9月21日(土) 15時04分 東京スタジアム  観衆 14,740人
_
東京ヴェルディ__
0−1
1−0
0−0
0−0
 
__横浜F・M
得点_(横) 前半32分_0−1_奥 大介

(東) 後半24分_1−1_エジムンド


ひさしぶりの東京スタジアム!
と思いきや、実は4月に来てたんだっけ(笑) ナ杯なんてすっかり忘れてたよ(^^;

てなわけでやってまいりました東京スタジアム。
本日のカードは読売クラブ×日産自動車という、かつての黄金カード!
しかも東京→横浜な中澤と、横浜→東京の田中隼磨、とそれなりに因縁のありそうなカード!
・・・だというのに、二階席は最初からあけてないし、観客も1万2千人・・・
ゴール裏と1969シート(バックスタンドの前売り1969円という格安シート)は埋ってましたが、
メインはガラガラ・・・
1993/5/15より約9年半・・・時代は変わってしまいましたね(><)

さてさて、前期は優勝争いを繰り広げながら最後に磐田に逆転された横浜FMですが、
セカンドに入ってからは、1勝3敗で勝ち点たったの2と、絶不調な模様。
対する東京Vの方は、残留争いにクビをつっこみながらも、
後期に入ってからは2勝2敗で、上位に食い込んでおります。
対象的なこの2チームの試合でしたが、当日ゴール裏2000円には値する内容でしたかね。
東京の方は、清商の小林大悟にアトレチコ・マドリーから戻した玉野、
エジムンドや田中も含めて、私的にかなり心トキメクメンバー(笑)

静かな立ち上がりでした。
東京の方が主導権を握り、パスを回しておりますが、決定機を作るまでにはいかず。
中から外からなんとかして横浜DFを崩しにかかりますが、
ナザ−松田−中澤の3バックに上野&ドゥトラのボランチを加えた横浜DF陣、簡単には崩れず。
しかしながら横浜FMは、右ウィングの波戸が対峙する相馬をチェックはしていましたが、
左ウィングの奥は、前目、そして中によっていた事もあってか、対峙する田中にはノーチェック。
そんな事情もあってか、東京のチャンスはほとんどが右から生まれました。
しかし松田&中澤でゴール前の制空権を握っていた横浜FM。
エジムンドが下がり気味のポジションをとっていたこともあって、
田中からのクロスは問題なくクリア。前半の守備はほぼ完璧だったですかね。
てなわけで、ゴール前のシーンはあまり見られず。

そんな中、前半32分、カウンターから横浜に先制点が生まれる。
坂田がドリブルでがんばり、GKと交錯して倒れるものの、
ボールを渡さずに粘る。で、体勢を建て直して戻したボールに、走り込んできた奥があわせ、
ゴールへ蹴りこんで1−0。
見事な速攻からの先制ゴールでした。坂田がよくがんばりましたね。

あまり見るべきところのない前半でしたが(^^;横浜リードで前半終了。
後半からは、玉野に変えて桜井投入。
さてさて、噂の玉野くん、初めて生で見ましたが、ちょっと時間が少なかったかな。
小林大悟と並んで2列目に入ってましたが、あまり目立つことはできず。
ってか、その前に良い場面でのボールタッチの機会があまりなかったか(^^;
1本、右からのセンタリングにダイレクトで合わせた惜しいシュートがありましたが、
それくらいでしょうか。今後に期待。

桜井を投入した東京V、前半にもまして、エジムンド様が後ろより。
中盤に下がってはボールに触りたがり、
中央にはあまり出てこないで、サイドに開くシーンも目に付く。
平本の1トップに、エジムンド&桜井の2シャドー、その下に小林大悟って感じでした。
4−2−1−2−1?(笑)
優秀なボランチと、優秀なサイドバックを抱える東京Vだからこそのこの布陣か。

後半も一進一退でしたが、24分に東京が同点に追いつく。
中央から桜井の絶妙のスルーパスがエジムンドに通る。
エジムンドがGKをかわして無人のゴールに蹴りこみ、同点。
あのスルーパスは見事であり、それにいち早く反応したエジムンドもさすがですね。

しかし、このゴール以外はさしたるプレーは見あたらず。
1−1で延長に入りました。

延長に入って、106分に清水→久永、上野→永山。
114分に奥→三上と、中盤にフレッシュな選手を続々投入し、
体力勝負でボール奪取&支配力を強化した横浜FM。
監督の思惑通り、横浜の一方的な展開となっていきましたが、
最後まで粘った東京のDF陣を崩すことができず、1−1の引き分けに終わりました。

最後は試合を支配していただけあって、横浜は惜しかったですね。
延長に入って劣性になりながらも、時折、鋭いカウンターをしかけ、
横浜に冷や汗をかかせた攻撃力はさすが。
エジムンド様の絶対的な存在感が生きてましたな。



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