7月9日(土) 18時20分 藤枝総合  観衆 不明(約350人)
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磐田ユース__
 
0−0
1−0
 
__藤 枝 東
得点_(磐) 後半6分_1−0_石神



続いて第二試合。
昨年、静岡県内で最強でしたが、今期はここまで低迷しているという両チームの対戦。
はたして、夏以降へ向けて浮上のキッカケを得られるのはどちらか。

雨脚は弱まることを知らず、ついにはピッチ上に水が浮いてくる。
センターサークル周辺は水浸しで、ボールが止まってしまう事態に・・・
先週と違って、今週は場内アナウンスがありました。なんで先週はなかったんだろうか・・・
磐田公式サイトに漢字が載っておりましたので、背番号と足し合わせると・・・
先発は以下の通り。

1トップ2シャドーの3-6-1的な磐田ユース。
対して先週同様の3-5-2ながら、ボランチを1枚入れ替えてきた藤枝東。

激しい雨で、グラウンドには水が浮き、センターサークル付近ではボールが止まってしまう悪コンディション。
各所で混戦が出来、なかなかパスがつながらない。
水上の感覚の違いに戸惑った前半でしたが、磐田の方がボールを持ち、優勢。
まだ水がないオープンスペースを多様し、サイドから崩してセンタリング。
1トップの稲葉をポストに、2シャドーの増田と石神が飛び込む攻撃。
藤枝東の方は、先週より単純ミスが少ない感じ。
選手のコンディションが戻ったか、磐田のプレスが甘いのか・・・。大雨の中、少しはパスがつながった場面も。

前半29分、接触プレーで頭を打った磐田・岡村が茂内建佑へと交代。
藤枝東の方も前半34分、大塚を下げて、勝部大輝を右ウィングへ投入、鈴木を左へ回す、先週と同じ交代策。

双方共に良いところはなく、最後に藤枝東・中村が惜しいミドルを放ったところで前半終了。

そして勝負の後半。
前半終了間際より雨脚は弱まり、グラウンド内の水もだいぶ引き、コンディションは改善傾向にあり、
時間がたつにつれて、ボールがとまってしまうシーンが減る。
それとともに、磐田の流れるようなパスまわしが復活。磐田優先な時間帯が続く。

そんな中の後半6分、右からのスローインを受けた石神がドリブルで切り込み、
エリア手前で増田とのワンツー一発で、周辺にいた全DFを振り切ってGKと1対1。
このチャンスを確実に決めて、磐田が先制しました。
ワンプレーでビックチャンスを創出したシャドーの2人。すごいゴールでした。

リードした磐田はさらに勢いがつき、ポゼションを握り、中盤を制圧し、優勢に試合を進める。
特に目立ったのが、右ウィングに入った原田開。
スピードに乗った裏のスペースへの走りこみで何度もチャンスを創りだしていました。

終盤にかけて、両軍ともにメンバー交代が活発化。

両軍ともにボランチを1枚ずつ変えた後、24分以後はあちこち手を入れ始める。
しかし大勢に変化はなく、メンバーが代わってもパスワークは衰えない磐田がかなり優勢。
藤枝東の方は、後半開始早々の4分に、磐田DF裏へ出たスルーパスに走りこんだ中村が、
GKと1対1となるビックチャンスを迎えましたが(後ろから戻ったDFがスライディング気味にクリア)
それ以降はチャンスらしいチャンスも得られずに終了。
最後まで攻勢を保ち、1−0ながらスコア以上の差を見せ付けた磐田ユースが完勝。
なんでこんな強いチームがこんな下の順位にいるのだろうか・・・



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