11月12日(日) 13時35分 日本平  観衆 不明(五千人くらい?)
 
清水市立商  

0−0
2−1
 
  浜  名
得点
(清) 後半 5分1−0佐野也
 (浜) 後半23分1−1矢野
(清) 後半27分2−1神谷


続いて第二試合。
さてさて、怪我人続出なはずの清商は、
昨日100分戦ったにもかかわらず、今日もベストメンバー。
対する浜名は・・・初めてみるので知らない(^^;
昨年の総体優勝の立役者らしい頼母木("たのもぎ"と読むらしい)クンは、
浜名の10番を背負って左アウトサイド。

で、スタメンですが、

昨日と同じな清商と、3-4-1-2ってな浜名。
前半は清商ペースで進む。
18分、右サイドの山口からのスルーパスを小林秀が抜け出てGKと1対1からシュートを打つも、
小田木のナイスセーブでゴールならず。
27分、右ライン際からのFKからゴール前で混戦となり、ゴールを割ったかに見えたが、
これはキーパーチャージの判定で、ノーカウント。
清商応援席から「なーんでなんでなんで」の大コール(笑)

浜名は前半まったくボールを持てず、苦しみます。
逆に清商は終始ペースを握りながらも、ゴールは奪えず。
小林秀がなかなか好調で、右サイドを何度か突破し、チャンスメイクしてましたが、
残念ながらゴールには繋がりませんでした。
前半は0−0で終了。

後半に入っても清商の勢いは続く。
そして5分、小林大の右CK、ニアへ蹴って跳ね返されたものの
再度小林大が拾って、今度はファーへ。
河野が相手DFと競り、ボールがこぼれる。
これに反応した佐野裕也が右足を強振。
得意のミドルシュートがゴール右スミに突き刺さって、清商先制。

地をはう様な佐野裕也のミドルシュート。
セットプレーの時はいつもちょっと離れたところにいて狙ってますからねぇ。
しかも威力は十分。相手チームは恐怖でしょうね、コレ。
シュートをふかすことが少ないのもスバラシイ。

この先制点で清商が波にのるかと思ったのですが、
開き直った浜名、この後、猛攻を見せます。

1点とって安心したか?清商の動きが極端に悪くなる。
1点取られて気合いが入ったか、浜名。
ルーズボールを全部拾う。
  #ホントに『全部』拾ってましたねぇ (^^;
清商DF陣がいくらクリアしても、再度拾って攻める浜名。
左サイドの頼母木のドリブル突破を起点に、攻めまくる。
14分には土屋→古橋と右ウイングを変えて、尚も攻勢。
そして23分、左サイドでDF2人に囲まれながらこれを突破した頼母木が、
ゴールラインギリギリのところから中へセンタリング。
走り込んだ矢野のヘッドで同点においつく。浜名応援団は大歓声!

いやぁ頼母木君、いいですねぇ。
スバラシイスピードとテクニック。
この浜名のチャンスメィカーが頑張り、浜名の攻勢な時間が続きます。
対峙した菊地を苦しめました。

これでイケイケのはずの浜名・・・でしたが、同点になってホッとしたか。
DFラインで致命的なミスを犯してしまいました。
27分、DFでボールを回す。
左の松本〜中央の池谷〜ときて右のキャプテンマーク・原品君。
どこに出そうか迷っているうちに鳥澤に詰められ、ボールを奪われる。
左オープンに走った山口にパスが出て、そこから中央にセンタリング。
グラウンダーのパスにDFに競り勝った神谷が足を出し、コースを変えて、
ゴールへ流し込む。清商勝ち越し。

痛恨のミスですね。
浜名の主将は本来はGK・加藤みたいですが、
準々決勝で方を脱臼し、この日は出られなかった模様。
そこで変わりにキャプテンマークをして出場の原品くんでしたが・・・
ゴールされてがっくり膝をついてうずくまる程のミスから、失点。
気負ったわけではないのでしょうが・・・残念です。

浜名の方はやっぱりショックが大きかったのか、
攻め手が見つからないままな、残りの13分間でした。

と変えるも、大勢に影響なし。
最小得点差ながら、あぶなげなく清商が逃げ切りました。

浜名は残念でしょうね。
しかしこの日の先発のうち9人までが2年生以下。
来年が楽しみです。



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