11月8日(土) 11時05分 草薙球技場 観衆 不明(2,000人くらい?) | |||||||||||||||||||
_ | 清 水 東 | _ | 2 | _ |
1−0 1−0 | _ | 0 | _ | 藤枝明誠 | ||||||||||
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清水東高等学校 | 藤枝明誠高等学校 |
菊岡拓朗 原田友希 荒田智之 松下宏記 谷澤慎吾 片平衛 渡井祐樹 水野律 川上尚輝 保崎雄介 佐野圭吾 |
李亮治 野中翔生 前田洋祐 大隈陽介 大長亮 杉山和紀 岡野堅太 中谷司 山本哲也 栗田公督 久保野駿介 |
【交代】 後半35分:片平 → 内田篤人 後半38分:松下 → 多々良敦斗 |
【交代】 前半38分:前田 → 小林 祐 後半25分:岡野 → 森下和毅 後半31分:大長 → 沢村公祐 |
藤枝明誠の方は、もしかしたらトップ下なのかもしれないが、右に出て行くことの多かった前田君。
前の方は結構流動的でした。
前半は清水東のペース。
両翼を使ったオープン攻撃はまだまだ健在のようだ。
押し気味に進める清水東は前半20分、左サイドに開いた菊岡がパスを受け、ライン際をドリブル勝負。
藤枝明誠、DFの数は足りていたのが、菊岡が見事なドリブルで3人をかわしてエリア内に進入、
そのまま右足で放ったシュートがネットを揺らし、清水東先制。
スーパーゴールでした。スバラシイ。
その後も押し気味に進めた清水東であったが、追加点は奪えず、前半は1−0。
清水東の方は、右ウィングの片平を起点に、左の荒田、中央の原田、
そこに司令塔的な役割も担う菊岡が絡む攻撃は、迫力満点。
明誠の方は中盤でのプレスが効果的にかけられていない。
中盤でのパス回しで清水東の玉離れが早いのもその一因だろうか。
後半から、藤枝明誠のペースが上がる。
運動量が増え、周りのフォローが強化され、こぼれ玉を拾えるよーになった。
そこから何度か決定機を創り出したが、フィニッシュだけは体を張って持ちこたえた清水東DF陣。
藤枝明誠の猛攻中も、清水東は前線に菊岡と原田を残し、カウンターを狙っていた。
このへんのプレッシャーも効果があったか。
終盤は、GKひとり残して全員が上がる、藤枝明誠の猛攻が続いたが、
そのカウンターから清水東がPKを得る。
カウンターのボールに飛び込んだGKと菊岡が交錯、栗田がよくフォローに入ったのだが、
ボールはその不規則な回転のために、なんと菊岡の目の前にこぼれる。
菊岡が無人のゴールに蹴りこむその寸前、栗田が後ろから抱きついてこれを阻止し、一発レッドでPK。
倒された菊岡がこれを冷静に決めて、勝負アリ。
まぁ、あれは仕方のないPKでした・・・。
終了の笛が鳴るまで攻めつづけた藤枝明誠でしたが、最後までゴールは遠く、
清水東が完封で準決勝進出。
後半、支配率では藤枝明誠が上回ったゲームでしたが、清水東4バックも堅い守りを披露。
バランスも取れているし、今年の清水東は期待できそうかな?