ひさしぶりのホソツヤルリクワガタ採集記
k-sugano
6月のコルリクワガタ採集以来フィールドに出ず、オーディオ関係に現をぬかしていたためか4kg太ってしまった。健康診断で体重を減らすようにと言われたからではないが、漸くにして材採集の季節である。山梨へ採集に出かける。今回はホソツヤルリクワガタが目的だ。こちらからはえりーさん、東京からtsuu3の3人で現地合流。
初日は大菩薩周辺に行くが通行止めなどもあって、ペンションすずらんに行ってみることにした。
ホソツヤルリクワガタ(Platycerus kawadai Fujita et Ichikawa)の発見にはペンションすずらんの沢井さんも絡んでいて(月刊むし)、いわばホソツヤの御本家の感があるので一度は行ってみたかったところである。ペンションすずらんには昆虫館が併設されていた。入場料300円。レストランのほうで料金を支払ってから入ってみた。
世界のカブトムシやクワガタムシの標本がずらりと並んでいた。ゴミダマなどマニア系(笑)の収まったドイツ箱は標本棚に入れられて公開されていないが、沢井さんに言えば出してくれるようだ。ルリクワガタ属は全種が一箱に収められている。
かなり油分が染み出ているがホソツヤルリも多数あった。さすが御本家。えりーさんとtsuu3がしげしげと見ている。
このあと採集に精出すがホソツヤは一部の地域を除いて難敵である。結局1ペアだけだった。えりーさんもtsuu3も同様の成績。でも御本家の場所で青い♂が採れたのでかなり満足(^-^)
2日目は少し西の方面で採集。ここは5-6年前にむし社の土屋さん、あいあんさん、しゃあげんさん達と来た場所である。たしかあの日は松田さんとあ〜さんが夜に宿に来た。
どピーカンである。陽射しが痛いくらい。三人三様に山に分け入るが、たまにキノコ採りの地元の人がいる。
昼食をはさんで採集に励むがやはり厳しい。ホソツヤの産卵マークの沢山ある材には入っていない。湿った日陰の場所に落ちている材にはコルリの産卵マークがあるが出るのは幼虫ばかり(涙) そして振り返ると秋の雲
周囲は硬く芯腐れで、おそらく枯れ枝が落ちたと思われる材からホソツヤ1ペアを割り出すがこれで終了。
駐車している場所に戻るとあやしげな人が・・・
なんとあ〜さんと鳥取のちゃんさんだった。ちゃんさんは仕事で一ヶ月東京に来ているそうで、あ〜さんの案内で採集に来たそうだ。
ホソツヤは厳しい(笑)
採集結果
2006.10.14 山梨県H林道 1ペア
2006.10.15 山梨県K林道 1ペア