3月17日(土) 15時00分 市原臨海  観衆 7,555人
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ジェフ市原__

1−0
0−1
0-v1
 
__名古屋グランパス
得点(市) 前半 6分1−0菅野
 (名) 後半44分1−1ウリダ
(名) 延前 7分1−2森山


主審:松崎康弘
副審:名木利幸、西村典之
の3氏審判によって裁かれた、市原の開幕戦に行って来ました。
あいにくの雨にもかかわらず、集まった観客は7555人♪
いつもの2倍 でしょうか(爆)
W杯チケットの効果、というのもありますが、
当たるかどうかもわからない高額なチケットのために、わざわざ雨のなか、
市原臨海まで来て¥2000も払う人なんて、そーはいないっすよねぇ。
今までは「行こうかなぁ、やめようかなぁ、どうしよう…」と迷って結局来なかった人たちが
今日はみんな来た、という事だと思います。
結局、潜在的には市原ファンも結構いるんですよね。

夕方から雨という予報でしたが、五井に着いた頃(14時頃)から、パラパラと雨・・・
今季のJリーグも天気運はないのか・・・と思いながらの会場入り。
しかしゴール裏はかなり混んでまして、いつもの席に座れず。
ちょっと油断してましたが、これは『うれしい悲鳴』でしょうかね。
混んでたので傘はさせず、しばらくはそのまま濡れながら我慢。
しかし前半の途中で耐えきれず、ついにJEFポンチョを購入
観戦仲間から『似合わねぇ〜』と言われましたが…そーかなぁ?(自爆?)

昨年は社長・主将の挨拶や、花火のパフォーマンス等の開幕イベントがありましたが、
今年は2節だから?そーゆーものがあまりないまま、試合開始。
うーむ、ちょっと残念…と思いましたが、どーやらそーゆー類の開幕イベントは、
私が到着する前までに終わっていた 模様(自爆)。
もっと早く来ればよかった(><)

で、試合開始。
崔龍洙、阿部をケガで欠き、吉田が出場停止、井幡が原因不明(爆)と、
主力をごっそり欠く市原。
3−4−2−1という感じで、GK:櫛野、DFが左から茶野、ミリノビッチ、中西。
ボランチが武藤、長谷部。左に村井、右に大柴。林と佐藤寿がシャドーで、トップに上村。
ラストシーズンを迎えたストイコビッチ、市原から移籍した酒井も先発と言うことで、
いろいろ気になるチームの名古屋なんですが、雨ということもあって、
お互いに慎重にゲームスタート。
しかし4分、名古屋ゴール前の混戦で、上村が接触し、負傷。
しばらくはプレーを続けましたが、6分には菅野と交代。
崔龍洙不在の穴をよく埋めてくれていた上村、軽傷だと良いのですが・・・
というわけでJ1デビューの菅野君。イキナリやってくれました。
交代直後のプレー。
右サイドの混戦から佐藤が抜け出し、センタリング。
これに合わせた菅野が、デビュー数十秒で初ゴール♪
もしかして、ファーストタッチ だった?(笑)
というわけで、市原が先制し、なかなか良い流れで前半が進む。
良いと噂の新外国人のCB、スロベニア代表のミリノビッチですが、
これがホントに使える♪
自分のエリアでの守備はもちろん、右に左によくカバーに走る。
1対1の競り合いも勝てるし、対峙しても抜かれない。
ホントに鉄壁のディフェンスを披露♪
あれこそCBというポジションに最適な選手も少ないですなぁ。
マジで使えます、彼。厚遇してあげましょう。

前半は守備も攻撃も良い感じ。
1点取った直後にあった、市原エリア内での中西の明らかなファールも、
PKとらずに見逃してくれた主審。
市原エリア左外、コーナー付近でのストイコビッチと茶野の競り合いでも、
速攻な場面でやばかったところを、相手のひじうち(?)とかいうファールを取ってくれた、
バックスタンド側の副審と、判定もホームよりで、実に良い展開でした。前半は(^^;
…まさかこの2つの判定の"埋め合わせ"のために、後半あれだけ苦労するとは(><)

後半開始数十秒、武藤のタックルがファールを取られ、2枚目の黄紙で退場。
以後10人で戦わねばならなくなった市原。
市原臨海の審判控え室には魔物が住むと言われまして(爆) 前半と後半とでは
判定基準がまるで違うというケースが多々あるのですが(爆)(爆)
今日もその力を遺憾なく発揮(爆)(爆)
この後、ホームの判定とは思えないジャッジに最後まで苦しめられました。

武藤が退場してからの後半の45分間、耐えに耐える市原。
1人少なく、攻撃に人数をさけないために攻め手がなく、
前線にボールが出ても、すぐに取り返されて、また市原ゴール前へ戻ってくる・・・
もう何度クリアしても、すぐに拾われては市原ゴール前へのクロス。
端から見ていたら『いつまでもつか・・・』という様な苦しい展開。
この名古屋の怒濤の猛攻に体を張ったディフェンスを展開し、我慢し続ける。

そしてロスタイム。
『せめて2分にして!』という私の思い・期待を上回る、ロスタイム表示はなんと『1分』!
『あと1分!!!』という想いがスタジアムを包み、
迎えた最後のワンプレーか?とも思われた名古屋の右からのCK。
蹴るのはストイコビッチ。
放たれたボールはゴール正面へ。
混戦から、こぼれたボールがウェズレイの足下に落ちるが、
喜多が必死にファー側へかき出す。
しかし不十分な体勢だったため、大きくは蹴り出せず。
このボールがCKの為にファー側エリア外で待っていたウリダの前へ転がる。
それを見て走り込んできたウリダが、このボールに対して左脚一閃。
低い軌道を描いたそのボールは、市原サポの願いもむなしく、
櫛野の左脇を抜けてゴールへ・・・
目前まで迫っていた勝ち点3を逃した瞬間でした。

これまで何本ものCKを耐えてきた市原DFでしたが、
最後の最後でこじ開けられてしまいました。
非常に残念です。

延長に入りましたが、すでに戦う力をほぼ失っていた市原は、
7分、市原右45度35m程のFKから、こぼれ玉を森山に押し込まれ、
Vゴール負け・・・ついに力つきました。

ふぅ・・・
悔しいですね。
あれだけがんばって、体を張った守備を見せてくれた選手たち。
今日は勝たせてあげたかった・・・
『勝ちたかった』というよりは『かたせてあげたかった』ですね。
私は何もしていないので。
非常に残念です。残り1分だったのに・・・

この敗戦を次につなげてほしいです。
今日良かったのは、一番はもちろんミリノビッチですが、
佐藤寿人のディフェンスが良かった。
3トップ気味な3−4−2−1なんで、2列目の佐藤と林のフォアチェックが、
失点を減らすカギにもなってくるわけですが、
佐藤寿、前線から中盤の底までよく動き、必死にプレッシャーかけてましたねぇ。
あれだけできるなら、安心してシャドーストライカーを任せられます。
その調子でがんばれ!



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