8月12日(日) 12時45分 草薙球  観衆 不明(2,000人くらい?)
 
静岡ユース_ 

0−1
1−0
 
_ U-18日本代表
P (日) ×○○×○ ‖ 3

K (静) ○○×○○ ‖ 4


得点
(日) 前半 2分0−1久場
(静) 後半30分1−1太田


金曜の1回戦で、日本勢は共に敗戦。
おかげで3決開始の12:45までに草薙に着かなくてはいけなくなる(爆)
夕方には同期との飲み会の予定も入ったので、行くのをよそうかとも迷いましたが、
やっぱり行って来ました(笑)
ま、静岡選抜の試合なんて、この大会くらいしか見られないしね(爆)

世間的にはお盆休みが昨日の土曜日スタート。
そのため、新幹線は超〜混みらしいが、東海道線も同様。
熱海駅では、乗り換えの電車が東京のラッシュ時並であったので、1本遅らせる。
  #このため到着は開始直前になっちまった(^^;
その後の電車に、東京から来たと思われる旅行中のカップルがいましたが、
「(疲れて座りたいのに)なんでこんなに混んでんの?」
「イメージとしてはボックス席で窓全開で…って感じだったんだけどぉ(苦笑)」
ってな会話してました。
お盆なんだからそりゃ混むわ。田舎だからってナメンナヨ(爆)

12:35頃に現地到着。
どーせパンフには背番号なんか載ってないだろーから、
先発発表の場内放送を聞き逃すと大変な事になる(><)
と思い、この暑い中を小走りできましたが、
選手変更リストなるものが入っていて、ちゃんと背番号付きでした。
なんだ、走って損した(笑)

さすがに開始直前だけあって、すいてはいない。
メインスタンドにわずかにある日陰部分は当然全滅(^^;
わりとすいているバックスタンドへ移動し、
センターラインから10mほど日本ベンチよりに席を確保。イス熱し(笑)

さてさて、今年の登録選手を。

今年の特徴。
●2年生が多い。(7人)
●藤枝東が多い。(8人)
●名前が漢字1文字のヤツが異様に多い(爆)(7人)

ついでにU-18日本代表。

大宮のGK・川島永嗣、横浜FMのFW・坂田大輔、前橋育英のFW・相川進也
の3人がパンフレットに載っていましたが、参加せず。
前2人の早生まれ組はトップの試合優先かな。相川は不明。

先発は以下。

藤枝東が多いこともあってか、藤枝東スタイルの4−4−2な静岡ユース。
対して日本はやっぱり3−5−2。

静岡ユースのキックオフで試合開始。立ち上がり、イキナリ日本が先制。
2分、右サイドの高い位置で久場がパスカット。そのままちょこっとドリブルした後、
30mの距離からロングシュート。これが前に出ていたGKの頭上を破り、ゴール。
あの位置から打ってくるとは思わなかったか、海野。ちょっと軽率でしたな。
しかしよく見ていたなぁ、久場。

この暑い中、立ち上がりからU-18日本代表の元気が良い。
プレスが良く効いている。静岡もエリア手前まではボールを運べるものの、
そこにパス出すと日本の守備陣3〜4人に瞬時に囲まれ、行き場を失う場面多発。
うーむ、最初から飛ばしてますなぁ、日本代表。

対して静岡代表、日本に比べると運動量が足りない。
成岡-岡田-伊藤-長谷部の連携がイマイチで、中盤を支配されて守勢に回る。
しかし4バックのDFは無難にこなしている。
15分頃、日本の速攻から左に開いた阿部に渡り、そこからエリア内で勝負、
というシーンが2度、立て続けにありましたが、
対峙した菊地or岡田佑が慌てず騒がず見事に対応。事なきを得ました。
2度とも同じようなフェイントで仕掛けた阿部くん、
さすがに2度目は何かアクセントが欲しかったかな。

静岡の左サイドを担当した成岡くん。どーもサイドの仕事がわかっていないよーで(^^;
やった事が全くないってワケでもなかろーに。
パスを出しても次にもらおうとする動きがない。
相手は3バックだよ。オープンスペースは広大にあいているのだから、
パスしたら走れよ。
ボールもった味方が左に寄ってきても、何をして良いのかわからずに、
近くで右往左往しているだけ。
で、しばらく考えて、やっと気が付いたかのよーにサイドを縦に走る。
しかしそれでは遅いのだよ、成岡くん。
ま、小林の参加が少なかった事もありましたが、左サイドは全く機能せず。
右サイドは長谷部&岡田佑で、なかなか良い感じだったんですけどね。

20分で吸水タイム。
しかし日本の久場くん、ベンチとは反対サイドでひとり水飲んでましたが、
せっかくのタイムアウトなんだから、ちょっと遠くてもベンチまで戻った方が良くないか?
監督の指示をちゃんと聞いてこいよ。

で、第2クォーター開始(笑)
賛否両論あるこの吸水タイムですが、今日は明らかに流れが変わってしまった。
休憩したのになぜか運動量が落ちたU-18日本代表。
監督のカミナリでも落ちたか?運動量が増した静岡ユース。
静岡のキープ率が上がり、伊藤のフィードから両サイドを広く使った
ワイドな攻撃ができるようになった。
35分には成岡→伊藤とつないで右サイドを破り、深い位置から岡田佑(?)がセンタリング。
中央で長沼がドンピシャのタイミングで頭で合わせ、同点!
・・・かと思いましたが、オフサイドの判定でゴールは認められず。
う〜む、マイナス気味のセンタリングに見えたんだけどなぁ・・・

同点ゴールは成りませんでしたが、その後も静岡ユースの攻勢のまま、前半を終了。


後半、
伊藤→深澤、長沼→太田と変えて、成岡をトップにあげる。
U-18日本代表の方は、大谷→根占、松本→徳永。共に同位置へ。

こんな感じか。
後半はほぼ一方的に静岡ユースのペース。
システムうんぬんや連携がどーのという前に、
U-18日本代表が暑さにやられたか(笑)
一方、地元の湿度のない暑さに慣れている静岡ユース(爆)
運動量もそれほどおちず、ゲームを支配。
藤枝東勢は8日まで総体で連戦だったにもかかわらず、
疲れも見せないで元気なもんだと感心(^^;

日本が攻めてこないもんだから、静岡のDFラインが上がるあがる。
ラインコントロールだけではヒマそーな永田(爆)が、
ちょくちょく前に出て、ボランチを兼務(笑)
ボールをもらいに出ていっては、そのまま前方へのフィードを数本行っていましたわ。

これを受けるのが、後半から登場の快速右ウィングの太田くん。
清水の太田圭輔の弟だそうで、兄弟揃って右ウィングですな(笑)
途中から出てきたおかげでスタミナ抜群。
国体代表(定員15名)へのアピールとばかりに、右サイドを破りまくり。
後半、一番目立ってましたなぁ。

後半12分、日本:内田→六車
後半15分、静岡:小林→秋葉
後半19分、静岡:山本→勝亦
と変えまして、

ついに六車登場。
いや、昔から代表チームに入っていたのは知っていたのですが、どうも見る機会がなくて。
って、彼を注目した理由は「苗字の読み方がワカラン」なんですけどね(爆)(爆)
そのムグルマ君投入で、流れが一瞬(笑)変わる。
彼が何をしたわけでもないが、中盤のポジションが微妙に変わったおかげで
気分転換にもなったか?(笑)しばし日本ペース。しかしそれも長くは続かず(爆)
すぐに元の静岡ペースに戻ってしまいました。
一瞬流れを変えた(爆)ものの、後は目立ったパフォーマンスではなかったなぁ、六車。
次に期待。

静岡の方は、U-17代表候補の秋葉を投入。左SBへ。
しかし、左の攻撃的仕事は深澤がほとんどこなしていましたから、
攻勢な静岡、秋葉には仕事はそれほどまわって来ませんでした。残念。

圧倒的に攻め込むも、フィニッシュが雑で得点できずにいた静岡ユースでありましたが、
30分、日本のエリアちょい外で、日本がパスを回しているところへ長谷部がプッシュ。
慌てて出された不用意なパスを勝亦がカットし、右サイドでどフリーな太田へ。
GKと1対1になった太田がこれを冷静に決めて、同点。
ついに追いつきました。

追いついて安心したわけでもないのでしょうが、32分、静岡DF陣が破られました。
速攻から蒲原が右サイドを突破。
中でマークを外して走り込んだ茂木へ絶妙のセンタリングが通り、
全くのフリーで茂木がゴール正面からシュート!
しかしこれが信じられない角度でゴールバーを越える(爆)
ガックリの茂木とどよめくスタンド、いやぁ焦った(^^;

後半、唯一であった(笑)決定機を外した日本、
あとは防戦一方でしたが、なんとか耐え抜き、80分を終了しました。

PK戦では、海野が活躍。
1本目の栗原のキックを右に飛んでセーブ、
追いつかれた直後の4本目・根占のキックを今度は左に飛んでセーブ。
静岡の方は長谷部がバーに当てましたが、それ以外はキッチリ決め、4−3。
2年連続3位の座は確保しました。

ひと昔前であれば、静岡県選抜が(静岡勢抜きの)日本代表に勝っても、
なんらおかしくなかったのですが、ここ近年の静岡vs日本代表の試合を見ると、
圧倒的な体格差があり、見た目からして勝てそうにない、という事が続いていました。
しかし今年のU-18は小さい(^^; 対戦してもあまり恐怖を感じず、
普通に勝てた、という感じでした。コレは良いことなのだろうか?(爆)(爆)

秋の宮城国体で優勝を目指す静岡ユース。まさか来週の東海国体でこけたりしないよねぇ?(笑)
がんばってください。






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