11月12日(日) 11時00分 日本平  観衆 不明(五千人くらい?)
 
静岡学園  

2−0
3−1
 
  藤枝明誠
得点
(静) 前半 9分1−0永田
 (静) 前半39分2−0加藤
(静) 後半12分3−0富松
(静) 後半17分4−0宮津
(藤) 後半18分4−1山岡
(静) 後半26分5−1富松


昨日の準々決勝の後、草薙の親戚の家に泊めてもらい、
翌朝は日本平へ行き、準決勝観戦。
混むと思って早めに行き、10時ちょい前に到着したら、なんと開門前(自爆)
関係者と父母会の人しかいねー(爆)
しかたないのでその辺をうろうろしてる。と、あれは静学の父母会の人かな?
なんだか静学マフラーをたくさん持ってて知人と思わしき人に売ってたんだけど・・・
あれって無関係な一般人にも売ってくれるのかなぁ?(^^;

で、10時過ぎに門が開き、入場。
総体の時と同じトコで見ようかと思いましたが、
逆光の太陽が低くて邪魔になりそうなので、メインスタンドに移動。
メインスタンド記者席前に陣取り、電話したりしながら1時間くらい待ち(笑)
見やすさをとったとはいえ、太陽が当たらないメイン側は寒い寒い(笑)
冬用のコート着てきてよかったぁ〜・・・

さて、まず最初に今日の芝ですが・・・なんとボコボコ(爆)
というよりは「穴だらけ」って表現が正しいか。
昨日のJ1リーグ、清水vs磐田の激闘の後がクッキリと・・・(^^;
芝がえぐられた痕に砂が入れられ、バンカーの目立つフェァーウェイ(笑)
地元高校生あこがれのピッチでもなんでもないな、こりゃ(苦笑)

さてさて、スタメンです。

5/28の同じく日本平で行われた総体準決勝で、敗れたチーム同志の対戦。
あの時とメンバーは若干違いますが、システムは同じ、
4-2-2-2な静学と、3-4-1-2な藤枝明誠。

キックオフから、静学が圧倒。
足下のボール裁きは、毎年の事ながらスバラシイものがある静岡学園。
藤枝明誠も静学と比べられると、やはりテクニック不足が目に付く・・・
足下のテクニックで勝る静学が、こぼれ玉を拾い、パスがうまくつながれば、
強い強い・・・
9分、納谷の左サイドからのFK、ライナー性のボールがゴール前でこぼれ、
そこに永田がつめて、静学先制。
この後も静学がゲームを支配して進みましたが、
決める所を決められずに前半も終わりに近づいた頃・・・
39分、静学自陣で安藤がボールカット。パスを受けた桜田がドリブルで上がる。
右を上がった酒井(?)にだし、酒井(?)がゴール正面でフリーだった加藤にパス。
加藤のシュートはDFの投げ出した足に当たるも、ゴールイン。
静学2点リードで前半終了です。

後半に入っても流れは変わらず。
優秀なダブルボランチ、安藤&桜田が攻守に渡ってチームに貢献。
こぼれ玉を拾いまくるので、攻撃がなかなか終わらない。
あの厚みのある攻撃は、ここから生まれているのですね。

後半12分、納谷の左CK、ファーに走り込んだ富松が押し込んで、3点目。
後半17分、ちょっともめた後のプレー。
ライン裏に出された浮き球のパスに、石川が走り込むも、DFと接触してもつれる。
ボールはその裏に走っていた宮津の元へ。
GKと1対1になった宮津がしっかりと決めて、4点差。
3点目を取られてからちょっと緊張感を失ったか、藤枝明誠。
この時間帯は不用意なプレーがたびたび・・・
4失点目でズルズル行ってしまうかと思いきや、すぐに一矢を報いる。
後半18分、左サイドでのスローインからアーリークロス。
ゴール前で競り勝った山岡が頭でたたき込み、1点返す。
しかし26分、納谷の右CKをゴール正面で待っていた富松がヘッドで合わせ、
ダメ押しの5点目。
1点返し、静学を上回る数の応援団が駆けつけたバックスタンドが一気に盛り上がるも、
5点目の失点で、ほぼ終了でしょうか。

と交代しましたが、大勢に影響なし。
静岡学園が、7年連続での静岡のファイナル進出を決めました。

藤枝明誠、夏はひたすら萩田のスピードが頼りだったのですが、
秋になって中盤でボールつなげる様になりましたねぇ。
総体準決勝では清商相手に延長までもつれ込みましたが、
内容はホントに清商の一方的展開でしたからねぇ。
対して本日の試合はスコアこそ離されましたが、
内容的にはそれほど一方的ではありませんでした。
チャンスもそれなりに創りましたし。
健闘と言えるのではないでしょうか。

静学の方は・・・やっぱり強いっすねぇ。
テクニックは今年も健在。パスもよくつながる。
間違いなく昨年よりはチーム力は上でしょう。
その中盤を支えるのが、安藤&桜田のダブルボランチ。
このコンビが冴え渡ってる。いやぁこの2人良いわぁ〜(笑)
昨年の選手権もこの2人でやってましたね。
守備では早いチェックで相手の攻撃を遅らせ、
攻撃に移っては、うまく周りを使って幅を持たせ、
2人の連携も良く、静学の大黒柱的存在です。

決勝は高円宮杯王者・清商が相手。どんな試合を見せてくれるでしょうか。



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