このコーナーでは、みなさんから寄せられたベストの作品の感想を載せています。


【1999年1月〜12月までに見た作品の感想です】
   
石見さんの感想です

「交渉人」

見事な演技合戦でした…. 個人的には”ケビン・スペイシー”ファンなので,彼の味が出てて良かった ですね〜.(笑)この映画を降りた”シルベスター・スタローン”さんに感謝し, この映画が最後の作品となってしまった"J・T・ウォルシュ"さんに哀悼の意を 捧げたいと思います….



「マトリックス」

アメリカ映画なのに香港映画のノリで面白かった です….映像も斬新だったしキアヌ&ローレンス・フィシュバーンさんも 良かったです….まぁ,あえて文句を言うならお話の方が意味ナシ (一応「愛は地球を救う」ってテーマだったと後で知りましたが,私は 「開き直ったもん勝ち」なのかと思っていましたョ….(笑))って感じもしました が…. 個人的にはこの映画を観た後にアメリカに旅行したので,”本当にアメリカに いるのか?ここはバーチャルの世界なのでは?”って思わせる程影響力 ありましたね….今後の続編に期待したいですね.



「シックス・センス」

ラストで驚きました.コール役の"ハーレイ・ジョ エル・オスメント"君は見事な演技でしたね….



「ハムナプトラ」

年に1度はこんな作品観たいって感じの冒険物の 作品でした.SFXも良かったです….こちらも続編の話がある様ですが, どうなるでしょうか…?.



「スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス」

凄く期待していたのですが,お話的には寂し かった様にも思えます….(”ダース・モール”様の真っ二つがショック でした….(笑))でもまぁ,それなりには楽しめましたし,個人的には4回も劇場に 足を運ばせた作品なので,5位になりました….(笑)



「メリーに首ったけ」

下品だけど面白かったです….特に犬がらみの シーンは思い出すだけで,笑ってしまいます….”キャメロン・ディアス”さん かわいかったです….(笑)



「ライフ・イズ・ビューティフル」

最後でジーンと来て泣きました…. でも実際にドイツの捕虜収容所の生活を経験した方々から言わせると この映画の収容所のシーンはどの様に思われるかと?心配になりも しましたが….とにかく主人公がどんな環境の中でも精一杯生きるって事が 伝わって来る作品でした….



「ジョーブラックをよろしく」

ゆったりとした映画で,その雰囲気と ”アンソニー・ホプキンス”が良かったので8位になりました.ブラピに成り代わり 一言….”どんな美女がいても脇見して歩くと,車に跳ね飛ばされまくるゼ…” 以上(笑)



「Uボート ディレクターズカット版」

第二次世界大戦物の 映画の中では上位に来る作品だと思います.潜水艦と言う狭い空間で, 艦長始め乗組員全員の死闘を見事に表現した作品だと思います….



「エントラップメント」

これも最後でビックリしました.映画タイトルに恥じない作品だと思いましたネ….”ショーン・コネリー”& ”キャサリン・ゼタ=ジョーンズ”さん共にイイ味だしていたと思います….





   
あべべの感想です

「海の上のピアニスト」

 ティム様、堂々第1位!!わ〜い、わ〜い。ずっと、ラブリーでいて良かったです。こんな大作に しかも主役だなんて。チンピラ役じゃなく、まるで天使のような役で出られるなんて・・・。内容も素晴らしいです。ファンタジーのような、でも、実際にあったのかも・・・と思わせるような内容でした。私としては、ティム様のアップを大画面で観られるだけで胸がいっぱいなので それで十分でした。もう、浮気はしません。



「ライフ・イズ・ビューティフル」

 笑いあり、涙ありの素晴らしい映画でした。ロベルト・ベニーニのまくしたてる様なしゃべりや憎めない笑顔にとても引き込まれてしまいました。あんな風に押されたら私も絶対結婚しちゃうでしょう(笑)。
 テーマについて、今更語る必要もないと思います、戦争やユダヤ民族の迫害については、きっと書ききれませんから・・・。
 親が子供を愛する気持ち、夫、そして妻がお互いを想う気持ちは、こうあるべきなんだと感じました。彼は、最後殺されてしまうけれど「ライフ イズ ビューティフル!」いい言葉だと思います。



「ウェイクアップ・ネッド」

 アイルランドを舞台にした めちゃめちゃ痛快な映画です。小さな村で宝くじが当たった老人が死んだ為に村中で そのお金を山分けしてしまおう!!というお話です。リーダー格のマイケルとジャッキーという老人2人の頑張りがおちゃめでかわいい!普通なら 過疎化した村は、パワーもなく静まり返っていそうなのに、彼らは違う。パワー全開で“お金山分け”という1つの目標に突き進んで行きます。
 最後には、悪い事をしたのにも関らず「よかったねぇ」とホロリとさせられました。元気をいっぱいもらいました。



「ヒーロー・ネバー・ダイ/真心英雄」

両足を失っても恋人の復しゅうに燃える殺しやラウ・チンワンの演技がとに かくいいです。男の悲哀を感じる作品



「パッチ・アダムス」

 とにかく泣いてしまいました。でも、ただの泣ける映画ではないと思います。たくさんの重いメッセージが詰まっていると思うのです。お医者さんの考え方が基本的にはみんな、パッチのようであって欲しいです。と、同時に お医者さんではない普通の私でも 少しは、何か出来るのかな・・・と、考えさせられました。「笑うこと」って 本当に大事ですね。実在のパッチ・アダムスは、現在も病院の設立を目指しているそうです。世界中の病院に少しでも笑いが広まればいいですね。



「セントラル・ステーション」

 最後は希望が持てる心温まる映画でした。舞台は、ブラジル。と、言っても有名なリオのカーニバルや陽気な人々の笑顔は、全く見られません。ブラジルの底辺で生きている人々の話です。映画を見始めて最初は、絶望的な気分になりました。なぜなら、主人公ドーラを演じるフェルナンダ・モンテネグロという女優のやつれてシワだらけの顔にびっくりし、更に、手紙の代筆業を営む彼女は、良心のかけらもない。頼まれた手紙を出すどころか 家に帰って読み返し、散々、悪態をついて捨ててしまうのです。あげく、お母さんが目の前で車にひかれて死んでしまった独りぼっちのジョズエを売り飛ばす。ひどい、ひどい・・・・・。と、思いながら いつのまにか引き込まれ、後半は、二人とともに一緒に旅をしているようでした。ののしりながらも ジョズエがだんだん可愛くなってくるドーラの気持ちも とてもよく分かりました。ジョズエのおかげで ドーラも生きる希望を見出せたでしょう。二人が離れ離れになっても 友情は、残ると思います。最後、ドーラの顔は、とてもきれいでした



「グッドナイト・ムーン」

 泣けました。スーザン・サランドンがとても良かったです。ジュリア・ロバーツにも好感が持てました。スーザン・サランドンが女性のいやらしさ、悲しさや素晴らしさを とても上手に表現していたと思います。自分の命が長くないと知った時、愛する子供や夫を他の女性に託す事が出来るでしょうか。私は、子供を産んだ事すらないので 考えるのは、難しいけれど 辛い思いがひしひしと伝わってきました。ジュリア・ロバーツは、『プリティ・ブライド』よりも ずっといい感じなのではないかと予想しています(『プリティ・ブライド』は、まだ観てませんので)。



「25年目のキス」

 今回もドリューは、頑張りました。その頑張りがおかしくて みっともなくて良かったです。ハラハラしました。昔は、目立たなくて太ってて 嫌われ者だったけど 人間て目標があれば だんだん輝く事が出来るんだなぁと思いました。要領が悪くって、夢ばかり見てる彼女を見れば 女の子なら絶対「こんな子、いるいる!」と思うか 自分に似てると感じるか どちらかでしょう。
 最後のシーンで ドリューが野球場のマウンドで大観衆の中、彼が来てキスしてくれるのを待つ所なんか「こんな事、あるわけないじゃん」とか、「絶対、彼が来てキスしてハッピーエンドだな」と分かり切ってても 目をウルウルさせて見ちゃいました。


「ウェディング・シンガー」

 単純なストーリーだけど、可愛い!映画もドリュー・バリモアも可愛いです。ロビー役のアダム・サンドラーという人は、私は、よく知らないけど 冴えない男ぶりがうまかったです。ドリュー・バリモアの婚約者もいるわけね〜だろっていう位、やなヤツなんだけど、それも又、良しでした。観終わった後は、とても幸せな気分です。「大好きな人と観ると幸せになれる」というジンクスも信じたくなってしまう映画です。私は、女の子と観に行ったけど・・・・。



「メリーに首ったけ!」

 笑える 笑える お下劣コメディでした。なんで?って思えるほど、本当にメリーに皆、首ったけでした。ここまで、やるかって言うくらい メリーに首ったけの連中は、下品だし、ストーカーだし、最悪だけど でもちっとも嫌じゃない。テッド役のベン・ステイラーという人『リアリティ・バイツ』の監督だとは、全然知りませんでした。でも、さすがは、コメディアンです。とにかく 笑えてスカッとする気持ちのいい映画でした。キャメロン・ディアスは、今迄あまり可愛いと思わなかったけど 私も好きになりました。





   
井原さんの感想です

「イエローサブマリン」

1900年代最後の奇蹟!LDも買いましたし、映画館でも見ました。実はビートルズ映画の中で一番つまらないとこれまで思って来たのですが、素晴しい音質、奇麗な映像で見るとこれはこれでいいもんです。これが31年前のものとは思えない程でした。



「ピースメーカー」

ニコール・キッドマンがすごく可愛く撮れている作品でした。ジョージ・クルーニーはいろんな役をこなせてすごいと思う。ストーリーはありがちですが・・・・・



「裸の銃を持つ男」

とにかく大爆笑!このシリーズにハマる予感がしています(笑)
 



「マトリックス」

話題の映画でしたが、ストーリーは??でした。確かに特撮とCGは驚くべき物がありました。ラストは「えっ、これで終わりなの?」というあっけないもの。ビデオで見たら魅力は半減かも。



「コン・エアー」

このテの映画が好きなのでついつい見てしまいました。パニック映画には人間のエゴが描写されているので、面白いですね。



「ER緊急救命室4」

 待望のシーズン4。今回は随分「ドラマ」的要素が多く、ストーリー性が出てきた。でも面白い事に変わりはなく、リアリティいっぱいで楽しんでいます。



「コップランド」

 スタローンってやっぱり1作品に一回は「アクション」しないと気が済まないんですね(笑)



「L.A.コンフィデンシャル」





「TAXI」

まあまあかな?っていうのが感想です。前評判の割には・・・・走りながらハンドル交換してしまう様は呆気にとられました。



「ミレニアム・サード」

「もう続きは見ない」と宣言したにもかかわらず、ひとから「なかなかだよ〜」(さぁ誰が教えたんでしょ?)と言われると見ずにはいられずに・・・最悪にヒドかったセカンドのラストからは想像も出来ない位に立て直された感じでした。本来の姿に戻ったというのが正しいかな?





   
ASさんの感想です

「がんばっていきまっしょい」

とにかく、元気の出る映画です。多分、10回ぐらい観た。とくに、やる気のないコーチ役の中嶋朋子が最高です。



「ディープ・ブルー」

これはサメ映画というよりは、アクション映画です。レニー・ハーリン節(?)全開の映画です。



「ライフ・イズ・ビューティフル

何の先入観もなくたまたま観た映画。中盤の「心を開く鍵が降ってくる」シーンや「新しい乾いた帽子を手に入れる」シーンは嬉しくなってくる。



「恋に落ちたシェークスピア」

劇中劇という脚本がすばらしい。




「おもちゃ」

深作作品は好きでよくみます。なんか作品の持ってる空気というか、匂いがすき。



「シティ・オブ・エンジェル」

ニコラス・ケイジは個人的にはアクションよりもこういう作品の方が好きです。(少なくとも「コン・エアー」のような長髪はやめて欲しい。ハゲてるし)



「ガメラ3」

がんばってるね、日本映画。いいぞー、という感じ。




「完全なる飼育」

竹中直人とゆう人が好きで、観た映画。




「ハムナプトラ」

とにかくブレンダン・フレイザーの元気いっぱいさが良い。個人的にはエピソード1よりこっちがいい。



「GTO」


テレビドラマの映画化というよりは、番外編的に独立した映画になってる。反町以外はすべてオリジナル・キャストというせいで賛否両論あるだろうけれど、俺は賛成します。



「スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス」・・好きなんだけどぉー、どうしてもキャラクターに感情移入できなかった。
「マトリックス」・・映像としては凄いよね。でもそれだけ。






   
大石さんの感想です

「アルマゲドン」

最後に娘の彼氏に代わって、自分の命と引き換えに地球を守ろうとするブルース・ウィリスに感動です。めっちゃ泣けた。(;;)



「マトリックス」

とにかく特撮技術がすごいですね。ワイヤーを使って空中を浮いてるようなシーンとかピストルの弾をよけるシーンとか...。それに、ネオやトリニティのかっこいいこと。あの黒いコート欲しくなっちゃった。(笑)



「逃亡者」

正義感にあふれたリチャード・キンブル最高ですね。かっこいいぃ〜!
 



「誘拐」

最後のだいどんでん返し。思ってもみなかった結末に驚きました。でも、とっても泣けました。感動!



「ターミネーター2」

T2000の襲ってくるシーンに流れる音楽が最高ですね。見終わった後にサウンドトラックのCDを借りちゃいました。 音楽だけでなく、CGもすごい!それにサラの前作品からの 変身ぶりに驚きました。最後は涙ぼろぼろでした。





   
えるだーの感想です

「スターウォーズ・エピソード/ファントム・メナス」

 久しぶりに、本当に何年ぶりかに、劇場へ足を運び観て来ました。今迄出ていた、主人公のルーク・スカイウォーカー、他レイア姫やハン・ソロにチューバッカがいなくて当然のエピソードだけど、登場人物に少し物足りなさを感じたけれども、それを除けばとても良かった。ライトセーバーによる闘いは、今迄の3作にはない迫力があり、1度上映が終わってから 続けてもう1度観て来ました。オビ・ワン・ケノービ役のユアン・マクレガーは、そんなに気になる俳優ではなかったけど、今回ですっかりお気に入りになってしまいました。
 まぁ移り気な私のこと、いつまで続くことやら・・・ですが。



「プライベート・ライアン」

 この作品は、絶対劇場で見たいと思っていながら機会を逃し、ビデオで観る事になってしまったのですが、あまりにも衝撃的で、小さい画面で観て良かったかな・・・と、思いました。例えば、99人の命を救う為の1人の犠牲、1人の命を救うための10人の命を犠牲にする、どちらも理解も納得も出来ませんよね。数の多さ少なさがなんて関係ない、なんのための犠牲なのでしょうか、考えても答えが出ません。答えが出なくて当たり前なんでしょうね。



「L.A.コンフィデンシャル」

 キム・ベイシンガーの美しさ、ラッセル・クロウの格好良さ、内容の充実さ、好きなジャンルではないにも関らず、楽しみました。



「ユー・ガット・メール」

メグ・ライアンとトム・ハンクスのコンビは、やっぱり最高ですね。どちらも好きな俳優です。2人ともそれなりに年は取ったけれど、まだまだ魅力的で良かったです。



「RONIN」

 ロバート・デ・ニーロとジャン・レノという大物俳優が2人も出ていて、どちらも食われることなく、さすがと思わずにいられない作品でした。



「6デイズ/7ナイツ」

もちろん、大好きなハリソン・フォードが出ているから観たのですが、アン・ヘッシュとのコミカルなシーンなども面白く良かったです。好みからすると、ベストに入りそうにない作品ではあるけど、今回だけ特別に入っちゃいました。



「ペイバック」

 もう少しシリアスさがあれば良かったかなと思ったけれど、それなりに楽しめました。奪われた7万ドルだけ取り返す、それ以上の欲を出さない男らしいポーターにも惚れました。



「エネミー・オブ・アメリカ」

作品の内容が現実的になりつつある今に、恐ろしさを感じました。まさにこういう世の中になってしまったらどうしましょう。



「パッチ・アダムス」

自分の進むべき道に向かって歩き出す心の力に感動しました。成功するしない、達成できるできないは、別としても、その気になればやって出来ないことはないんだよ、行動に移さなければ何も始まらないよ、と勇気づけられる作品でした。   

「アルマゲドン」

 予告や雑誌を観て、とても期待していた作品だったのですが、ラジオでの作品紹介で肝心な部分を言っているのを聞いてしまったのと、実際観てみてハリー達が参加する設定になんだか無理があるよう感じられたのとで、期待しすぎていた私(の勝手な言い分ですが)には、少しがっかりしたかな、という感じでした。





   
Camusさんの感想です

「ブラス!」

バンド内の親子が、とても可哀相だった。特に息子のウィル皆さん是非みてください。




「エリザベス」

当時の雰囲気がよく出ていて面白かった。




「ショ−シャンクの空に」

感動しました。




「交渉人」

迫力満点!スリル満点!




「マウス・ハント」

『ホ−ム・アロ−ン』のネズミバ−ジョンでした。爆笑しました。




「フルモンティ」

ロバ−ト・カ−ライル。最近注目してます。『007』見に行きます。




「L.A.コンフィデンシャル」

とにかく面白いです。バドが、かっこいい!




「アナライズ・ミ−」

デ・ニ−ロが泣くシ―ンは、見る価値アリ。




「ラッシュアワ−」

クリス・タッカ−のインパクト強し。ほんと、よくしゃべる。



「RONIN」

ジャン・レノ、デ・ニ−ロ。この二人の共演は見逃せない!




「メリ−に首ったけ」・・エンディングで、キャメロンの胸を触っていた奴が いました。(マット・ディロンです。)
「ジャンヌ・ダルク」・・ アランソンとジル・ヂ・レは、たしか死なないんじ ゃ・・・。これも当時の雰囲気がよく出てます。
「39[刑法第39条]」・・素材はとても良いんだけど・・・。もう一押しだっ た。






   
キムちゃんの感想です

「交渉人」

最後迄、誰が犯人なのかわかりませんでした。一応、“コイツとコイツだろう”なんて予想していて 先がわかっていた感じだったのに 見れば見る程「え?コイツもあやしい」と どんどん増えていき 気が付かない間にドキドキ ハラハラしていました。
 結果、私の予想は、全くハズレで「この人が 犯人なの?」と思いました。なかなか、見ごたえのある映画です。久しぶりに いい映画を観たなと思います。



「シティ・オブ・エンジェル」

メグ・ライアンがとてもキュートでした。あと 普通、天使と言えば きれいな女の人、もしくは、女の子を思ってしまう私ですが、この映画を見てなかなか男の人もいいなと思いました。内容的には、もう 花マルです。最後がとても良かった。ニコラスがまたいい演技をするから もう涙・涙・涙!是非、見たかった作品だったので、見られて大満足です。



「スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス」

すごく お金をかけているな〜と思いました。スケールは、でかいし、映像はきれいだし、さすがですね。でも、内容的には・・・・。うーん、ノーコメント。
 だけど、2が出たら きっとまた見に行くと思うから やっぱり3位に入るでしょう?2を早く見たいー! 乞う御期待ってとこですね。



「プライベート・ライアン」

最初のシーンは、とても残酷で 全然見られなかったけど じわじわと後から味のある内容になってきて 最後は はまっていました。たった一人を助ける為、自分の命と部下の命をかけて戦場に向かう。そして戦場で悩んでいくんです。もう めちゃくちゃ感動しました。もともと戦争映画に感動しやすい私ですが この作品は、本当にいいですね。



「デッドマン・ウォーキング」

内容と俳優さんたちの演技でちょっと私なりの評価アップでした。うるうるが長ーく う〜ん・・どう言えばいいのか、分かりません。是非、見て下さい。



「大いなる完」

たまたま、暇つぶしで借りたビデオで 何の期待もしていなかったんですが しっかり後から2も借りてしまいました。主演は、的場と南野陽子、ただの農民が地主の娘に恋をして、その娘につり合おうと政治家になっていくという話です。と、いうか悲愛物? でも的場の男ぶりを見られて満足!やっぱり男はこうでないと・・・なんて。



「ムーラン」

やっぱりディズニーですねぇ。歌あり、笑いあり、感動ありです。また、ムーランを助けようとする神様?‘落ちこぼれのドラゴン’が面白いし、可愛かったです。見終わった後 優しい気持ちになれます。



「メリーに首ったけ」

あまりにも バカっぽくて おもしろかったです。ちょっと、ストーカー入ってるって思ったけど 本当にあれだけ一途に誰かを好きになれたら幸せだろうなと思う。この作品を見た方なら わかると思いますが この中に出てくるワンちゃんがかわいいの。ワンちゃん的には、かわいそうなんだけど、いろいろとハプニングが有りまして すごく笑えた。笑いたい時、見て下さい。



「ラブレター」

ラブレターを貴一が読むんですけど そこが泣けました(ちょっと長かったけど・・・)。貴一も、もちろん泣きます。あの涙は、多分、自分を責めてる涙? 最初、貴一にヤクザ(遊び人)は、似合わないと思っていたのに、結構いい味だすのね〜! 貴一が本当に彼女を愛していたのか、それとも同情していたのか ラストで分かります。


「アイズ・ワイド・シャット」

「エッチ、エッチ」と騒がれていましたが なんかそんな風でもなかったかな? ちょっと淋しい気持ちになった感じで・・うん、うまく言えないけど、愛がない大人のHって奴ですか?・・そんな感じ。でも、トム・クルーズがかっこ良かったです。それと、生々しいシーン、多少あり。最後に トム・クルーズ幸せになってねって感じでした。キッドマンもきれいでした。



「梟の城」・・えっ?! だって、中井貴一が主役だもん! もう前売券買って見るのを楽しみにしていました。でも、そんな私の期待とは 裏腹で映画館には、おじいちゃんおばあちゃんばっかり。違う意味でキンチョーしてしまいました。だけど、それでも 私は、貴一が一番。忍者姿もかっこいい! 内容的にもちょこっと笑えたし・・・なんで、石川五右衛門?って思ったから。




   
小麦こさんの感想です

「スパイシーラブスープ」

中国大陸の映画としては今までにないタイプの映画でとても驚きました。 歴史ものでも、悲劇でもないトレンディードラマ風 色々な愛の形をオムニ バスで表現しながら実はそれぞれが上手くつながっている不思議な作品。



「1000の瞬き」

愛し合っているのに身分の違いやなどで引き裂かれ、運命のいたづらですれ 違ってしまう二人・・・恋愛映画の定番なのにやっぱり感動してしまいま す。



「宋家の三姉妹」

時代に翻弄されてしまった三人の女性の人生。それぞれのドラマがかなり泣 けました。 うまく言葉になりませんが、心にズンとくる映画。



「ヒーロー・ネバー・ダイ/真心英雄」

両足を失っても恋人の復しゅうに燃える殺しやラウ・チンワンの演技がとに かくいいです。男の悲哀を感じる作品



「ヴァーチャル・シャドー/幻影特攻」

ハリウッド映画などの美味しい所だけをとって作ったようないかにも香港ら しい作品なのにそれでも笑えて、感動できるはなしです。合成とバレバレの 画像もまたおかしいですね



「ボクらはいつも恋してる!/金枝玉葉2」

恋の形は色々あってその思いはなんて切ないんだろう・・・・思わせてくれ る作品。金枝玉葉1よりはコメディ色が強いけれどやっぱり張國榮さんの映 画は良いですね



「もういちど逢いたくて/星月童話」

『映画のような恋』と言われる例はまさにこんな作品かもしれない!「こん な偶然あるわけない」「うまくいきすぎ」とも思えるけれどこれぐらいドラ マチックでないと普通の話しになってしまいますもんねぇ



「ジェネックス・コップ/特警新人類」

東京国際映画祭で見たのではなく香港で原語で見た作品。言葉がわからなく てもアクション映画のためか内容はわかりやすかったです。これからの香港 映画界を引っ張る若手た〜くさんでています。



「ブラック・マスク」

リーリンチェィといえば辮髪(べんぱつ)のウオン・フェイフォンシリーズ と思っていた私を驚かせた作品。しかしカンフー仕込みのアクションはやっ ぱり美しく、かっこいい〜



「君のいた永遠」

原題の「心動」のほうがしっくりくる感じ。メイベルチャンが女性監督らし く繊細な恋愛心理をうまく表現いている。金城君のバンダナ(?)も見ものかな(笑)





   
酒即是吐さんの感想です
「ザ・ロック」

(TV/VHS)かな。これは、感動の作品ですね。国家の非情さ、仕方がない来もしますが、衝撃的でした。悪役がかっこいいな。



「スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」

(映画館)かな。最後の、人間となんだっけ?ジャージャービンクスの仲間、との結束がいいな。原始的!?とされる種族と手と手を取っての戦い。クイーンアミダラも素晴らしかったな。でも、CG多すぎ!?先の3部作がかげってしまいそうだ。



「MIB/メン・イン・ブラック」

(VHS)。いつの作品だろう!?でも、2度も3度もみたいとは思わない作品だ。それなりには面白 い。





   
りんもーさんの感想です

「ユー・ガット・メール」

メグ・ライアンがかわいい!トム・ハンクスがオヤジぽかったので、なおさらメグ・ライアンのかわいらしさが引き立ってたなー。りんもーなんて、メグ・ライアンがラストシーンの時に着ていたワンピースが欲しくて、とうとう似たようなのを買っちゃいました。ちょうどこの頃、りんもーもメールを始めたので、感慨ひとしおです。ストーリーもほのぼのハッピーエンドで幸せ一杯ですね!羨ましい!!



「シックス・センス」

ストーリー的に、やられましたねぇ。最後の最後でこれはずるいんじゃないかなぁ。 「そうだったんだ」って思うけど時間が経てば経つほど「うーん」って考えてしまい ます。でも子役の彼のすばらしい演技に恐ろしさがヒシヒシ伝わってきました。彼は 今日「笑っていいとも」にゲスト出演してました。まるで小さな紳士でした。まだ1 1歳なんですね。



「交渉人」

俳優さんの名前は忘れてしまいましたが、トイレに行きたいのに夢中になってトイレ にも行けなかったくらい目が離せないドキドキの映画でした。 見終わった後、面白かったーってため息をつきつつ、トイレに駆け込みました。最後 までどうなるのかハラハラでした。映画はこうでなくっちゃね。



「パッチ・アダムス」

余韻を楽しめた映画でした。マット・デイモンと共演した「グッドウィル・ハンティング」も 医者の役でしたが、今回は前回以上にはまり役だったように思います。自分の夢の実現のために、ひたむきに真面目に自分を信じてつき進んで行く主人公にみんな惹かれてゆきます。人間には個人個人、人生のテーマがあると思いますが、自分にとってのテーマは何かと問い掛けられた感じがしました。感動しました。



「ノッティングヒルの恋人」

久々にジュリア・ロバーツの映画を見ました。よくあるハッピーエンドのストーリー で、現実にはこんなこと絶対にないよなぁと思いつつも、こんなことあったらステキ だなぁと夢うつつになりました。なんだか幸せな気分になりました。ヒュー・グラン トもカッコイイ!さり気ない仕草や雰囲気がいいなぁ。ほんとステキですー。



「エントラップメント」

エントラップメントとは罠という意味だったとは知りませんでした。アハハ。ショー ン・コネリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの駆け引きは面白かったです。これは 作戦?本気?とどっちか分からないことが多かったな。ショーン・コネリーは年なの によくやるなぁと感心しました。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しい体にも感動 しました。盗むために赤外線をよけて進んでいくあの踊り(?)は彼女の美しさを もってして成り立ちますね。この後上映される「ホーンティング」にも出演するよう なので気になります。是非見てみたいなぁ。



「フォー・ウェディング」

ヒュー・グラントが出てるのでみましたが、コミカルですこしドキッとするところも あって、いい感じでした。ローワン・アトキンソンが出てるんですね。知らないでみ てビックリしました。是非、一度は結婚したいものです。



「エネミー・オブ・アメリカ」

弁護士ものとしては、謎解きがあまりなかったので少しがっかり。前に観た「依頼人」のほうが好きなタイプでした。(でもこれはテーマが違うから比較できないかも・・)しかし、テンポもいいし、楽しかったです。ウィル・スミスはかっこよかった!



「プリティ・ブライド」

結婚に憧れているせいか、いい話だなぁと思いました。単純だけどなんだか、こんな ことってあるかもねぇなんて考えました。自分を知ることが一番難しい事かもしれま せんね。素直になるのが一番ですね。


「マトリックス」

これは「いまいち」、と思っていましたが、「映像的にナカナカかも」、と最近考え を改めたしだいです。ビデオでだったら、第2作目も見ようかなと 考えています。



最後に・・・
* ユー・ガット・メールを1位にしたのは、やっぱりこの映画をみてメールってい いなぁって思ってメールを始めて、いろいろな人とメールを出来るようになって、わ たしにとっての生活の変化のきっかけとなった作品だからです。また今年も自分の生 活を変えてくれるような、そんな映画に出会いたいものです。





   
高橋さんの感想です

「バックマン家の人々」

この映画は、観るともなく、観てしまった映画なんだけど(最初の方のシーンなんて、本読みながら見ていたから よく覚えてないくらいだし)、いつの間にやら、すっかり引き込まれて 真剣に観ちゃいました。何と言っても、あのおばあちゃんの「メリーゴランドとジェットコースターの話」が人生を語ってますね。あのシーンだけでも もう一回観る価値あり!と言い切りますよ、オイラは。
 イヤ他にもたくさん いいシーンあるし、外野フライをキャッチする所だって、「イエス!(キリストじゃありません)」って叫んだもん、1人でバカみたいだけど・・。とにかく、もし、まだ観ていない方が いらっしゃいましたら イヤ既に観た方も、是非是非お勧めします。そして ラストシーンで みんなで満ち足りた気持ちになりましょう。



「インデペンデンス・デイ」

映画館で観て、ビデオで2回観て ケーブルでやりますよと言われたら、やっぱり文句なく 観るでしょう。誰が何と言おうと。観れば観るほどウィル・スミスのかっこ良さとクールさがもうたまりません。何とでも言って下さい。オイラ バカです。『バッド・ボーイズ』よりも『MIB』よりも一番いいとこどりだし。あ〜 でも全部素敵だなぁ、やっぱり(←バカだね、やはり)。とにかく、この映画はウィル・スミスです。他の見所は、たくさんあるけど まずはウィル・スミスです。『WWW』早く見たい。とにかく、ウィル・スミス。しつこい。
 ※ちなみに 私の昨年度における大失敗は、『エネミー・オブ・アメリカ』を観なかった事です(ごめんなさい、ウィル・スミス様)


「恋する人魚たち」

何が良いかと言いますと、う〜ん・・・。ストーリーがアーヴィングの小説みたいで まず良し。ウィノナ・ライダー{ウィノナ・ライダーの長靴みたいなブーツがかわいいんだ。どんな服にも なぜかマッチ(もしや、死語?)してるし。}チャーミングだなぁ・・良し。
 それに、出てくる俳優さん達、みんな 良いんだ、本当に。テーマは、やはり家族愛なんだろうな、きっと。どんな家族形態でも 良しって気持ちになっちゃうかな、観終わった後で。引っ越しばかり(男と別れると)するお母さんと 家でも水泳帽かぶっている妹と修道女に憧れる。でも、欲望もある罪悪感も感じる主人公の3人家族のお話です。一口に言うとラストシーンで思わずニヤリとしちゃいます。



「ドクター・ドリトル」

前回、栄えある1位を取った作品なので あまり語るべきお話もない様なんですが。動物好き(見るのが)なオイラとしましては、やはり はずせません。
 楽しい事があまり無い時に観ましょう。シンプルに笑えます(フッとかクスクスとかヒヒヒとかじゃなくて、アッハッハッハッハッてな感じかな)。



「ヒート」

だってアル・パチーノですもの、ロバート・デ・ニーロですもの。かっこ良いんですもの。シブいんですもの。2人のコーヒーショップのシーンなんて、もうひっくり返っちゃうってば。アクションシーンもいいっす。ドキドキです。
ラストの何分?何十分?なんて息が苦しくって ふうぅぅぅぅ〜〜。でろ〜んとなってしまいました。「息詰まるアクション」って宣伝文句は、本当なのね。映画館で観たら辛いかも。アクション物、スリル&サスペンスは映画館でって思うんだけど でも「ひ〜」とか「ひゃ〜」とか言えるから 家で観るの好き。




「グッド*ウィル*ハンティング」

今更観て何を語る事がありましょうか?マット・デイモンもベン・アフレックも この頃は、まだかわいい顔してるな なんて思ったりして。それに ロビン・ウィリアムスですよね、ハイ。



「マイフレンド・クララ」

これも前回も登場の作品ですので・・・・。[昔は、弟が欲しかったなぁ。年、離れててさ それを女の子にモテモテ(死語?)になる様に イイ男に育てるんだ。自分の子供っていうシチュエーションは、考えられないけど・・。]などと、思っていた事を思い出させられました。それにしても この作品 ウーピーは、どうしてあんなにアクセサリー使いがうまいんだろう。日本人は、真似できないのかなぁ、やはり。そう言えば、昔『スタンド・バイ・ミー』観たときも同じ事 思ったよ、オイラってば。


「さまよう魂たち」

マイケル・J・フォックスの映画は、面白いですよね。未亡人との食事のシーンがすごく好き。それなのに、それなのに、パーキンソン病だなんて・・・くすん。



「パルプ・フィクション」

母と2人で『ステイン・アライブ』を観ました。年末に母曰く「こんなにスタイル良かったなんてね。今、この人、上から下まで同じじゃない(丸太の様にと言いたかったらしい)。母は、還暦過ぎています。トラボルタファンの方、ごめんなさい。



「月とキャベツ」

山崎まさよし様、どんどん歌って下さい。ピアノを弾いている姿が素敵です。相手役の女の子がちょっと憎いです。キスシーン、かわいかった。






   
てぐさんの感想です
「ブエノスアイレス」

何度見てもせつなく、美しいれすり〜。汚れ役でも、美しさがにじみ出てるのが本物の美形だよね〜!こんな役はれすり〜にしかできないと思います。その点でNO、1です。相手役もトニーでよかった。アンディじゃガッツありすぎだし〜(笑)



「君さえいれば/金枝玉葉」

今年、「僕らはいつも恋してる」も見たけど、こっちがいいです。安心してみていられて、ブエノスとまったく違うれすり〜の魅力に、くらくら・・・。カリーナも、アニタユンも、さわやかでした!  



「欲望の翼」

これは、去年までNO,1だったけど、私が変わったらしく、3位に落ちました。これもれすり〜だから、こんな役でも「誰でも惚れちゃうような魅力的なジゴロ」を、演じられたんだと思います。青年期の葛藤がせつなく、女たちもみないとおしい。



「さらば、わが愛/霸王別姫」

映画の完成度は、これが一番高いと思います。  れすり〜の演技力もすごい!北京での半年間は大変だっただろうな〜しかし、近くのビデオやに日本語吹き替え版しかなく、国語版を見ていないのです(ToT)その声がれすり〜にあってないのだ!!国語版も吹き替えだったようですが、アテレコを本人でやり直せないもんでしょうか???ヤクが切れて荒れる蝶衣のところがいつも泣けます!抱きしめてあげたくなって。



「マイ・プライベート・アイダホ」

永久にマイベスト10でしょう。この映画でリヴァーの全才能が開花し、この映画が、彼の命も奪ったと私は思っているんです。




「スタンド・バイ・ミー」

永久にマイベスト10でしょう。できることなら、時を止めてしまいたい・・・リヴァーが死んじゃわないように。



「エド・ウッド」

「史上最悪の作品をとった女装趣味の監督役」に、ジョニデの役者魂を見たおもいです。



「ギルバート・グレイプ」

ジョニデにはまった作品。レオさまの存在を知った作品でもあります。「すごいのが出てきた!」と。 



「デッドマン」

インディーズの面白さを感じました。モノクロの画像がジョニデの魂まで透明に見せるようでした。



「クルーシブル」

唯一これは、去年まで知らなくて、ベスト10入りした作品です。  デマと群集心理、嫉妬・・・てぐにとって、いままでで一番恐ろしいと感じた映画 です。『13日の金曜日』より、『キリングフィールド』より、『シャイニング』より、何よりもこわいです!!20代半ばのウィノナが、どうしてもやりたくて、少女の役を勝ち取ったエピソー ドをあとで読み、やっぱりと思いました。すごい演技だった!





   
めいさんの感想です

「ライフ・イズ・ビューティフル」

とても、悲惨な話なのに、たんたんと描かれていました。うまく表現できませんが、じ〜〜んとします。



「ノッティングヒルの恋人」

脇を固める人々が、個性的。特に彼のルームメイトには、いやーっ!と思いつつ心を奪われました。  



「ユー・ガット・メール」

トム・ハンクス&メグ・ライアン、このコンビ好きです。メールが来ている時の嬉しさは、良くわかります。



「シックス・センス」

なるほど〜〜〜。話もじっくり考えるとこわいけれど、子役の演技も真に迫ってって、すごい。



「ゴージャス」

さすが、香港旧正月映画。ジャッキー映画にシンチーまで出て、だれも死なず、丸く収まる。こういう話なのに、何故、格闘するのかな?ジャッキーだからか・・。



「エリザベス」

絢爛豪華。ヘアアレンジや、アクセサリーが、かわいい。





「ジャングル・ジョージ」

始まりの歌から楽しい。象のポチが好き。明るい気分になれます。




「愛を乞うひと」

テーマが重くて、きっと深く考えさせられる映画だと思うのですが・・。私は、単に台湾の風景(特に車窓からの)が気に入りました。



「TAXI」

刑事に協力する民間の人の話は、数々あれど、なんだか新鮮でした。
   

「君のいた永遠」

あんなに長く、人を想っていられるのでしょうか?ラストシーンは、けっこう辛いものがあります。切ない顔する金城武には、ドキドキする!?





   
ゆうすけさんの感想です

「ファイト・クラブ」

またまた、デビット・フィンチャー監督がやってくれました。こういう映画 大好きです。ストーリー性も抜群。映像も冴えていました。ラストに進むに連れて、 スピードを上げていくストーリーに、エドワード・ノートンの演技も光っていまし た。ブラビもしかり。(劇場)



「鮫肌男と桃尻女」

邦画もなかなかいけるんじゃないか。と思った作品です。主演の浅野忠信だ けでなく、個性的なキャラが所狭しと大暴れしてくれます。こういう映画を見たかっ た。(劇場)



「ジャンヌ・ダルク」

リュック・べッソン監督の最新作。映像そのもの完成度は高く、戦闘シーンは 圧巻でした。が、ストーリー的には複雑でディープな感じでした。面白さよりは考え させられる感じもしました。(劇場)



「HANABI」

監督・主演 北野武。ベネチアで賞を取った作品でした。入院中のエピソード をそのまま使っていたりしていたのを気付いた人いますか?映像も音楽も彼独特の匂 いがして好きですし、『無表情な暴力』は他に類を見ないものだと思いました。(ビデオ)



「ディープ・インパクト」
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映像技術もここまで進化した、と言えるでしょう。地球も大変です。『アル マゲドン』とは一味違った感じでした。僕的にはこちらの方が好きです。(ビデオ)



「 白痴」

新しい感じがする作品でした。CGを駆使した映像や、近未来的なシーンと 戦後間も無い日本のシーンが、交互に使われていたり。いろんな役者が、ちょこちょ こ出ているのも面白い所でした。本筋とエピソードのバランスが気になりましたが、 良い終わり方で閉めています。(劇場)



「アルマゲドン 」

ある意味ブーム化した世紀末の人類危機ストーリー。『ディープ・インパクト』とかなり似ています。格好の良さや人間関係では、こちらの方が面白いと思われます。(劇場)



「ゲーム」

デビット・フィンチャー監督の作品。やってくれます。『セブン』が公開さ れてすぐの作品だったので、またもやサイコ・ホラーかと思わせて、今度はこう来た のか。『セブン』のイメージがあると、ちとがっかりします。一発芸に近いので、二 度目はそれほどの衝撃は有りませんでした。(劇場)



「スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス」

話題の最新作でした。映像は素晴らしく、ストーリーもまた面白くなっていま した。原作も読んでみましたが、映像化するにあたりカットされた所も多かったと思 います。この調子で2・3が出来ると、3・4・5とのギャップが大きいのでは?



「12人の優しい日本人」

三谷幸喜が脚本の作品。『12人の怒れる男』の日本人ヴァージョンしかも コメディータッチ。この話は、陪審員の話です。僕は『12人の怒れる男』を以前に 演劇で一度見た事が有りました。何気に面白い。裁判系映画があまり好きでなくと も、楽しめるでしょう。そう言えば、テレビでもやりましたね。(ビデオ)



「孔雀」・・インパクトが薄かったので。(劇場)
「ラブ・アンド・ポップ」・・ 浅野忠信の台詞がカッコイイです。(劇場)






   
上田さんの感想です

「シン・レッド・ライン」

自然と人間と戦争の対比が良く描けてると思います。それぞれのシーンにすごく時間をかけて、こってつくってあり、そのへんにこだわりが感じられて気に入りました。



「アンダー・グラウンド」

  一風変わった戦争ものでしたが、とてもおもしろかった。最後のセリフは 印象的でした。



「スイート・ヒァ・アフター」

 自分の好きな田舎のゆったりとした作品で、それぞれの家族への思いが、感動的でした。「ハーメルンの笛吹き」とストーリーをだぶらせたりしてるところも、おもしろい。


「ラリー・フリント」

彼の信念を貫きとおす力や意志、それに彼の奥さんを思う気持ちには感動し、尊敬すらしました。どんなことであれ、己を貫けることはすごいと感じました。





   
そーえさんの感想です

総 評

 一応、今年見た映画と言っても、初めて見た作品を対象に選ばせて頂きました。今年は視聴した本数が200本まで届かなかったのですが、まずまず面白い作品が見られたと思います。
 ランキングに関しては見た時期も違うために、どのくらい良かったのかという感動の度合いを計りにかけるのが非常に難しくて最後まで悩みましたが、このベストの中に入っている作品の全ては、どれもそれぞれの良さが出ていて、とても楽しめたと思っています。ランキングを見ていると、上位に入れたのはどれも地味な系統のものが多いですね。人の評判を聞いてから視聴したものばかりなので、有る程度予想できていたという作品が多いのですが、2位に入れた『バウンド』だけは、これほど良い(作りの旨さ)作品だとは思っていませんでした。受け身にならず全く情報も無しに見たのが良かったのかもしれませんが、たまにこんな作品が出てくるから映画鑑賞って良いですよね。『スティング』『ユージュアル・サスペクツ』の様な意外性を感じられる映画だったと思います。





   
てるっちさんの感想です

「ダークシティ」

映画の紹介文を読んだだけで、この映画みたい!っ ておもったのはこの作品くらいかなー。予想道理に僕のツボにはまるおもしろい 映画だった。



「アベンジャーズ」

ショーンコネリーはこういうキャラがよくあって るね。映像もスタイリッシュですごかったよ。



「レッドコーナー/北京のふたり」

最初は期待してなかったんだけど、 見たらおもしろかった。裁判シーンがなかなか迫力モンだね。



「マイティ・ジョー」

やっぱジョーのCGがすごい。後半の市外に飛 び出したジョーの映像がすごいっす。



「アルマゲドン」

映像もかっこいーし音楽もいいね。僕はこの結末を 見るまえからしってたせいで感動はできなかったけど(^^;



「スティル・ブラック」

劇場未公開だけど、アクションや内容はおも ろい。 飛行場での戦いに、地下鉄での戦い、大使館での戦い、見所満載。



「チャイルドプレイ チャッキーの花嫁 」

いままでのシリーズとは、 路線が 違う気がするけど、やっぱおもろい。結末にびっくり



「L.A.コンフィデンシャル」

内容の濃い本格映画だね。長い時間もき にならなかった。良質の作品です。



「オクトーバー22」

B級映画かもしれないけど、ストーリーがよくで きておもしろい。結末にびっくりしたのは「ユージュアル・サスペクツ」以来か な。映像にだまされた(笑



「沈黙の陰謀」

ウイルス映画の中ではこれが一番おもしろかったんじ ゃないかなと僕は思う。やっぱセガールはつよいわ(^^



「エアポート2000」・・もうちょっとなんだけどねぇ。
「ゴールデンボーイ」・・ もうちょい時間をちじめればぁ。
「ブリザード・ウォー」・・ 「ザ・ロック」っぽくてなかなかいいんだけどねぇ。






   
土田さんの感想です

「マトリックス」

  映画評論家から「21世紀を予感させる映画」であるとか、「1999年はこの映画が登 場した年として記憶されるのかも知れない」などと、従来にない賛辞を贈られている SF超話題作。「バウンド」(これも必見)でデビューしたワチャウスキー兄弟の監督 作品です。  そんな前評判の一方で、私としてはどちらかというと苦手な、香港のカンフー・ア クションや日本のアニメ、テレビゲームなどの要素の集合体だ、などという話にやや 恐れをなしての鑑賞でした。しかし、そんな心配を吹き飛ばす、期待どおりの、いや それ以上の素晴らしい映像とストーリーでありました。特に中盤以降の息もつかせぬ 展開に思わず手足に力が入り、見終わった後はドッと疲れが・・・。(^_^;)  人工知能から進化したコンピューターが人間を支配し(=マトリックス)、バーチ ャルな世界にそこが現実だと思わされて人間が生かされています。そんな仮想現実の 世界から人類を救おうとするグループが、彼らの救世主を探しだし、コンピューター が送りだすエージェントと壮絶な戦いを繰り広げていきます・・・。  フローモーションと呼ばれる、120台ものカメラで対象をグルリと廻るように撮っ ていく手法や、ワイヤーで体を支えるトリック撮影方法などを駆使した映像は、今ま でに無い奇妙な感覚を体験させてくれて、眼が思わず点になってしまいます。銃弾で 打ち砕かれる壁や柱、無数に飛び散る薬きょうなどの描写も大迫力で、印象に残りま す。  序盤では複雑そうに思えた状況設定も、進行するに連れて十分説明がなされますの で、この手の映画としては極めて分かりやすい話の展開になっていると思います。一 歩引いてみると荒唐無稽なオオボラ話には間違いないのですが、妙に納得させられる だけの説得力を持っているのが、不思議・・・。これは多分、「運命は決まっている ものではなく、自分で切り開いていくものだ」というテーマに、知らず知らずに共鳴 しているからかも知れません。  主人公のキアヌ・リーブス、グループ・リーダーのローレンス・フィッシュバー ン、ヒロインのキャリー・アン・モスの3人の黒メガネ、黒マント姿は、これ以上な いカッコ良さ・・・。



「シックス・センス」

 アメリカ本国で連続5週第一位をキープした最新話題作。監督は29歳(!)のイン ド系アメリカ人のM.ナイト・ジャマラン。冒頭、ブルース・ウィリスの「この映画 の秘密を他言しないで欲しい」という趣旨のメッセージが出るなど、かなりもったい を付けて映画が始まります。  優秀な児童心理学者でカウンセラーの主人公(ブルース・ウィリス)は、ある時か つてカウンセリングしていた青年に銃で撃たれてしまいます。回復した彼は、妻との 間もうまくいかなくなり、以前のような気力も薄れてしまっているのですが、ある時 一人の少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)のカウンセリングを行うことになり ます。その少年は精神状態が不安定で、強度の幻覚に悩まされているように見えたの ですが・・・。  ある程度覚悟して見始めたのですが、これは結構怖がらせてくれます。背筋が凍る という表現は、決して大袈裟ではないかも知れません。後半、その少年に次第に救い の兆しが見え始めて少々安堵するのも束の間、最後に驚くべきその「秘密」が明かさ れて、「ハイ、参りました」状態・・・。(>_<)  前半のテンポが少しじれったかったり、少女の死のくだりや、少年の母親と祖母と のエピソード(ここは泣けるのですが)がややわざとらしいところもあります。ラス トももう少し引っ張って、もっと余韻を残したほうが良かったかも知れません。  しかし見終わった後は殆どの人はそんなことを全て忘れて、ハーレイ少年 (11歳!)の驚くべき演技力に舌を巻き、ストーリー展開を再度最初から追いかけて いる自分に気づくことでしょう。  それにしても主人公はあれでいいとして、あの少年の今後の人生を考えたとき、心 から同情せずにはいられません。(あんなことが一生続くのか・・・(・・;))



「仮面の男」

 これはフランス中世のヒーロー、四銃士の後日談を描いたもので、主人公はこの四 銃士。決して双子の王を演じるレオナルド・ディカプリオが主人公ではありません。 デュマの原作「鉄仮面」を大胆に脚色したものですが、第一級のエンターテインメン トに仕上がっていると思います。  悪政で庶民を苦しめる若きルイ14世の替わりに、双子の弟であるフィリップを王 に立てようと企てる、今は年老いた四銃士のうちの3人。四銃士の残りの一人、ルイ に忠誠なダルタニアンがそれを阻止せんとするのですが・・・。  132分の長尺物なのですが、極めて判りやすいストーリーで終始テンポよく物語が 展開するので、飽きることは全くありません。  四銃士のそれぞれ異る人物像が明確に描かれており、それらを演ずるオスカー級の 名優達、ガブリエル・バーン、ジョン・マルコビッチ、ジェレミー・アイアンズ、ジ ェラール・ドパルデューの力演が大きく物を言っています。特にここでもジョン・マ ルコビッチが非運な役柄を迫真的な演技で演じていて、最高です(かなり身びいきか も・・・)。まあ、ジェラール・ドパルデューの汚い尻は見たくはなかったですがね ・・・。  終盤明かされるある事実は途中で読めてしまうのですが、ああいう展開で父と子 (母と子ではなくて)が絡むと泣けてしまうのですよね。伏線もうまく活きていまし たし・・・。  とにかくこれぞ映画!という大活劇で、こういうものはやはり映画館で見るべきで した。  ディカプリオ、デカ頭・・・。



「CATS」

 以前、私がニューヨークのブロードウェイで初めて「CATS」を観た時は、時差ボケ とストーリーがイマイチ良く判らないために、有名な挿入歌「メモリー」が歌われる 度に目が覚める(!)というテイタラクでした。(^_^;)  今回のこのビデオは、ロンドンのオリジナル・スタッフによる舞台上映劇を、観客 なしでビデオ映像専用に撮ったもので、スーパー・インポーズも挿入されています。 おそらくこれは、外国のミュージカルを鑑賞するには最も適した映像形式といえるの ではないかと思います。マニアの間では、これがDVDとして発売される、されない で、大いに盛り上がっているということです。  飼い猫になることを拒否している「ジェリクル族」の猫達が年に一回集まって、 「永遠の命を与えられる猫」を長老猫に選んでもらうことになっています。それに選 ばれたい猫達は、それぞれ自分の境遇などを歌や躍りで披露していく、というのが大 筋ですが、最低限、このストーリーを頭に入れてから観賞することをお薦めします。  最高の技術に裏付けされた歌や踊りなどが、クローズアップも含めて縦横無尽のカ メラワークで映し出される映像を観賞するのは、まさに快感。ミュージカル好きには コタエられないでしょうね。  グリザベラという老娼婦猫(!)が華やかだった昔を偲んで歌い上げる「メモリ ー」は、涙なくしては観られません、聴けません。(T_T)



「ロレンツォのオイル」

 これはスーパーマンとスーパーウーマンのお話です。  発病後2年以内に確実に死に至る難病の「副腎白質ジストロフィー」にかかった息 子(ロレンツォ)を、医学知識の全く無い夫婦が、超絶的努力によってその病気の薬 を自ら作り出してしまうという、殆ど信じられない、しかし「実際の話」を描いた映 画です。発病当時小学生だったロレンツォは、現在は機能回復の訓練はしているもの の、立派に成人しているとのこと。その薬の名が「ロレンツォのオイル」で、今なお 世界中で使われています。  この映画は、「自分の子供の命を救うために、親はどこまで努力ができるか」、 「死と隣り合せで苦痛で苦しんでいる患者の延命行為は、正しいか」、「ある医療行 為について、統計的数値による医学的根拠の立証まで、それを施(ほどこ)さないこ とは正しいか」、「医師は、患者の親族の真意を完全に理解することはできるか」な ど、多くの問題を投げ掛けていると思います。そして製作者はその答えも暗示してい ます。  映画としても、夫婦の凄まじい超人的努力と、演ずるニック・ノルティとスーザン ・サランドンの迫真の演技と相まって、最後まで圧倒されてしまう一級の作りになっ ています。ロレンツォ役のザック・オマリー・グリーンバーグも幼いながらも驚くべ き演技力で、泣かされます。  子を持つ親はもちろんのこと、世の全ての医師に是非見てもらいたい映画です。



「隣人は静かに笑う」

 「隣人は静かに笑う」・・・。うーん、いい邦題ですね。このタイトルがこの映画 のすべてを物語っています(ネタバレかな?)。  善良そうに見えていた隣人が実は恐ろしい人間だった、というのは映画としては山 ほどあるテーマ。でもこの映画は、ラストがかなり衝撃的という話を聞いて、ビデオ を待たずに劇場に出かけることにしました。  大学教授の主人公(ジェフ・ブリッジス)が事故で負傷した少年を救ったことか ら、向かいに越してきた家族と親しくなります。ところが最初はごく普通に見えてい たその家族と付き合っているうちに、その家の主人が偽名を使うなど、不審な点に気 づき始めます。やがて主人公が知った、隣人の恐ろしい正体とは・・・?  そしてかのラスト・・・。なるほど、そう来るのですか。やられました・・・。  ティム・ロビンス扮する隣人が怪しいというのは最初から判っているわけですが、 最後にあのようなヒネリがあるとは・・・。中盤以降の、家族の正体がじわじわと解 き明かされていく過程もスリル満点。更にアメリカなら実際にあり得るであろう結末 には、背筋が凍る思いがします。  やや気になったところは、冒頭のシーンがショッキングな割には、それが後で活か されていなかったこと。  ジェフ・ブリッジス(「恋のゆくえ」、「ブローン・アウェイ」など)が素晴らし い演技をしています。特に終盤、形相がそれまでと全く変わってしまうところがスゴ イ!また、抑えた演技のティムもいいのですが、その妻役で、笑顔の裏に隠された恐 ろしい女を演じたジョーン・キューザックも素晴らしい。  刺激が不足していると思われている方に、是非お薦めします。(^_^)



「ジョー・ブラックをよろしく」

 「死神」(ジョー・ブラック=ブラッド・ピット)がこの映画の中心的存在です が、それらしいオドロオドロしさは全く無く、むしろ心温まるファンタジーという感 じです。  監督・製作は、『ビバリーヒルズ・コップ』、『ミッドナイトラン』、『セント・ オブ・ウーマン/夢の香り』のマーティン・ブレスト。  「死神」と大富豪の社長(アンソニー・ホプキンス)との取り引き、「死神」と社 長の娘との恋、会社つぶしの陰謀などがからんで、3時間という長尺でありながら全 く退屈させられることはありません。結末が途中で判ってしまうストーリーの甘さは ありますが、これは見たものを幸せな気持ちにしてくれる素晴らしいおとぎ話なので す。  ただひとつ気になった点があります。全く世間知らずのジョーが、会社つぶし阻止 のあっと驚くような切り札を突然出すところ・・・、うーん、これは不自然。  ホプキンスの相変わらずの重厚感溢れる演技もさることながら、ブラピが難しい役 を本当に巧く演じています。ブラピ、カッコ良過ぎだぞ!



「FACE」

 「フルモンティ」で大ブレイクしたロバート・カーライル主演のクライム映画。監 督は女性のアントニア・バード。  主人公率いる犯罪グループが現金強奪を計画し実行しますが、思った程の金額を手 にすることが出来なかったばかりか、仲間の誰かの裏切りでそのお金が次々に盗ま れ、仲間も殺されてしまいます。主人公はその裏切り者を突き止め、お金を取り戻そ うとするのですが、事態はどんどん悪い方へ・・・。  イギリス映画独特の重いムードが全編漂い、女性監督とは思えないほどの骨太で重 厚な仕上がりとなっています(これ、差別発言ではありませんよね)。一方で各エピ ソードに時間をかけた丁寧な描写は、女性監督ならではでしょうか。特に中盤から終 盤にかけて、俄然見応えが出てきます。  少々トロイ相棒の若者をいたわり、古くから知り合いの老夫婦を大切にし、政治運 動を行っている恋人に想いを馳せる主人公の、何とかして事態の収拾に努めようとす る涙ぐましい姿に、同情を禁じえません。すっかり主人公に感情移入してしまい、最 後にはウルウル。(T_T)  この手の犯罪もので事態がどんどん悪くなっていくストーリーは、ベストセラー小 説の「シンプル・プラン」(こちらも映画化されるとのこと)を彷彿とさせます。  ロバート・カーライルが、さすがに素晴らしい演技をしています。母親にお金の無 心をする表情の情けないこと・・・。



「スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス」

 C市の200席足らずの小劇場での最終回の鑑賞。20人そこそこの観客で、楽々見れ て嬉しいような寂しいような・・・。  旧3部作から時代が30年さかのぼった設定ですので、凛々しい青年のオビ=ワン・ ケノービ(ユアン・マクレガー)やまだあどけなさの残る少年のアナキン・スカイウ ォーカー、すなわち後のダース・ベーダー(ジェイク・ロイド)などが登場します。 しかもルークやレイヤ姫の母親になるアミダラ女王(ナタリー・ポートマン)も出て きますので、まるでどこかの家族の古いアルバムか、8ミリフイルムを見ているよう な、ある種の懐かしさにとらわれます。  映像はもちろん旧作より遥かに高レベル。殆ど違和感なく滑らかな動きのCGは、見 事というほかありません。結局このCGの凄さに目が行って、ストーリー展開は興味の 外になってしまいます。もっともストーリーは、善と悪が戦うという単純な設定で、 無きが如しですが・・・。  最も印象に残ったのは、アナキンが選手として出場するポッド・レース。そのスピ ード感に溢れ、スリル満点のシーンには、誰もが「ベン・ハー」を想起したことでし ょう。その分、動きの少ない場面が少しでも続くと、弛んでしまいます。特に後半は 前半に比べてやや盛り上がりに欠けているように思えました。  可愛いアナキン少年を見ていると、どうしても青息吐息でマスクを脱いだダース・ ベーダーがちらついてしまいますが、そのイメージの大きな落差に戸惑ったのは私だ けではないでしょう。ナタリーの東洋的なコスチュームは私には殆ど悪趣味にしか見 えず、折角の彼女の美しさが損なわれているように思えました。  いずれにしても見終えてから、次の「エピソード2」を早く見たいと思わせるので すから、これは大成功なのでしょうね・・・。


「N.Y.殺人捜査線」

 これはNY市警を退職するまでの16年間で1,400名もの犯人を検挙した実在の警官、 ボウ・ディートルの実録に基づく物語です。NY市警の警官の平均の検挙数は180名と いうことですから、彼がいかに凄腕かわかりますね。いかにもB級然とした邦題です が中身は全然違っていて、やや地味目ではあるものの中々見応えのあるd厚な作品に 仕上がっていると思います。  幼なじみのマフィアのボスとの友情と、その愛人との恋の板挟みになり、ギャンブ ルで破滅していく相棒に胸を痛ませながらも、果敢に事件の最前線で働くボウ。マフ ィア絡みの汚職をFBIから疑われ、重大事件の捜査から外されても独自の情報ルート で真犯人を挙げるボウ・・・。原題(One Tough Cop)どおり、常に死と隣り合わせ のタフで実直な一人の警官像が生き生きと描かれています。  ボウを演じるスティーブン・ボールドウィンは、落ち着いた演技に終始していて好 感が持てます(やや無表情と言えなくもありませんが)。また彼はこの役作りのため に10kgも体重を増やしたのだそうな。おなかの出た太っちょのむさくるしい姿のヒー ローはなかなか現実感がありましたよ。この人はアレックス・ボールドウィンの弟。 ギャンブル好きな同僚警官役のクリス・ペンも好演。この人はショーン・ペンの弟で す。マフィアのボスの愛人でボウと恋に落ちる女性に、ジーナ・ガーション。この人 はいつ見ても魅力的だなぁ、口元が特徴的だし・・・。(^_^;)  ボウ本人もゲスト出演していたとのことですが、誰が彼なのか分かりませんでし た。どなたか教えて・・・。





   
ももさんの感想です

「ライフ・イズ・ビューティフル」

こんなもんだろうと見たら、やっぱこんなとこでした。じゃぁ何で1位なんだ!と言う意見もありましょうが、やっぱあの父親の愛情には負けますです。はい。



「恋におちたシェイクスピア」

基本的にシェイクスピアものは好きなんですが、良くできた脚本なので拍手。ちょっと長いかなとも思いましたが、そこはビデオで見たので、「早送りで活字追い」という秘技を使ってなんとかなりました。 (^_^;)出演者を良く知らないので感情移入もできてOK。



「ビッグ・リボウスキ」

コーエン兄弟でしたっけ?制作者って。もっと期待してたのに、いまいちでした。でもジョン・グッドマンがやっぱ良い味だったのでOK。



「エネミー・オブ・アメリカ」

もっと追い詰められるシーンが多いのかと思ってたらウィル・スミスじゃない最初に追い詰められる人の方がかっこよく撮れてたですね。たるいし、オチもいまいちだし、しょーもない!と文句を言いたかったけど、ジーン・ハックマンが良かったのとあぁいう事が起こるのかな?という不安感を与えるという発想の良さに敬意を払います。でも最近のコンビニとか、お店の監視カメラってダミーが多くてVTR入ってないケースが多いのになぁ。。。。その辺、ちょっと嘘っぽかったです。





   
よねっくさんの感想です

「アマデウス」

意外だったかな?1984年アカデミー賞衣装部門受賞




「ドラキュラ」

日本が誇る世界の衣装デザイナー石岡瑛子




「麗しのサブリナ」

オードリー出演作品は大抵ジバンシーが担当している




「アンタッチャブル」

アルマーニのスーツを存分に堪能して欲しい




「エビータ」

マドンナに豪華な衣装はよく似合う




「タイタニック」

デカプリオ主演なんだから、もうちょっといいもの着せようよ




「エイジ・オブ・イノセンス」

ウィノナ・ライダーは、プラダのファンらしい




「恋におちたシェイクスピア」

女王陛下に敬礼!



「プリティ・ウーマン」

ジュリア・ロバーツがホテルで買う服はグッチ



「オースティン・パワーズ」

とにかく楽しんでください!







   
たらの感想です

「つきせぬ想い」

 不治の病に冒されているなんて思えないほど明るい少女を演じたアニタ・ユンに とても好感が持てました。彼女は、香港のメグ・ライアンと言いたくなるようなキュートな女性ですね。それに比べて、やたら暗い男を演じたラウ・チンワン・・この明暗のギャップが物語を面白くしてくれました。最後は、切なくなるけれど 悲しい気持ちだけが残らなかったのは、天真爛漫なミンが印象的だったからでしょう。「死ぬ事を思えば困難な事なんてない」というミンがキットに遺した言葉、本当にそうだって、考えさせられました。



「八月のクリスマス」

 主演のハン・ソッキュの好演が光っていました。死を間近にした彼が、いつも通りの生活を送り、人に対しては、満面の笑みで接する・・・人は、あんなに穏やかになれるものなのかと思っていたら、酒に酔ってどなりちらし、布団の中でうずくまって涙するジョンウォン・・納得。そうだね、自分の死をただ、冷静に待てる人なんていないよね。タリムに会って、生きたいと思う気持が強くなるのも当然です。皆さんは、あの二人が互いに宛てて書いた手紙の文面を想像しましたか?私は、彼女は、きっと想いを伝えたのではないかなって思うのですが、そして、彼は、彼の気持と病気の事をしたためたと・・。でも、死を目前に控えた自分の気持を伝える事は、彼女を後で苦しめると思って渡さなかった。違うかな・・。ジョンウォンが一時退院して喫茶店の窓越しに彼女をみつけ、でも声は掛けない。窓に写った彼女の姿に手を重ねるシーンは、切なかったです。
 ただ、普通に生きられる事がどんなに幸せな事か考えさせられました。自分が死に直面すると全ての物が愛おしく感じるんでしょうね。命に限りがあると知って初めて欲しくなるもの、それは、あまりにも平凡で、どこにもありすぎて、すぐ手に入ってしまうものなのかもしれません。彼は、自分の残りの人生を嘆き悲しむだけで時間を費やす事より 普段と変わらない生活を送ることで 少しでも自分らしく精一杯生きたかったのでしょう。彼の生き様に感動しました。




「ボクらはいつも恋してる!/金枝玉葉2」

 劇場で2回観て、ビデオでまた観て、観賞回数の勝利かも・・。そして、一番の理由は、レスリーの作品だから!前作が、すごく好きだし、その続きとくれば 1セットという感じもするし(なんだか、訳の分からない理由ですみません)。
 前作の『君さえいれば/金枝玉葉』を見てから 心待ちにしていた第2弾がやっと観られました。良かったです。作品のテーマが 身近な事だから とても共感できました。前作で恋を成就させた二人が 同居一日目からぶつかる問題・・それは、誰もが経験するものだと思います。恋人の所に幼なじみを一緒に住まわせる事は、ありえないとしても、今迄別々に暮らしていた人間が一つ屋根の下で暮らせば、住むんでみるまで気付かなかった事が いろいろ出てくるものですよね。私は、2回 この作品を観たのですが 一度目は、サムの気持ちがよくわかり 彼の味方でした。が、2度目に観た時は、ユーロの同居を別とすれば、ウィン側の気持ちがよくわかりました。サムを喜ばせたい!そんな健気なウィンの気持ちは、あの書斎の壁を見れば 一目瞭然です。サムと一緒に 私も込み上げるものが 水になってぽたっと落ちました。分かりやすくて自分との距離が近い作品でした。私個人としては、サムとウィンのベッドで寝ているときの会話やしぐさが お気に入りです。寝ぼけ眼でウィンと話すサムのシーンが好きです。
 ウィンがフォンの股間に蛍光棒を付けようとした時の驚いた顔の意味が 2度観ても分からなかったのですが、パンフを観て分かりました。でも、それに気付く人って どれ位いるんでしょうね・・・・。



「恋人たちの食卓」

 料理が とってもおいしそう!お父さんは、コック長というだけあって、なんとも手際が良くて、こんなお嫁さん欲しいなって思うほど。娘達が嫁ぎ、家も売り、お父さんが独りぼっちになって 可哀相だなって思っていたら、んまぁ〜?!お父さんの大事な話には、思わず私まで「え〜〜っ!」と声を出して驚いてしまいました。「やったね、父さん、明日はホームランだ!」って感じの大ヒット(言い過ぎかな・・)。
 以前、中国では、お酒やお茶をついでもらった時に、話をしていたら「ありがとう」の意味を込めてテーブルを指でとんとんとんと叩く事があると聞いた事があったのですが、そのシーンがこの作品の中にあり、こんな風にやるものなんだと分かりました。ほのぼのとしたいい作品でした。家族の素朴な食卓は、心を通わせる大事な場なんだと感じました。それにしても 台湾では、いつもあんなにおかずが一杯なんでしょうか・・・?



「交渉人」

 とっても、面白かったです!!冒頭のクレジットのバックには、主演のダニーの結婚式の時の写真が何枚も出てきて カメラがその一人一人をクローズアップするので これは、後で何かあるのかと 必死に覚えようとしました。観終わってから 私は、この時点で既に この作品の思惑にまんまと乗せられていたのではないかと思いました。と、言うのも ここで既に自分なりの犯人像を描いてしまったからです。やられました(そんな意図があったかどうかは 定かではありませんが)。
 以前、エディ・マーフィ主演の邦題が『ネゴシエータ』という作品を観て アメリカにこんな仕事がある事を知りました。『交渉人』は、原題が“THE NEGOTIATOR(ネゴシエータ)”ですから主役の人の仕事は、同じなんですよね。今回の作品では、交渉人にについて 細かく知ることが出来 頭の回転の良さと度胸、そして会話のテクニックがすごく必要だと分かりました。そんな交渉人を演じた二人の役者サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーが この役にぴったりはまっていて 良かったです。また、この二人以外の出演者についても 一人一人がうまく描かれていたと思います。
 5年間も死傷者ゼロという記録を持つほど交渉にたけているクリス・セイビアンが 妻と娘の交渉に手間取っているのが笑えました。こんな仕事以外の顔をうまく使ってますよね。「仲間を信じられなくなったら 他人を信じる」というダニーの言葉と、このシーンがあることで クリスを交渉人に選んだダニーの人選は、間違いないって思いました。
 音楽等で 感情を盛り上げられる事が多い最近の映画の中で 掛かっていたのか?と思う位、バックの音楽が記憶にありません。掛かっていたとしたら、きっと、映画とマッチしてごく自然に私の中に溶け込んでいたのでしょう。
 とにかく最初から最後まで ぐっと映画の中に引き込まれて 全く飽きませんでした。ラストぎりぎりまで どうなっちゃうの?っていうハラハラが続き、十分楽しませてもらいました。終りに近づいた頃、いつの間にか 私の目がうるうるしてました。はぁ〜、良かったです。
 最後に これが遺作となったJ・T・ウォルシュさん、沢山の映画でお見掛けしました。素晴らしい名脇役を失ったと あらためて残念に思いました。



「シックス・センス」

 冒頭にブルース・ウィリスからお願いされました。「このストーリーには、ある秘密があります。まだご覧になっていない方には、決して言わないで下さい」とスクリーンに文字が出ました。「はい、分かりました!」と約束したので 決定的な事は、言えません。
 まず、コール少年を演じたオスメント君の演技に脱帽しました。素晴らしいの一言です。終盤では、これで解決か・・以外とあっさりしているんだなぁと思っていたら 大事なのは、この後でした。コールとマルコムが自分の苦悩をそれぞれの身近な人に話した時、身体が震えて泣けました。衝撃でもありました・・・。
 この作品、細かい所までしっかり観ると、「んっ?」「なに?」という疑問が、結構出てきます。どれが真実なのか分からなくなるほど、人によって意見が分かれるみたいです。きっと、極端にストーリーから外れていなければ(たらなら、外れてるかどうかも分からないかも・・笑)、自分なりの解釈でいいんでしょうけど。



「エピソード1/ファントム・メナス」

 さすが、ルーカス!!! とても興奮しました。面白かったです。映画館は、平日なのにすごく混んでいました。ロビーにも人があふれており、スター・ウォーズ人気を改めて実感しました。
 冒頭の「A long time ago in a galaxy far,far away」の後、『STAR WARS』というタイトルと聞き慣れたあのテーマ曲が流れるのは、今迄の3作と一緒だった事でまず感動! きっと この後は、流れる字幕が出て そしてやたらでっかいスターシップが登場するんだろうなっていう予想は、すっかり外れました(笑)。私は、2回観に行ったのですが、2回目の時は、1度目よりも字幕に集中しなくて良くなった分 他に目をやる事が出来ました。『エピソード1』には、前3部作を観ていた人には、嬉しいイベントが沢山用意されているようですが 皆さんは、いくつ見つけられましたか? 最初の20世紀フォックスの古いマークから始まって エンドクレジットの後のダースベイダーの息の音まで 注意して観ていると 心憎いばかりのファンサービス(?)に拍手を贈りたくなります。
 正直を言うと、私は、前三部作の方が好きですが『エピソード1』にも前作のテーマは、きちんと受け継がれていると思います。ルーカスが作り上げる「スター・ウォーズ・サーガ」は、ただの宇宙戦争の話ではなく、そこには人間の情や愛がしっかりと描かれている点が本当に素晴らしいと思います。今回もシミとアナキンの別れのシーンには、シミの「振り向かないで」って言葉にぐっと来ました。はるかかなたの銀河系で起っている作り話のはずなのに まるで本当に起っている事を目撃しているかのように 映画に引き込まれてしまいました。
 キャスティングもよく考えられていると思います。中でもアナキンを演じたジェイク・ロイドは、素晴らしかった。後にダースベイダーとなる恐ろしい未来を微塵も感じさせず、むしろ 汚れを知らない純真無垢な少年を観ていると 立派なジェダイナイトになることを望まずには、いられませんでした。そんなジェイクの演技のおかげで「どうして、暗黒卿になんか なっちゃったのよ〜っ」という万人の疑問の答えが知りたくてたまらなくなりました。
 それから、忘れちゃならないCGの数々、ルーカスが85%の出来と言ったそうですが 私なんかの目には、完璧に観えましたけどねぇ(でもプロじゃない私の評価じゃダメか)。のっけから素晴らしい映像が映し出されて 最後まで目が離せませんでした。ナブーやコルサントなどの美しさや細部までの全てを観るには、1度や2度じゃ 絶対無理でしょうね。そして、私が一番、興奮したアナキンのポッドレースは、最高でした。あのスピードとスリルは、観ていて身体が動いてしまうほどの臨場感がありました。
 さて、『エピソード1』に対しての酷評も多々あるようですが 夢観ることを思い出させてくれる「スター・ウォーズ」の永遠のファンでいたいと思っています。



「ユー・ガット・メール」

 トム・ハンクスとメグ・ライアンが共演した3作目(ですよね?)は、軽快なテンポで話が進み、小気味良かったです。自分の恋人が出掛けたのを確かめてから 急いでメールが来ていないかチェックするシーンなどは、ネット愛用者であれば、すごく共感出来るシーンだと思います。メールの相手が実は、商売敵だったというストーリーも 顔の見えないメールのやりとりという事から もしかしたら有り得るかもしれないと思わせられました。いつもながら、メグのはまり役といった感じで笑わせてくれました。はまり役になるのも当然と言えば当然かもしれませんね。監督、兼脚本は、あの『恋人たちの予感(これも大好きです!)』『めぐり逢えたら』のノーラ・エフロンですものね。さすがメグの良さを引き出すのがうまい人です。ラストのキャスリンの言葉も良かったです。



「ガタカ」

 面白かったです!赤ちゃんが生まれる前に遺伝子を調べるだけで 寿命やこれから発病するであろう病気まで分かってしまうという恐ろしい未来・・・こんなことが 思い付くだけでも凄いと、思ったら、実は、現実の世界でも こういった研究は、進んでいるんですね。遺伝子によって 個人の一生がランク付けされてしまった為に契約を結んだイーサン・ホークとジュード・ロウの奇妙な生活に集中していて、愛の儀式からから生まれた兄には、優秀な遺伝子を配合して作られた弟がいたことを、すっかり忘れていましたので この兄弟の展開は、読めませんでした。SFにサスペンスを絡めたようなこの作品、そして時折、襲ってくるドキドキ感、とても楽しめました。
 冒頭の鉄板がガ〜ン、ガ〜ンと落ちてくるシーン、何が落ちてきてるのかと思ったら、あれは、爪だったんですね・・・。



「パッチ・アダムス」

 実在する人物の話であることに まず感動でした。ハンター・アダムスは、精神病院に入院していた資産家の紙コップにサビオを貼って上げたことでパッチというあだ名をもらうんですね。患者に笑顔を与えるという役には、ぴったりのロビン・ウィリアムスでした。彼は、普段から楽しい人だそうですので・・。  私は、あの資産家の人の話に感銘を受けました。「ものごとをそのまま見てはいけない。その奥にあるものを見るのだ」という言葉、形にとらわれず、違う方向から見ることによって、本当の姿をみつける事が出来る・・・私の心にも響いてくる言葉でした。時々、私も病院へかかることがありますが 中には、病気に更に拍車をかけてくれる看護婦さんや先生もいます。身体だけでは、なくて心のヶアも というより心のケアの方が大事なのかもしれないと感じました。“病は、気から”と言いますからね。










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