5月19日(土) 16時00分 市原臨海  観衆 5,923人
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ジェフ市原__

2−0
2−1
 
__ヴィッセル神戸
得点(市) 前半14分1−0大柴

(市) 前半19分2−0ムイチン
(神) 後半21分2−1藪田
(市) 後半30分3−1ムイチン
(市) 後半43分4−1


朝から快晴の関東地方。
前夜の天気予報では晴れマークしか出ておらず、
「北関東を中心に夕立」程度の事しか言ってなかったので、
何の装備も持たずに出発。
途中、観戦仲間にクルマに乗せてもらう。
「今日、ヒョウ とか降るらしいよ(^^;」  と言われたが、
「ハッハッハ、嘘でしょ?(笑)」  と、全く信じない私。
そりゃそーだ、だってこんな良い天気なんだもん。
しかも昨晩の天気予報ではそんな事全然言ってなかったもんなぁ。
調布を出るときには感じられなかったが、千葉に入ってからは強風が…
クルマの助手席に座っていても揺れを感じるほどの強さ(^^;;
うーむ、今日は選手も苦労するだろうなぁ・・・などと思いながら、
15時すぎに市原臨海到着。
快晴。
・・・快晴だったんですよ。着いた時は。 (爆)

現在絶好調のジェフ市原。
今日の相手はリーグ戦では現在7連敗中という、相性の悪いヴィッセル神戸。
も、なんのその♪
それを感じさせない内容で、快勝。
なんと、リーグ 3位 にまで浮上してしまいました!

先発は、櫛野、吉田-ミリノビッチ-茶野、武藤・長谷部、左:村井、右:中西、
トップ下:ムイチン、2トップは崔龍洙・大柴。

3バックの真ん中には屈強な外国人、トップ下も助っ人と、
似た様な3−5−2のフォーメーションを組む両チーム。
右から左に強烈な追い風を背にして攻める市原、
左から右へ強烈なアゲンストに立ち向かう神戸。
しかし立ち上がりはスローペース。
「様子見」「無理に攻めない」、と言うよりも互いのDF陣のがんばりかな。
お互いに決定機を作ることができず。

しかし14分、審判の曖昧さが味方につき(笑)市原が均衡を破る。
右の中西からのセンタリングを崔龍洙がヘディングシュート。
これをGKがい〜感じに前に弾いたものだから、ゴール前は一気に大混戦。
敵味方5人が殺到し、ピンボール状態 になったボールが、
最後はシジクレイに競り勝った大柴が押し込み、市原先制。
しかし大混戦だったため、接触プレーがあった模様。
  #キーパーチャージっぽかったしなぁ(^^;;
神戸GKとDF陣が猛抗議。
バック側の副審と主審の協議もありあましたが、ゴールは認められる。
ラッキーラッキー(笑)

この日の主審は石山昇氏。
センターラインから前後20mの場所では接触プレーに厳しい判定を下すのに、
ゴール前では流す流す・・・(笑)
エリア内でDFが相手を引っかけたプレーが 両軍に ありましたが、
双方おとがめナシ(爆)<差し引きゼロ?(^^;

納得のいかない神戸を後目に、冷静な市原が決定力の高さを見せる。
19分、中央での崔龍洙のポストから、茶野が切れ込む。
茶野は潰されながらもパスを出し、ムイチンがこれを拾って抜け出す。
GKとの1対1を冷静に決めて、2−0。

前半のビックチャンスはこんなもんかな?(笑)

得点こそ2−0とリードしている市原ですが、
ボールのキープ率等、試合は互角の展開。
むしろ神戸の方がボール持ってる時間は長いんじゃないか?と思われるほど。
しかし市原DFが安定した守備を見せる。
武藤&長谷部のボランチも効いていましたが、
前半最大の功績茶野中西 が担当した
右サイドの守備ですね。
対面の藪田を中心とする神戸の左からの攻撃をシャットアウト。
センタリングさえも上げさせない強さを発揮。
1対1でクリアするどころか ボールを奪ってしまう のですから恐れ入りました。
採点8.0 くらいつけても良いですね>おふた方

訪れた超決定機を確実に決めた市原が2点を先行、
守備はほぼパーフェクト、と、文句の少ない内容でした。
ただ、両サイドをえぐって中央の崔龍洙へセンタリング、
というチャンスが数回ありましたが、
センタリングの精度が悪く、そのままラインを割ってしまうシーンが目に付く。
2−0のリードによる油断と、強烈な追い風によるコントロールミスか?
思った様なボールがもらえず、欲求不満な崔龍洙の顔、ちょっと残念でした。

ハーフタイム。他会場のチェック&情報交換。
その中で一番驚いたのは、観戦仲間のJ氏の元に届いた、
「東東京、ヒョウが降ってる」というメール(爆)
マジっすか?(^^;
カシマスタジアムからは「大雨&雷」という連絡も・・・
空を見れば、北側からは徐々に 黒い雲 が・・・(^^;
しかし「市原は南の方だから、たぶん大丈夫だよ。」
と、楽観を決め込み(笑) 後半観戦スタート。

後半始まるも、前半のペースを守った緩やかな展開。
選手交代もなく、あいかわらずボールキープ率は神戸がわずかに上か。
変化と言えば、若干風が弱まった事と、
市原臨海特有審判控え室 で洗脳されて
出てきた審判の判定基準がガラリと変わった事でしょうか(爆)
笛吹きまくる石山さん(笑)

後半は左サイドに張った 村井 が 大活躍!
スペースの生まれる事の多かった神戸右サイドを突き、走りまくる村井。
サイドチェンジを効果的に使う様になった市原中盤。
「今日の村井はキレてる」と悟ったのか、
左サイドにスペースができるとみれば、村井を走らす走らす。
村井も村井で走りまくり、ドリブルで積極的に勝負。
えぐってセンタリングや、中に切れ込んでミドルシュートを狙ったり、と、
獅子奮迅の働き。
あまりに走りまくるので、「最後までもつか?」と不安になりましたが、
もった様です。どーやら(^^;

後半21分に、神戸右CKから1点返される。
ファーに流れたボールを、エリア外から走り込んできた藪田がシュート。
ゴール前にはGK&DFが4〜5人いたんですけどねぇ・・・
林立する木々の間を見事に通されました。
ちょっとでもずれてれば誰かの足に当たってクリアできたでしょうが…残念です。

この失点でガックリきて、気持ちが守りに入り、
同点・逆転、とされるのが市原の悪いパターン・・・
しかし、それは昨年までのものでした。

同28分、カウンターから前線に放り込まれたボールに崔龍洙が反応。
しかし相手GK・掛川がエリア外まで出てきて競り合い、ファールを犯す。
決定機阻止の判定で、一発退場。
これで得た右60度25mからのFKを、ムイチンが直接決め、再び2点差。

この後、数的有利にたち、快調に攻める市原が見られる、
はずだったのですが(^^;

ここで大雨が市原臨海を襲う。
ここまで来てしまったのね・・・
という事で、雨具を持っていない我々は、スタンド観戦を断念、
スタンド下のゲート部分で雨を避けながら、かすかに見えるグラウンドを、
背伸びしながら見る(笑)
わずかに聞こえる 場内放送 と、濡れても平気なサポーターのコール
状況把握 につとめる(爆)
数分後、「はっやっし!はっやっし!」とのコールで林投入を知る(笑)
高くあがったボールと(爆)わずかに見えるグラウンドの選手の動き方で、
どっちが攻めてるか位はわかるが、それ以上はさすがに無理。
ま、勝てそーであったゲームなので、それほどの心配もなかったのが救いか。
  #もしも競った展開だったら、ドキドキしただろうなぁ(^^;
終了間際、大歓声と林コールで、よくわからんがとにかく林が決めた事を知る(爆)
4−1。
これなら大丈夫っしょ。
寿人コールと井幡コール(たぶん投入されたんでしょう(笑))と、
終了したらしい大歓声を聞いたところで、雨も小降りになったため、
「この機を逃してはクルマまで行けない」
との意見で一致し、早々と帰路へ(^^;
最後まで見届けられなくてスマン m(_ _)m >市原の皆様

10節を終えて、6勝4敗の勝ち点17でなんと3位。
  #4位:名古屋が1試合少ないので暫定順位ですが
3連敗で始まった今シーズンですが、徐々に良くなってきました。
ベルデニック監督の戦術が浸透してきたというのもありますが、
勝ち方を覚えたというか、勝ち癖がついたというか、
やることなすこと全てうまくいってる、という感じですなぁ(笑)
今はまだ「勢い」という言葉だけで片づけられ、
まだまだ「実力通りの順位」とは言い難いですが、
4週間の中断以後も好調を保ち、優勝争いに絡めるくらいの
フロックでない、本当の力あるクラブに育ってほしいものです。



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