11月10日(日) 10時30分 日本平 観衆 1,500人 | ||||||||||||||||||||||
_ | 静岡学園 | _ | 3 | _ |
1−0 2−0 | _ | 0 | _ | 浜松湖東 | |||||||||||||
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快晴の日本平スタジアム | 浜松湖東応援席 |
第二試合の藤枝東vs清商の応援団見学に備えて(笑)メインスタンドで観戦。
アウェー側の湖東ベンチ裏、上段に陣取る。食料も万全で、さぁ準決勝を楽しもうぞ!(笑)
先発は以下。
浜松湖東高校 | 静岡学園高校 |
島野敦士 柴田浩介 内山尚也 坪井隆幸 佐野孝輔 磯部雅晶 磯部達也 那須田雅樹 鈴木博幸 石津直哉 井嶋優 |
深澤宏介 横山拓也 狩野健太 谷澤達也 松本篤史 清水俊典 安藤淳 松下幸平 小林祐三 牧野泰直 飯塚渉 |
昨日と同じな湖東に対し、3-5-2、というか3-3-2-2気味な静学。
狩野と谷澤が2列目に入る関係で、両ウィングが引き気味。
昨日の三次元な攻めと違い、ひたすら二次元での攻撃を相手にする今日の湖東DF陣。
静学のスピードあるパス&ドリブルに戸惑い、慣れるのに時間がかかった印象を受けた。
湖東は両ボランチからサイドに振って、こちらも平面サッカーをしかけるが、
静学のプレスにかかり、良い形まではもっていけない。
圧倒的な静学ペースも、どうにかしのいでいるうちに、湖東が五分五分の展開まで押し返す。
湖東の中盤からのパス回しにもリズムが出てきた。
その矢先・・・
32分、静学陣内深くまで攻め込んだ湖東のスローイン。
しかし入れたボールにつめられ、奪われる。
カウンターのロングボールが前線で待つ深澤に入る。
DFもチェックに行ったが、DFを背負った状態からの振り向きさまのシュートを
左スミに決められ、静学先制。
しのいでしのいで、せっかくリズムが出てきた時間帯の痛い失点でした。
前半は0−1で終了。
静学のペースであったが、最後は湖東も盛り返し、五分五分の内容。
ドリブルでつっかかってくる静学に対し、いかにファールをしないでもちこたえられるかが、
後半の湖東の課題でしょうか。
静学はとにかく牧野。
昨年は左の前をやっていたと思ったが、今年は右の後ろの模様。
器用だ・・・
後半、戦況が一変。キックオフから湖東がペースを一気にあげる。
意表をつかれたか、パスミス、トラップミスを繰り返す静学。
いきなりガツンとこられて動揺した模様。
湖東の大攻勢のうちに、2分、DFの裏に抜け出た内山が倒され、PKをゲット!!
このチャンスにキッカーはキャプテン・磯部雅晶。
しかし・・・これを左上方に外してしまい、絶好の同点機を逃してしまう(><)
チャンスを逸した湖東であったが、勢いにかげりはみられない。
気合のこもったプレスから、鋭い出足でルーズボールをほとんど奪い、
キープ率が飛躍的にアップ。
しかしながら足元の技術に乏しく、エリア付近でのラストパス、ボールコントロールの
精度を欠き、フィニッシュまでもっていけない。
間違いなく湖東の時間帯であったが、ゴールを奪えず。
この時間帯をしのいだ静学が9分に追加点をあげる。
静学・左の中盤あたりで50/50なボールを深澤が奪ってキープ。
振り向きざまにロングパスを逆サイドへ。
そこに狩野が走りこみ、2点目のゴールを奪う。
2点をとられた湖東は、
15分、坪井→石原康光、島野→内山拓也
21分、柴田→斎藤伸晴
とし、
浜松湖東(後半21分〜) |
斎藤 内山尚 磯部雅 内山拓 佐野 石原 磯部 那須田 鈴木 石津 井嶋優 |
長身の斎藤をトップに配し、パワープレーに出る。
が、静学中盤のプレスにあい、サイドを突破できず、効果的なクロスがなかなか上がらない。
逆に38分、谷澤のサイド突破からのこぼれ玉を、牧野にミドルシュートを決められ、万事休す。
静岡学園が9年連続で決勝戦まで駒を進めました。
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試合終了 | 応援席へ挨拶 |
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おつかれさまでした。 |
やはり、力の差はありました浜松湖東。
しかし、攻勢であった時間帯、あのPKが決まっていれば、
そのまま押せ押せなムードでもっていけたかもしれません。
悔やまれるところですが、このへんが本当の実力差・経験の差でしょうか。
サッカー王国・静岡のベスト4での戦い。
ココを経験した下級生の来年、再来年の奮起に期待しましょう。