12月8日(土) 19時34分 カシマ  観衆 40,115人
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鹿島アントラーズ__

0−0
0−0
1v-0
 
__ジュビロ磐田
得点_(鹿) 延前10分_1−0_小笠原



言いたい事は2つ。共に選手交代についてである。
1つ。
なぜ西紀寛を変えなかったのか。
金澤もそうだったが、あれだけミスパスを連発し、
全く精度を欠いたセンタリングしか上げられない今日の西。
早い段階で川口に変えるべきだったのでは?
2つ。
なぜ奥大介を変えなかったのか。
83分・前田投入。コレは良い。不満を言うなら、投入が20分くらい遅いというところか。
だが、なぜ交代が藤田なのか。
味方のクリアボールを中盤で待っていた奥が受け、そこから左右に展開あるいはドリブル、
と行きたいところでもたついて、速攻潰すわパスミスは犯すわ
判断誤って敵に囲まれボールを奪われるわ・・・
あそこまでイケてない奥も珍しいってくらい、今日の奥はダメダメだったはず。
なのになぜ奥をおろさない。

先週、あれだけ積極的な采配をした鈴木政一監督。
あの交代のミス
  #2-0の場面で好調・西を下ろして川口投入。で、3点目を狙いにいき、
  #結果的に流れが変わってしまった=私はミスだとは思っていませんが
を心が引きずっていたか・・・
今日は積極的にいくことができなかった。
チャンピオンシップの独特の雰囲気に飲まれてしまったのか。
非常に残念である。



チャンピオンシップというものに初めて行ってきました。
動くのが遅れ、チケットが取れなかったものの、
余っていると言う鹿島サポの方から譲って頂き、なんとか生観戦がかないました。
ま、どーせチャリで20分だし(笑)と余裕こいていたら、いつのまにか18時(笑)
急いで支度をし、ビデオの予約をセットし、いざカシマスタジアムへ。
激混みなホーム側のゲートを後目に、空いてるアウェーサポ専用通路を通って、階段をあがる。
空いているのを期待していたが、やはり遅かった・・・階段の上は激混み(^^;
2つしかない売店に、ジュビサポが長蛇の列。
あ〜、やっぱ混んでるなぁ・・・と思いながら進んでいくと・・・
その列の中で同じ中学のサッカー部で高校も同じだったKbysHrkを発見(驚)(爆)
すげぇびっくり(爆)『なんでこんなトコにいるよぉ〜』
なんでも、バスツアーが組まれてて、浜松からバスにのって来たらしい。
そーいえば遠鉄バスが外に並んでたなぁ・・・
『もう席ないよー』と言われ、「ま、しかたないか・・・」
と思いながら、立ち見も覚悟でスタンドへ。
うーむ、やはり混んでいる・・・
で、立ち見場所を探してサイドの方へ寄っていく。
一番外側では何人か立っている人もいたので、その後ろへ並ぶと、
ふと、一番左から5〜6席のところが2席も空いているではないか。
『ここいいですか?』と訪ね、OKをもらってそこに座ることにする。
アウェー側ゴール裏、メイン側から5番目の席を確保。なかなか良い場所がとれた。
で、しばらく時間を潰していると・・・
先ほどのKがもつ煮込みをもって現れる(爆)
なんと、彼が確保してあった席は俺の右となりであった模様(驚)(爆)(爆)
4万入ったスタジアムで、数年会っていない友人と、偶然隣同士になる確率ってーのも、
天文学的数字でしょうなぁ(笑)
・・・思えば、ココで運を使い果たしてしまったのか(苦笑)

開始30分前。そろそろサポーターが準備し始める。
磐田サポも中央の方で、リーダーが拡声器でいろいろ叫んでいる。
残念ながら、端の方では内容が聞き取れない。
どうやら『絶対勝つぞ!』みたいな事を言っているようだ。
しかし面白いのは、コールに磐田サポが拍手したりして、こっちがちょっとでも盛り上がると、
対岸から即座にブーイングが飛んでくる(笑)
別に何をしたってわけでもない。ただちょっと内輪で盛り上がっただけなのに…
相当意識されてる模様(^^;
しかし、コレが”アウェー”ですな。

選手入場。鹿島側に配られた赤いボードを、観客がかざす。
スタンドが見事に赤く染まる。
これまた、アウェーを体感する瞬間である。
しかし驚いたのは、記者席の方々も積極的にそれに協力していたこと。
全員とは言わないまでも、多くの方が、ボードをかかげていました。
さすがサッカー担当記者、雰囲気を盛り下げるような事はしませんね。

試合開始。前の列の人が立ち上がったので、私も立つことに。
サポーターの中心の方々は、ゴールの真裏。
こんな辺境ならば座って観戦できるかと思ったが、磐田サポ、なかなか気合い入ってる。
試合開始から、その後試合終了まで、ワタクシ震えっぱなし(^^;
寒いんじゃなく、明らかに武者震い。極度の緊張状態に入っている証拠です。
ひいきチームが1点リードで終盤を迎えた場面ではよくあることですが、
試合開始当初からここまでぶるぶる震えるのは、99年のCS(TV観戦)以来か。
大一番であることを、私もカラダも良くわかっている模様。

ホームの大声援をバックに序盤は鹿島が攻勢。
イキナリアクセル全開の鹿島に対し、磐田はちょっととまどったか。
しかし時間の経過と共にそれにも慣れ、徐々に盛り返す。
中盤のプレスが良く効き、支配率は体感で7:3くらいか。
途中、ワンサイドになりかかった場面もあるくらいである。
しかし鹿島もこの時間帯をよくしのいだ。
中盤は磐田が圧倒的に支配しているものの、ゴール前での守備、競り合いでは鹿島が上回り、
磐田に決定的な場面はおろか、枠内シュートも打たせない。
磐田が攻めあぐねる感じで、前半が終了。

後半。上述したように、クロスの精度を欠く両翼や、ミス連発の奥に交代はなし。
決定機は創れないまでも、なかなか良い流れであった前半の磐田。
この流れをそのままもちこみたい磐田。
後半の序盤まではよかったのであるが・・・
後半5分、本山投入。
異様な緊張からか?早い時間帯から消耗が激しい磐田DF陣、
このフレッシュな本山のスピードに付いていけずにたびたび危ない場面を迎える。
中盤からのプレスの効きが甘くなり、前半は押さえる事ができたパスコースも、
後半は押さえられず、徐々に繋がれるようになっていく。
逆にホームグラウンドだからか?それとも前半は押さえていたのか、
スタミナ十分な鹿島はこの機を見逃さず、攻勢にでる。
名良橋・アウグストが再三のオーバーラップ。
特にアウグストは、ドリブルで中に切れこんではゴール前まで持っていってしまいました。
ココがチャンス!とばかりに。

防戦一方になった磐田は徐々に下がりはじめる。
前線に中山と奥を残すのみで、9人が磐田ゴール前に押し込まれる。
なんとかクリアしても、受ける奥がミスを連発、
結局奪われ、また攻撃を受ける、と言うことが続く苦しい展開。
・・・即座に前田投入だと思ったんだけどなぁ・・・
鈴木監督、後半37分まで動かず。

終盤は相手のシュートミスにも助けられ、なんとか延長に持ち込む。
一般的には互角の展開だったのかもしれないが、
磐田サポとしては怖くてたまらない終盤の攻防でした。

延長。やっぱり交代はナシ。
一進一退の攻防が続きましたが、最後は小笠原に直接FKを決められ、Vゴール負け。
結局シルバーメダルですか・・・
ナビスコもセカンドも・・・コレが今年の磐田の象徴なのか。
ホームでの第1戦は、強気に行ってダメ・・・
アウェーでの第2戦は、弱気に行ってダメ・・・
監督に経験が足りなかったのか・・・
全体でみれば、やはり初戦、2−0から追いつかれたのが全てでしたな。
はぁぁ・・・うまくいかないもんですねぇ・・・

終了後は、セレモニーなど見る心理的余裕もなく、即帰。
いまにもあふれそうな涙を必死にこらえ、自転車をこぎだしました。
悔しい・・・本当に悔しい。



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