお父さん に教えるハン・ソッキュ・・・ティッシュ1箱使います。鼻の下ガビガビ




「アメリカン・ヒストリーX」

とっても重い内容。エドワ ード・ノートンはカメレオン俳優だ〜。




「流星」

我がレス様の作品を入れ ないとね、やっぱり・・・




「追憶の上海」

同じく! レスリーの抑え た演技がいいわ〜!






   
ふーみんさんの感想です

総評

2000年の作品は、これといった大作がなかったな。『アメリカン・ビューティー』がアカデミー賞か・・・。う〜ん、今のアメリカが良く分るな。私には、あのブラックジョークが理解出来ないわ・・・。『ヒマラヤ杉に降る雪』工藤夕貴が頑張ってた!思いっきり典型的アジア人のメーク・ヘアースタイルが悲しいけど・・・。映像が美しくって、印象的な作品でした。





   
MINさんの感想です

「コヨーテ・アグリー」

ニューヨーク。リズムとビート、そしてドリーマー達が交差する夜。登場人物のキャ ラと音楽、そして映像とストーリーなど、すべてがつぼにハマってしまいました。大 好きです。主人公ヴァイオレットのオーディションがイマイチ盛り上がらないなって 感じていたら、エンディングにこんな大盛り上がりのシーンがあるとは・・・。



「スペーストラベラーズ」

キャラが立っている群衆劇って好きなんですよ。そして会話の間が最高に笑えまし た。金城武はこんな普通の街のアンちゃん役が1番好きです、って銀行強盗のどこが 普通(^^;



「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」

カーネギー・ホールへと向かうロード・ムービー。バンドの老ミュージシャンたちは 最高に輝いて見えました。こんなふうに良い意味でカッコつけて歳を重ねられたらい いですね。



「スリーピー・ホロウ」

イカポットのボケぶりが大好きです。ジョニー・デップとクリスティーナ・リッチ。 2人は絵になるなぁ〜



「サイダーハウス・ルール」

ルールは本当に意味のあるものなのか? 今年観た中で1番考えさせられた映画で す。洋楽ファンの私としては、エリカ・バドゥとヘビー・Dの出演も嬉しいですね。



「チャーリーズ・エンジェル」

こんなに単純に楽しい映画はないですね。主役の3人も含め、スタッフが本当に楽し んで作っているようで、好感が持てました。アクション・シーンの気合の入りぶりが なんかカワイイです。



「バンディッツ」

お約束のようなエンディングに感涙。彼女たちの友情とロッキン・ハートにエールを 贈りたいです。ハリウッドでのリメイクが楽しみですね。オリジナルがこれだけカッ コいいので大変かもしれません。



「海の上のピアニスト」

嵐の航海中にピアノのストッパーをはずすとどうなるか? 最高にキレイで大好きな シーンです。



「スティル・クレイジー」

オヤジ・ロッカー達のバンド再結成もの。神の啓示に支えられた(笑)ツアーの最 後、メンバーが揃ったロック・フェスでのプレイにウルウルしてしまいました。



「シーズ・オール・ザット」

学園一さえない女?(レイチェル・リー・クック)がホントにキュートです。プロム のダンス・パーティ・シーンはFATBOY SLIMのナンバーで盛り上がりましょう(笑)




   
めいさんの感想です

「シュリ」

よくはわからないのですが、ちょっと前までの 韓国映画には、なかったですよね、何もそこまでぇ〜 というこんな衝撃。心臓バクバクしてしまいました。



「カル」

なんかわかったような、わかってないような 中途半端な気持ちがもどかしくて、 「カルの謎」って本まで立ち読みしてみました。 ビデオでもう1回見て納得したい...。



「オール・アバウト・マイ・マザー」

映画が終わった後、得した感じがしました。 感覚的に好きです。




「アンナと王様」

ジョディ・フォスターとチョウ・ユンファの組み合わせは、 良かったです。2人ともカンロク〜!!



「ナビイの恋」

長年連添ったやさしいおじいさんを捨てて、 突然戻って来た昔の恋人の元にはしるおばあさん。 とーーーーんでもない話なんですが、何故か 沖縄の美しい景色と音楽、ゆったりと過ぎる時間、 それでいいのかも...と思ってしまいました。



「ジェネックス・コップ」

香港の若手スターてんこ盛りなので、映画館を 出た時には、3歳くらいは若返ります!!




「グリーン・デスティニー」

はがゆい....。チョウ・ユンファとミッシェル・ヨーの 大人の愛。情感漂う2人の゜ま゜が良いですねぇ..。 何とかならなかったのが、良いんでしょうね。 でも、何とかして欲しかった...。 音楽も良いし、映像もきれい。



「スペーストラベラーズ」

バラエティにとんだキャスティング。 可笑しくて切ない。




「エリン・ブロコビッチ」

強い女性のスカッとするお話は好きです。 気分が良くなります。
   

「M:i−2」

映画そのものより、トム・クルーズにまで鼻血を 出させるジョン・ウーが、好きです。 知名度も充分になりました。そろそろまた、 香港の俳優で撮って欲しいです。






   
ゆうすけさんの感想です

「アメリカン・ビューティー」

さすがオスカーを取っただけ有ると思いました。アメリカ人の日常や、 モラル、性の考え方、家族愛、色んな要素が詰まっていた気がします。 ラストのケヴィン・スペイシーにやられました。こういうオヤジになりたいです。



「グリーンマイル」

良い俳優と良い原作が良い映画を生み出すのかも、と思いました。 原作を読んだ事はないけれど、面白そうですね。こういう手の込んだ映画って、 見ていても面白いし、色んな見方が出来ちゃいますね。



「シックス・センス」

見る前にラストシーンが分かってしまいました。でも、話の作りも良かったし、 ホーラ映画ほどドッキリするシーンもなく、考えながら見れたと思います。 1回見て、答えが分かってから、もう1度見ると、なお面白いのでは・・・。



「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」

ドラマは見ていませんでしたが、意外に面白かったです。 渡部篤朗と中谷美紀のコンビが良い感じでした。ドラマも初めから見たいです。



「M:i−2」
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ジョン・ウーの映画にはスローモーションと白いハトが付き物。 トム・クルーズがカッコイイ。



「 スチュアート・リトル」

アメリカらしい設定の映画。家族愛とか、兄弟愛みたいなものがメインみたい。





   
渡辺さんの感想です

「アメリカン・ビュ−ティ」

アメリカだけでない、現代の悩みみたいなことを いろいろ考えさせられますね。




「エイミー」

見ていて子供の気持ちも痛いほどわかるし みんながその子にたいしての優しさがあふれている! あの女のこは文句なしにかわいい!!



「ボーイズ・ドント・クライ」

ヒラリー・スワンクがいい。彼女の気持ちがわかるけれど つらくなります・・。



「エリン・ブロコビッチ」

見ていて元気をもらえます。 子供をそだてなくてはならないので母は強くなくてはならないし、 なによりもこどもたちのために・・って環境問題もふくまれていて それが、実話で・・いい話です。 たらさんはどう?

   ※たらは、まだ観てないんです〜(T_T)。観たらお知らせしますね。by たら



「ファイト・クラブ」

現代の人がどうしてファイト・クラブにはいったかを考えてしまう。 エドワード・ノートンとブラピの対比がはまっている。



「アメリカン・ヒストリーX」

人種問題について根の深さをかんじる。











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