4月6日(火) 19時00分 ヤマハ  観衆 6,847人
_
ジュビロ磐田__
1−1
1−0
 
__上海申花
 
得点_(上) 前半 7分_0−1_ジャン ユニン

(磐) 前半44分1−1成岡 翔
(磐) 後半35分2−1グラウ


AFCチャンピオンズリーグ2004のグループE、
ここまで、全北現代とBECテロサーサナに連勝、勝ち点6で首位に立つ磐田。
一方、同2クラブに連敗し、まだ勝ち点のない上海。
ここは軽〜く蹴散らして、ガッチリ首位キープといきたいところだが、相手は昨季の中国チャンピオン。
いつものように、立ち上がりは慎重に、ってところか。

本日は午後半休♪
引越し直後のため、市役所に住所変更に行かねばならない。
どーせ休むんなら他にイベントをつけよう、ということで、この日に決定(笑)
  #同様の理由で来週14日(水)にあるJ1第6節、清水vs浦和戦には運転免許の住所変更を
  #ぶつけよう思っていたのだが(笑)残念ながら会議が入ってしまって不可能となった(^^;

清水ICから高速を使い、磐田周辺には18時頃到着。
クルマを止め(民間駐車場で千円でした)、当日券を買い、バックスタンドほぼ中央へ座る。
いつもならかなり高い、あのセパレートで背もたれのある指定席。いやぁ良い眺めだ(笑)
で、食事をしていたところ、2人の息子を連れたお父さん風の人が現れる。
ちなみに全く知らない人である。
で、お父さんが私のすぐ左横に座り、息子はその前と、私の目の前の席に座らせる。
?????
なんでワザワザこんなにひっつくんだろう(爆)(爆)(爆)
まわりはガラガラで、かなり空いているのに(^^;
うっとうしく感じつつも、逃げるのもシャクなんで(笑)前半はそのまますごす。
  #ハーフタイムでトイレに行くついでに席を変えましたけど(笑)
うーむ、あれはいったい何だったんだろうか(^^;

先発は3−5−2。
GKが佐藤洋平、3バックは左から山西−田中−鈴木、福西&服部のボランチに、
左:成岡、右:西、中央に藤田、前田&グラウの2トップ。

磐田らしい静かな立ち上がりを目指していたのだろうが、
磐田らしくなく、前半早々にイキナリ失点。
鈴木のパスミスから、相手FWと競争になった田中が足を滑らせ、転倒(爆)
GKと1対1となった相手の10番がおちついて決め、開始7分で失点。

しかし、開始早々の失点にも焦ることなく落ち着いているようだ。
このあたりには、さすがに風格が感じられる磐田である。
西と成岡の両翼がポジションチェンジを行うなど、2列目の動きは活発である。
ボールは完全支配下においているが、
アウェーで先制点を得た上海は、まずはじっくりと引いて、
スピードのある9番とテクニックのある10番の2トップによるカウンターに重きを置いているようだ。

あせらずじっくり行った磐田、追いついたのは44分。
左に来ていた西が、ボールを奪って、1歩ためてからセンタリング。
  #私はこの1歩に思わず「遅い!!」と叫びましたが(^^;
上がったボールは競った藤田の頭上を超え、その向こう側にいた成岡の足に当たり、
そのままゴールへ転がっていった(笑)
ラッキーゴールではあるが(笑)よくつめていたぞ、成岡。
終了間際で追いつき、良い感じでハーフタイム。

前半は総じて磐田ペースであったが、前線でのリズムが悪い。
とくに相手のプレッシャーがキツくなってくるゴール前にて、
凝ったプレーを選択し、結果失敗という場面が多数目に付く。
サイドへ振るとか、アーリークロスを早めに入れるとか、
もっと簡単で単純なプレーを織り交ぜる必要があるでしょう。
中央突破一辺倒ではなかなか崩せませんぞ。
特に福西と服部の両ボランチ!!
積極的に前線に絡むのはいーが、今日はどーもボールが足についていない模様。
上がっていってはボールをうけ、キープできずに中央を抜く難しいショートパスを失敗、
ってな場面多数。もっと簡単にはたけよ。

トイレへ行き、席を変えて(爆)望んだ後半。選手交代はなし。
快調に攻める磐田であったが、なかなかゴールを割ることができない。
7分にはグラウがつめてゴールにボールが入ったのだが、
そのまえにファールがあったようで取り消されたとうシーンもあった。
19分に上海は、FWの9番のブラジル(?)人を下げ、2列目の選手を入れてきた。
あの9番はスピードがあり、プレーに躍動感があったんで、
カウンターの時などは怖かったのだが、下げてくれて助かったなぁ(笑)

24分。そろそろ点がほしくなった磐田は、成岡に変えて河村投入。
藤田を左に寄せ、福西をトップ下へと上げる、残り20分でのスペシャルセット。
また、31分には前田に変えて中山投入。
明確なベンチの意思を感じた磐田は、より攻撃的となり、
もちろん会場の雰囲気も変わる。あいかわらずスゴイ男である。
そして35分、藤田からのパスをゴール正面で福西がスルー。
これにより完全にフリーとなったグラウが落ち着いて決め、逆転。
小技が全然冴えなかった今日の福西であったが、
それならば?と、ボールに触らないで役に立つプレーを選択した模様(爆)

後半38分には、藤田に変えて森下仁志を投入。
前線で走り回ってもらい、2列目からのプレッシャーを強化した。

最後の方は、アジア特有のケンカサッカー(笑)
ラフプレーが横行し、両軍入り乱れての乱闘寸前の騒ぎまで飛び出す。
終了前には、磐田カウンターから、上がった西(?)にボールが出る。
左サイドのオープンスペースで西がちょっとキープしていたところ、
すごい勢いで相手DF4〜5人が戻ってきて、全員でスライディングタックルにくるという
明和特攻スライディング部隊 (c)高橋陽一
を彷彿させるようなシーンも飛び出す(爆)(爆)
ロスタイム4分の死闘。激しいシーンの連続ではあったが、
かといって相手に決定機を与えたわけではなく、無事に終了。
勝ち点3を獲得し、グループ首位をキープいたしました。

最後の10分は激しい試合になり、結果も2−1と僅差でしたが、
磐田らしいサッカーはできていて、前後半を通して内容では中国王者を圧倒できていました。
予選リーグは1チームしか勝ちあがれませんが、
できれば第5戦のホームで突破を決めて、最終第6戦のタイ遠征は主力を休ませられるように
がんばってほしいですね。



戻る