11月10日(日) 10時30分 日本平  観衆 1,500人
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静岡学園__
 
1−0
2−0
 
__浜松湖東
得点_(静) 前半32分 _
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1−0_深澤宏介

(静) 後半 9分2−0狩野健太
(静) 後半38分3−0牧野泰直


快晴の日本平球技場。
秋晴れに恵まれた日曜日、初の準決勝に進出した浜松湖東が静岡学園に挑みました。
HeroMaker.com にでていたスコアシートには、観衆1500人となっていましたが、
3000人くらい入っているように見えたがなぁ・・・
  #平日の市原臨海並には入っていたぞ(爆)
これって、応援団とかを差し引いた、有料入場者数なのかな?

第二試合の藤枝東vs清商の応援団見学に備えて(笑)メインスタンドで観戦。
アウェー側の湖東ベンチ裏、上段に陣取る。食料も万全で、さぁ準決勝を楽しもうぞ!(笑)

先発は以下。

昨日と同じな湖東に対し、3-5-2、というか3-3-2-2気味な静学。
狩野と谷澤が2列目に入る関係で、両ウィングが引き気味。

昨日の三次元な攻めと違い、ひたすら二次元での攻撃を相手にする今日の湖東DF陣。
静学のスピードあるパス&ドリブルに戸惑い、慣れるのに時間がかかった印象を受けた。
湖東は両ボランチからサイドに振って、こちらも平面サッカーをしかけるが、
静学のプレスにかかり、良い形まではもっていけない。
圧倒的な静学ペースも、どうにかしのいでいるうちに、湖東が五分五分の展開まで押し返す。
湖東の中盤からのパス回しにもリズムが出てきた。
その矢先・・・
32分、静学陣内深くまで攻め込んだ湖東のスローイン。
しかし入れたボールにつめられ、奪われる。
カウンターのロングボールが前線で待つ深澤に入る。
DFもチェックに行ったが、DFを背負った状態からの振り向きさまのシュートを
左スミに決められ、静学先制。
しのいでしのいで、せっかくリズムが出てきた時間帯の痛い失点でした。

前半は0−1で終了。
静学のペースであったが、最後は湖東も盛り返し、五分五分の内容。
ドリブルでつっかかってくる静学に対し、いかにファールをしないでもちこたえられるかが、
後半の湖東の課題でしょうか。
静学はとにかく牧野。
昨年は左の前をやっていたと思ったが、今年は右の後ろの模様。
器用だ・・・

後半、戦況が一変。キックオフから湖東がペースを一気にあげる。
意表をつかれたか、パスミス、トラップミスを繰り返す静学。
いきなりガツンとこられて動揺した模様。
湖東の大攻勢のうちに、2分、DFの裏に抜け出た内山が倒され、PKをゲット!!
このチャンスにキッカーはキャプテン・磯部雅晶。
しかし・・・これを左上方に外してしまい、絶好の同点機を逃してしまう(><)

チャンスを逸した湖東であったが、勢いにかげりはみられない。
気合のこもったプレスから、鋭い出足でルーズボールをほとんど奪い、
キープ率が飛躍的にアップ。
しかしながら足元の技術に乏しく、エリア付近でのラストパス、ボールコントロールの
精度を欠き、フィニッシュまでもっていけない。
間違いなく湖東の時間帯であったが、ゴールを奪えず。

この時間帯をしのいだ静学が9分に追加点をあげる。
静学・左の中盤あたりで50/50なボールを深澤が奪ってキープ。
振り向きざまにロングパスを逆サイドへ。
そこに狩野が走りこみ、2点目のゴールを奪う。

2点をとられた湖東は、
15分、坪井→石原康光、島野→内山拓也
21分、柴田→斎藤伸晴
とし、

長身の斎藤をトップに配し、パワープレーに出る。
が、静学中盤のプレスにあい、サイドを突破できず、効果的なクロスがなかなか上がらない。
逆に38分、谷澤のサイド突破からのこぼれ玉を、牧野にミドルシュートを決められ、万事休す。
静岡学園が9年連続で決勝戦まで駒を進めました。

やはり、力の差はありました浜松湖東。
しかし、攻勢であった時間帯、あのPKが決まっていれば、
そのまま押せ押せなムードでもっていけたかもしれません。
悔やまれるところですが、このへんが本当の実力差・経験の差でしょうか。
サッカー王国・静岡のベスト4での戦い。
ココを経験した下級生の来年、再来年の奮起に期待しましょう。



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