11月20日(土) 14時05分 市原臨海  観衆 5,060人
 
ジェフ市原  

0−0
0−1
  ヴィッセル神戸
得点
(神) 後半21分0−1


前節の直接対決に負け、むこうには立ち直りのきっかけを与えてしまい、
いよいよ崖っぷちな市原。
今期ホーム最終戦となった第13節の神戸戦、行ってまいりました。

前節、中西がとてもキャプテンとは思えないプレーをおかし、
わざわざレッドカードをもらってきたため、今日はおやすみ。
イエロー累積でボスも出場停止。
ベテラン2人を欠いて、今の神戸相手ではちょっと苦しいかとも思っていたが、
立ち上がり、気迫で勝る市原は予想外の攻勢(笑)
誰が良いってわけではないんだけど、神戸のエンジンがかかってないのかな?
神戸ゴール前に詰め寄るシーン多し。
しかし今日の(最近の?)神戸DF陣、非常に堅いですねぇ。
すごく集中している。ぜったいにマークがずれない。
何やっても崩れませんでしたよ・・・
アウェー側で応援されていた神戸サポの知り合いの方が、
「子供みたいに一ヶ所に集まりすぎるんですよぉ〜(苦笑)」 みたいな事を言ってましたが・・・
まぁたしかにそうとも言いますが(笑)、内容は決して子供レベルではありませんね。
悪く言えば「一ヶ所に集まる」ですが、あれはどうみても
「非常によくプレスが効いている」って表現の方が正しいですね。
とにかく高い集中力を保っていた神戸DF陣。
結局最後まで崩すことは出来ませんでした。
決定機の数もそんなになかったのではないでしょうか。

左から中田、阿部、山口、茶野の4バックとスタメン票(スタジアムで配ってるオフィシャル)
には書いてありましたが、左の中田一三がかなり前めに位置し、実質彼が左ウイングの3-5-2。
ダブルボランチにヴァンチャ&酒井で右ウイングに廣山、トップ下に野々村。
そしてバロン&武田のツートップ。スタメンはこんな感じです。
で、廣山だよ・・・(爆)
なんででしょうねぇ・・・右ウイングの割には中央にばかり顔を出す。
定位置でもペナルティエリアの縦のラインよりも内側に立ってるし・・・
神戸が布部あたりを使って右から攻めて来たんで、それに合わせてジェフも左側によりすぎる。
どうも市原は将棋で言う向かい飛車が好きな模様(爆)
別に相手が飛車を右にもったからってこっちも左に振ることもないのにねぇ・・・
  #ちなみに私は位飛車&矢倉党(笑)
前線とDFラインの距離を縮めてプレスをかけていこう、という戦法はわかる。
しかし今日の市原は左と右の距離を縮めて密集を作っていた(爆)(爆)
ウイングがなんでドリブル出来るのかというと、
サイドいっぱいに開くことによって相手の選手が少なくなり、スペースが多くうまれるからでしょう。
それをワザワザ中央に寄っていって密集に加わる必要がどこにある・・・
中央に寄っていくのはドリブル時の中に切れ込む時だけで十分です。
なんでボールも持たないうちからあんな中に行くかなぁ・・・
廣山、もっと右いっぱいまで使おうよ・・・
バックスタンドのお客さんだって、もっと近くで選手見たいよ(笑)

責任の一旦はヴァンチャにもありますかね。
守備面での貢献度は高いです。それは賞賛に値するんですが、
ボールを奪った後の視野が狭い。
廣山だってたまにはライン際まで開いていたんですよ。
例えば市原左DF陣のヴァンチャ、阿部あたりで囲んでボールをカットした場合、
さぁ攻撃に移ろうと、左に中田、右に廣山の両ウイングが走るんですが、
右偏重の神戸なんで、廣山がフリーであいてるんですね。
なんでそっちに出さずにワザワザ相手がたくさんいる中田サイドへ出すかなぁ。
フリーでもボールが来ないんで、待ちきれずに中にいっちゃったんだろうなぁ、廣山も。

75分以降はなんか覇気も感じられない試合でした。
選手は一生懸命にやってるんでしょうが、
それが伝わってくるような試合ではありませんでしたね。
内に秘めたままにしておかないで、闘志はむき出しにしましょうよ。
残り2試合しかないんだし。

・・・というわけで、
2試合続けて全体的に両軍サポーター以外の人が見たらあまり面白くないような凡戦。
降格制度がなかったら絶対3000人も入りませんよ(爆)
そーゆー意味で、待ちわびた自動昇格&自動降格制度導入でした。
あとは1シーズン制になって、中位グループ向けのUEFAカップみたいなのが
アジアに出来れば文句はないんだが・・・






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