
このコーナーでは、みなさんから寄せられたベストの作品の感想を載せています。
阿部さんの感想です
「PLANET OF THE APES/猿の惑星」
ティムの猿が素敵だったからー!作品としてはオリジナルの方が驚きと興奮が上だったけど。
「ラッキー・ナンバー」
やっぱりティムって、ワルを演じると素敵!作品はともかく。
あべべより・・・今回は少し映画に対してだらけてしまいましたので深く反省です。
※今回、あべべは、観た本数が少なかったのですが、たらが強引に出してもらったんです。ごめんね、しゅえちゃ〜ん!!by たら
今井さんの感想です
「パール・ハーバー」
この作品は、全体的に見てすごくきれいにまとまってました。その時代の様子がよく出ていたし、戦争って言ってもそんなに酷いシーンがなかったので良かったです。ただ、二人の男がかわいそうかな?女の人の気持ちもわからなくはないけど、親友とはマズイだろ!っと思いました。最後の見送りのシーンで女の人が恋人に子供が出来たと告げなかったんです。その時は何も思わなかったけど、映画を見終わった後、感動しまくりました。彼女の強さと、思いやり、そして本当に元彼が好きだったんだなぁって。是非、見てもらいたい作品です。
「バーティカル リミット」
これは最近の中で一番内容が好きですね。もちろん山好きの私としては見る前からチェックを入れてましたが、ここまで迫力があり、ここまでストーリーもいいとは思いませんでし
た。内容は、遭難した妹を助けに行くんですが、過去に父を亡くした事件があって、話が
進んでいくうちに、過去と現在がうまく結びついていくんですねー。また、脇役?変わり者と呼ばれてる登山家がいい味出してるんです。そして、その人にもその人なりのストーリーを持っていて、そこでまた感動しちゃいました。見るなら映画館に行けば良かった・・・。
「アンブレイカブル」
シックスセンスの続編?と思いきや、今度は救世主。面白かったけど、期待してたほどではなかったです。最後はやっぱりドキッとしましたけど、前もって「何かあるんじゃないの?これで終わりじゃないしょ。」と、疑ってたせいもあります。シックスセンスを見ていない方ならもっとおもしろく思えるかも。
「U−571」
これは最初の方で艦長が船と共に死んでしまうんです。残された副隊長?が敵の潜水艦を乗っ取り艦長として指揮をするんですが、やさしい彼には迷いが生じるんです。一人を犠牲にするのか(かわいい後輩)?それとも、全員滅んでしまうのか?結構ドキドキハラハラしておもしろかったです。
「ことの終わり」
雑誌とかでよく宣伝していたので、見てみました。最初はドロドロしてておもしろくなーい!って思ったけど、彼女が病気だとわかった時点で、段々感動してきました。そういう大人の恋
愛はよく解からないけど、そこまで人を好きになれるなんてすごいなと思います。
石見さんの感想です
スーパートイのテディ(A.I.)
文句なしにこれ(笑).今思ったけど,サイズがあれ位だから良かったんでしょうね.ヒグマサイズのテディだったら解体処分されてるでしょう…(笑)
イムホテップ(ハムナプトラ2)
1作目では悪の主役だったのに,
今回は影薄し…(笑)威張っていたのに,スコーピオンギング(大ボス?)が
出てきたら”あなたの部下です…”オイオイそれはないだろう〜って
感じでした.
マイケル・クラーク・ダンカンとティム・ロス(猿の惑星)
見事過ぎる(笑)猿のメイクでパンフ読むまで誰が演じてるのか分かりません
でした〜.次回は素顔で映画に出てね…(笑)
上映時間の長さと日本軍の設定(パール・ハーバー)
上映時間の長さと日本軍の設定…(なんじゃそれ)200分長かったです….興行成績楽しみです…(笑)日本軍の設定あれじゃ”暴走族”です….普通軍事機密の会議を外でテントの中で
行いますか〜.しかも”軍事機密”とか札が外の施設に貼ってあるし….
いい加減すぎる設定ですネ….
ジェレミー・アイアンズ(ダンジョン&ドラゴン)
ビックネームのお方がなぜこの映画で しかも悪役やってたのか不思議です….当然エンド
クレジットも最初に名前出てました…(笑)ところであなた最後どうやって
お亡くなりになりましたっけ?(全然覚えていない…(笑))
★たらより/石見さんは、毎回、期間中に映画館で見た作品に限ったランキングを送って下さっているそうです。
ウイングさんの感想です
「タイタンズを忘れない」
人種差別という作品は結構好きなんです。余韻を引っ張りながら、考えさせられることも多いので。かといって、偏った考えをしているわけではないのですがね。(MOVIE)
「ココニイルコト」
ホントに期待していなかったんです・・・が、真中が意外に良かった、Nステとはぜんぜん違うじゃん。(MOVIE)
「グリーン・デスティニー」
アクションにかんしてはこれからのスタンダードになるかもしれないです。
これだけのことができるってのがキーポイントですね。(MOVIE)
「となりのトトロ」
娘(4ヶ月)に見せるつもりだったのですが、結局は自分が一番はまってみてしまっ
た・・・。個人的に『紅の豚』がお気に入りだったのですが・・・おかしいなぁ。(VTR)
「この森で、天使はバスを降りた」
何年経っても名作だと思います。(VTR)
「機動戦士ガンダムF91」・・(VTR)
「ショコラ」・・(MOVIE)
「ドリブン」・・(MOVIE)
榎本さんの感想です
「コヨーテ・アグリー」
かっこいい女性を見るとスカッとする!
「ワンダーランド駅で」
ヨーロッパ映画の様にお洒落。
「60セカンズ」
車かっこいい。
「オール・アバウト・マイ・マザー」
色々な問題を背景に、女性の強さを感じました。
「アイドル・ハンズ/僕の右手は殺人鬼」
ホラーコメディー。嫌になるくらいばかばかしい!でもそこが良かったかな。
小林さんの感想です
「ジョーズ」
ロバート・ショーは、クイントの役にピッタリだった!!
「タイタニック」
泣いてしまった−−−!!
「タワーリング・インフェルノ」
超豪華キャストを始め、パニック映画で一番おもしろかった。
「明日に向って撃て!」
テーマソングと、ポールの演技は VERY GOOD!!
「魔界転生」
(邦画)千葉真一と、若山富三郎と、澤田堅持も良かったし、物語も良い。
酒即是吐さんの感想です
「ドリフト」
アクションがすごく良かった、ずいぶんと興奮させられた。出産シーンにはややとまどいもある。
「テイラー・オブ・パナマ」
落ちこぼれ情報部員の巧みな情報操作に操られ、戦争にまで発展する国家のあわて振りが痛快であった。ほらは怖い。
「15ミニッツ」
最後のシーンは共感を呼んだと思う。信義を貫く人の姿を見て憧れる。
「誘拐犯」
ベニチオは死ぬときも格好良いね。最後まで気の抜けない事よ、犯罪とは大変なものだ。
「処刑人」
実際に存在したら、どんなに溜飲を下げることができるだろうか?法との狭間で苦悩する、ホモ捜査官はストーリーに華を添えていたと思う(笑)。
高橋さんの感想です
「A.I.」
この映画はねぇ、納得いかない方も多々いるとは思うんですよ、実際。オイラも、あ
れっ こんなに話とんじゃって、最後はどうまとめるの?なんて思いながら見てました
もの。でも、でも、でもぉぉぉ、あの熊がね可愛いでしょ?たまんないでしょ?あ
の、めんこい顔でおっさんくさいしゃべりで、おまけに自分でほつれてるトコ縫って
んの、オマエ指ないやんけ、どやって針に糸通すっちゅーねん!あぁもうなんて可愛
いの、たまんないっす。などと一人で悶えておりました。空いてる映画館で良かった
(*^^*)まぁそれはさておき、オスメント君でしたっけ、彼の演技だけでも見る価値はあると思います、やっぱり。だってまだ中学生位だよ
ね、その年であんなに切なさを表現できるのは、凄い事でしょ。『切ない気持ち』を
演技するのには、人生経験みたいな物が必要なんじゃないかなぁと、オイラは考えた
りするんですけど、どんなもんでしょうね。まぁなんにせよ、泣けちゃう映画だと思
います、また熊好きには悶える所が満載!なので全国の熊好きの皆さん、ぜひ見て下
さい!!そして悶えて下さい(笑)出来れば空いてる映画館がお勧めです。
「奇蹟の輝き」
これは映像が綺麗で好きです。多分ボッシュだと思うんだけど、絵がそのまま映像に
なっちゃったみたいな印象を受けました。カラーとモノクロの使い分けが凄くインパ
クトあって、映画なんだけど美術館にいる様な、一粒で二度おいしいグリコのキャラ
メルみたいな映画です(年がばれちゃうね、古くて。失礼)。ストーリーのテーマは
きっとシンプルに『家族愛』なんでしょうが、幻想的な世界が素敵で、もう一度見た
いと思う映画です。ダンテの『神曲』がモチーフなのかなぁ、ちゃんと読んだ事ない
から解んないけど・・・。
「ドクター・ドリトル2」
だって主役が熊なんですもの!!来世は熊になる予定のオイラとしては、『野性に戻れ
るかどうか』は真剣なテーマですから(笑)。ま、真剣に見る人はいないでしょうが、
たまにはコメディもいいよ、笑いも大事な事さっという事で堂々の第三位。個人的に
はマシュマロ食べるシーンだけは、いただけなかったのですが、全国の熊好きの皆さ
ん\(^O^)/この映画もぜひ鑑賞して下さい。(~--)/(^^;)しつこいって!お粗末様でした。
「バードケージ」
またコメディでした、すみません。でもこれ笑えるけど、ちょっとホロッとさせる
し、さすがロビン・ウィリアムス!元コメディアン(だよね?確か)最初っから笑わ
せてくれるけど、彼と彼女(彼氏?)とで男っぽくなる練習する所とか、痴話喧嘩の
シーンなんか、最高!!もう一回見たい。で、見終わった後で本当にお互いを大事に思
うなら、ゲイでもレズビアンでもいいじゃない、ストレートじゃないと愛しあっちゃ
駄目なんて事ないよと思う今日この頃です。この映画でこんな事考えるのは、オイラ
だけか?(笑)
「海の上のピアニスト」
制作者か監督かのインタビュー記事で、『この役にはティム・ロスしか考えられなか
った、彼は全身を使って演技する。』と載っていた記憶があるのですが、なる程 納
得。黙っていても目線や指先なんかが、黙っていない。あ、背中も語ってましたね。
ティム・ロスとピアノシーンに圧倒されながら見てました。ピアノシーンと言えば最
近『ピアノレッスン』も見たけどこっちの方が◎、でもこれ以上ティム・ロスについ
て語ると筋金入のティムファンに怒られそうなので(笑)このへんでおしまい(^^;)
「60セカンズ」・・ ニコラス様ごめんなさい、でもあの女優さんたらエッチっぽくて綺麗すぎるんですもの…エントラップメントを観た時と同じ気分っすね
原田さんの感想です
「千と千尋の神隠し」
生きる力=愛 人(生物)は、愛する者のためならば、普通では、考えられない勇気と力を出す事ができる。
「ホタル」
日本人として、決して忘れてはいけない戦争。若くして散って行った命、そして、残された者の深い悲しみ、それは、決して癒える事はない。
「天使のくれた時間」
お金では、決して手に入らない幸せを教えてくれたファンタジー作。
「ショコラ」
傷ついた人々を幸せにしてくれる癒しのチョコレート。優しく、静かで暖かい物語は、ショコラの香りそのものといった感じ。
「みんなのいえ」
とにかく楽しめた作品。笑いあり、涙ありで エンターテイメントそのものといった映画。
ふーみんさんの感想です
「A.I.」
意見が分かれるそうですが、私は素直に泣けました。後半は確かに・・・?と、とまどいま
したが、ひたすらに母親の愛を求める姿に涙しました。
「スターリングラード」
『リプリー』ではあまり好きではなかったジュード・ローにすっかり魅せられてしまいま
した。ブルーの瞳が印象的。
「ジュラシック・パーク3」
前作よりも抜群におもしろい、文句なしに楽しめました。
「恋戦。OKINAWA Rendezvous」
レスリーもう少し、良い作品ないの!?といいたくなるくらい、内容は?だけど、レスリーは魅力的♪
MINさんの感想です
「デンジャラス・ビューティー」
コメディエンヌ、サンドラ・ブロックはホントに面白いなぁ。マイケル・ケイ
ンとのかけ合いが笑わせてくれます。
「ウェディング・プランナー」
ちょっとノスタルジックな感じのラブ・ストーリィですね。野外映画会の行わ
れる公園でのダンスシーンにウットリです。
「初恋のきた道」
もう、チャン・ツィイーの表情にやられてしまいました。私も彼女に見つめら
れたい〜(笑)
「僕たちのアナ・バナナ」
エドワード・ノートンの優しげな笑顔が好きです。監督としてもいいじゃない
ですか!
「17歳のカルテ」
ウィノナは外せないでしょう。部屋に閉じこもってしまった友人のためにギ
ターを抱えて歌うシーンが好きです。
山口さんの感想です
「もういちど逢いたくて/星月童話」
レスリーが大好きです。常盤貴子も好きで 始めの4分から6分までの レスリーが日本語を話している所がすきで殆ど毎日見てます。
「さらば、わが愛/覇王別姫」
レスリーを始めて見た映画です。ビデオですが レスリーのチャイナ服姿が 好きです 男の人のチャイナ服も色っぽいと思いました。
「花様年華」
レスリーが好きで 香港映画を見るようになり トニー・レオンを知り見ました。色が綺麗で 赤の色が素敵な映画で トニーの背中が素敵でした。背中で演技できる人だと思った。
「上海グランド」
レスリーもアンディーも髭が よく似合っているし タキシードがカッコイイ。二人共素敵で 飽きません。
「初恋のきた道」
あんなに素直なままでいられたらいいな 一途でいいな あんな風に人を愛せたらいいなと思った。
吉田さんの感想です
「天使にラブ・ソングを2」
もう何回も見ているのに いつ見ても一緒に歌ってしまいます。CD持っているのに・・。実は、今年NYに行って生でゴスペルを見に行くはずでした。テロさえ起きなければ・・・(T_T)。
「ザ・ダイバー」
本当にこんなに心が強い人がいたなんて!映画を見終った後、自分の生活を反省してしまいました。自分の一生を掛けられる仕事を見つける事が出来た彼がうらやましいとも思いました。
「クール・ランニング」
また見てしまいました。音楽は、インナーサークルですよね?レゲエを聞くと気分がジャマイカンになりますよね〜(なんだそりゃ・・・。)
「ロンドン・ドックス」
OASISのファンだし、主演の彼がかわいかったので見に行きました。ストーリーは、ともかく・・。彼の歌はステキすぎる!!
渡辺さんの感想です
「千と千尋の神隠し」
もんくなし!期待以上でした。宮崎監督が、一度制作をやめる・・といってから、ど
うしても作りたかった・・といって今回コレをつくった理由がわかった。
「エリン・ブロコビッチ」
女としても、実話としても本当に勇気づけられる映画です。
頑張ればなんでもできるんだって、信じれました!!
「ザ・ハリケーン」
これが、実話だったことに2度おどろき!
そして、この中で歌われていたボブ・ディランの曲をうちのダンナが
リアルタイムで聞いていたんですって!
「キャスト・アウェイ」
ほんとうにトム・ハンクスはウマイ役者ですね。子供共々楽しく観れました。
「僕達のアナ・バナナ」
人種、宗教の違いなど難しい事が含まれているのに 気持ち良く観れる映画です。
たらの感想です
「グッド*ウィル*ハンティング」
とても、良かったです。ショーンがウィルに二度目に会った時、「君は自分が言っている言葉の意味がわかっていない子供だ」と言いながら、人っていうのは、こういうものだとしんしんと話す中で、愛を語るシーンがあるんですけど、もう気付いたら泣いてましたね。「お前は悪くない」と何度も言うショーンに「知ってる」と返すウィル・・でも、最後には・・・ね。感涙。自分もその痛みを経験して初めて人の痛みが分かるのよね。傷つきたくないばかり(今迄傷つ
けられ過ぎたから)に、表面的な付き合いばかりで、結局は自分をさらけ出せないでいるウィルに昔の自分が重なってみえたりもしました・・。
「さらば、わが愛/霸王別姫」
もちろんレスリー・チャンが素晴らしいの一言です。表情といい身体の動きといい指の一本一本まで、女形に徹していました。女形ではなく、本物の女性かと思われるほど、妖艶でした。この作品は、ビデオでは3回位観ていたのですが、スクリーンで観るのは、初めてでした。スクリーンだと表情の細かいところまで よく見えて今迄以上に伝わってくるものが多かった様に思います。男でありながら、男を愛してしまった哀しさ、何年もの時を越えて、一人の男性を想い続ける程蝶衣。痛みにも似た切なさがひしひしと伝わってきます。レスリーにこんな男を演じさせたら、右に並ぶ人間はいないでしょう。時代に翻弄される3人の主人公、実際に彼らと同じ辱めを受けた人がたくさんいたのでしょうね。文化大革命・・・3人を引き裂いた大事件。けれど、蝶衣にとって、大事だったものは、文化でも名声や富でもなく、唯一人の男、段小樓だったんですよね。そして、終焉・・・さらばわが愛・・切なすぎます。
「JSA」
『シュリ』をしのぐ観客動員数だったというこの作品は、やはり南北問題が根底にありました。あれほど、仲の良かった4人が、どうしてこんな事になってしまうのか・・・。ある一瞬に人は、どう行動するのか、その行動を起す元になっている物は何なのか?そして、何が人を狂わせるのか。わずかな一瞬です。自分では、予期しない事態、その時自分が一体何をするのか。これは、何が起っても誰も責められない。こう描く事によって、南北が一触即発だと言いたいのでしょうか?そんな事は、言いたくないはずですよね。ラストは、理解できます。彼の苦しみを察する事が出来ます。韓国だとか、北朝鮮だとかではなく、人間として彼の気持ちがわかるように思います。別なラストが用意されていたようですが、私は、このラストがいいと思います。別な国でのうのうと生きられるような人ではないと感じたから・・。
「欲望の翼」
こんな男に引っ掛かるもんかと思っても、女は、こういう男に弱い・・・。ヨディは、かなり魅力的な存在。頭をクシでとかして髪の乱れを直す仕草も やたらキマってる。冒頭で、スーを落す決まり文句「4月16日3時1分、俺は、君といた、この事実は誰にも変えられない」がたまんない。しかも、これが後半でまた出てくる。ウォン・カーワイに台本はないらしいけど、こういうとこは、うまいよね。思いつきで、殺し文句を言ってる軽い奴だと思っていたら、実は、ちゃんと覚えてて・・・。な〜んて、スーが知ったら、死ぬまで忘れられない男になっちゃわね〜。女を虜にする男って、女が何が一番欲しいのかを 知ってる男よね〜。レスリーはまり役!!
なんていうか、カラカラに乾いた感じの作品・・淡々としているというのかな。作品の中で誰かが泣いても、笑っても、怒っても、共感はするけど、こちらはあまり感情移入しない。自分自身の感情が映画と別に動いていく感じがする。最後にヨディが‘覚えて’いた時、えって思うよね。女って、男の本心がすごく聞きたいものね。スーは、聞けないけど、自分がそれ聞いて何故か満足してしまう・・変だね。
「A.I.」
う〜ん・・・。期待を膨らませ過ぎたかなと反省しています。テレビで予告編を何度も観て、オスメント君のあの垂れ目ちゃんを観ると、どんどん想像が膨らんじゃって・・しかも、スピルバーグだしって事で、自然と期待してしまいました。
・・・と書くと、まるでハズレみたいですけど、そうじゃありません。いい作品だったと思います。デイビッドの一番の願いは、人間になる事じゃなく、ママの愛が欲しいって事でした。ずばり、テーマは‘愛’なんですよね。タイトルの『A.I.』は、人工知能の事ですけど、日本語の‘愛’にもひっかけてあるんじゃないかって思わずには、いられません。
デイビッドが、‘リアル’ではないからと人間の子供からも大人からも冷たく扱われる様は、人間が別な人間をいじめるそれよりも、もっと残酷です。みんな、ロボットだとしか思っていないから・・。でも、彼は、愛をインプットされたロボットです。感情がある事を知ってるから観てるこちら側は、可哀相になる。そして、彼がプールサイドで、他の子供達から、おもちゃにされてる時、今迄、自分も同じ様な扱いをしていたマーティが「やめて」といいますよね。人間は自分がやっている時には気づかず、他人が自分と同じ悪行をするのを目の当たりにして初めて自分の過ちに気付く馬鹿者なのかもと思う。
デイビッドを作るにあたって、一人の女性が、人間のロボットに対する考え方も変えなければいけないんじゃないかと言うけれど、回りの人は、我知らん顔。人間であれば、気に入らないからと廃棄するわけにはいかない。なのに ロボットを殺す(敢えて、殺すにします)事に、なんの罪悪感も持たない。結局、ロボットとしか思っていない。人間は、身勝手。愛を教えておいて、こちらからの愛がなくなれば、廃棄すればいいなんて。ロボットの話だからこそ、人間について考えさせられました。この作品の中で、ロボットの方がよっぽど豊かな心を持っているように感じられるのが皮肉です。大切な事は、人間かロボットかではなく、どれだけ相手に愛を与えられるかって事なんですね。
最後に言いたいのは、テディとジョー。テディがなかなか良かったです。彼がいないとこの映画は成り立たないしね(笑)。そして、ジョー・・セックスロボットってのが、すごいです。そんなデリケートな事もできちゃうのかぁ??(笑)。CGも大変見事でした。
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