9月15日(土) 19時03分 カシマ  観衆 20,003人
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鹿島アントラーズ__

1−0
2−1
 
__ジェフ市原
得点(鹿) 前半29分1−0秋田
 (鹿) 後半13分2−0アウグスト
(鹿) 後半25分3−0名良橋
(市) 後半30分3−1大柴


コンフェデ以来のカシマスタジアム。
チャリで20分、近い近い(笑)

先発は、櫛野、吉田-ミリノビッチ-茶野、武藤&阿部、村井-ムイチン-中西、
大柴&崔龍洙。の3-5-2。
開始早々、左サイドに開いた鈴木隆行にロングボールが入り、
そのトラップ際を狙ってつっかかった吉田にイエローカードが提示される。
鈴木のいつものオーバーアクションに見えましたが、アウェーだから仕方ないか・・・

前節同様走らない市原。
そーか、これが今はやりの 合衆国サッカー ってやつだな(苦笑)
  #じゃぁちゃんとパス回せよな(爆)
今日は比較的涼しかったんですがねぇ・・・
前期の好成績を受け、一度消え去った野心・危機感は簡単には戻らず。
やはりこのチームは降格争いに絡まないとダメなのか。
はやく優勝をねらえるクラブに育ってほしいものです。

中盤でいいよーにボールを回され、市原は自陣に下がりっぱなし。
ま、首位のチームを相手にするアウェー戦だし、状況・環境的には仕方がないですかね。
・・・と思って見てたんですがねぇ・・・(^^;

人数をかけてるだけあって、市原陣内にスペースはなく、
相手に思うような突破はさせてはいない。
そのため、遠目からのクロスボールが多くなってきましたが、
ミリノビッチを中心に制空権は渡さず、事なきを得てました。

しかしセットプレーでやられた・・・
29分に鹿島左CKから、秋田にヘッドで決められ、0−1。
まともなピンチはコレと小笠原のバーに当てたミドルだけだったのですが、
  #市原の決定機はゼロですけど(^^;
それを見事に決められ、1点ビハインドで後半へ。

で、後半。
先週と同じく、前半は省エネサッカー。
しかし先週と違って、今度はリードされての後半戦。
後半は少し運動量を上げてくるかと思いましたが・・・

前半と変わらない、マッタリとしたサッカーを続ける市原。
気合いのかけらも見られやしねぇ・・・
前半からそーでしたが、細かいミスを連発。
パスミス、トラップミスのオンパレード・・・
確かに、『カシマスタジアム特有の芝の長さに戸惑ってのミス』
という言い訳が通用するかもしれませんが、
それを差し引いても数が多すぎやしませんか?>プロの皆様

市原が前期好調だった理由は、間違いなく『運動量』だったはずです。
惜しみない運動量で、最前線からのフォアチェックを繰り返し、
現代サッカーでは基本となりつつある『局所的な数的優位』を随所に作り上げ、
プレッシャーをどんどんかける事により、
相手もミスしやすくなるし、良ければそのまま奪ってしまうこともできた。
これが後期になって、全くみられなくなってしまった。

こんなパフォーマンスで首位のチーム相手に勝てるはずもなく、
58分には、ビスマルクのFKをアウグストにヘッドで決められ0−2。
70分には、ビスマルクの左CKを名良橋に右足で決められ0−3。
はぁぁ・・・

3点差となって、よーやく重い腰を上げた市原。
やっとマズイと悟ったか、途端にペースがあがる。
今までは待ってるだけでの守備だったんですが、
中盤からのプレスがやっとかかり始める。
ようやくやる気を出した模様。
一気に攻勢に出て、75分、ムイチンの右45度からのクロスを大柴が頭で合わせ、
1点を返す事に成功。
ここから一気に反撃に!・・・と思ったのですが、
試合巧者の鹿島相手にそーうまくいくはずもなく・・・
のらりくらりとかわされ、時間の経過とともに、こっちのテンションも下がり、
結局1−3のまま、終了となってしまいました。

先週の浦和戦。
『あのFKは仕方ない。それ以外の守備は良かった』
と私は言いました。
しかしですねぇ、今週の3失点も、全てセットプレー。
2試合で計4失点。全てセットプレー。
問題あるでしょ。
試合後の監督&選手のコメントを見ても、みなさん口を揃えて、
『セットプレー以外は良かった』
いや、確かにそーだけどさぁ…
じゃぁセットプレーで失点するのは全部仕方がないのか?
ホントに対策は練ってきたのか?

唯一の収穫は、完封負けを逃れたという事だけですかね。
今日は非常に気分が悪いです。
これ以上、『セットプレー以外は良かった』
という言い訳は聞きたくありません。



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