◆タブ林のヒラタクワガタ◆

2006年6月吉日

なぉ


このタブ林にヒラタがいるのはわかったが、さてどう採ればいいのだろう?
南の島みたいに昼間からタブの樹液にペタペタとくっついてるらしいんだけど…。
今まで樹液に付いてたのは1頭だけだ。

だいたいタブの樹液はどうなの?
お酒でいうなら、クヌギの樹液が50℃で、タブの樹液は20℃?
クヌギのように噴き出したりするわけでもなく、なんとなくにじんでる。
クヌギの噴き出す樹液なら、ヒラタの付く可能性は高いのだろうけど…。
タブのにじんだ樹液じゃ、ヒラタの付く可能性はウンと低いような?

なぉ:ヒラタくんはタブの樹液好きなの?
ヒラタくん:ここではこれが一番のご馳走だよ。
なぉ:クヌギの樹液が舐めたいと思わないの?
ヒラタくん:クヌギの樹液?そんなの知らないよ。
なぉ:タブの樹液で満腹になるの?
ヒラタくん:餌場を見つけるのも大変だし、満腹なんてそうそうないよ。
なぉ:じゃあ、フルーツ置いておくから食べてよ。その後ゼリーもご馳走するから!
ヒラタくん:フルーツ?ゼリー?サウンズグーだね!?

というわけで、フルーツトラップを試してみることにしました。
去年の直球トラップは残念だった。
メロン球、直に置いてみたけど、ヒラタは付かなかった。
付いたけど、ねぐらへ戻ったのかも?
じゃあ、今年はペットボトル加工して逃げにくくしよう。
中身?中身は即効性と持続性のあるパイナップルだな!
なんせ週一回見に来るだけだし…。

ここの敵はトンビにカラス!
上空から見えないように…
そして、見つけられても持っていかれないようにセット!

先週も先々週も空振り。
今日もいなかったら、三振じゃん!
と思っていたら、ヌヌヌヌー!!
いー感じに熟したパイナップルにヒラタが3匹も!

サイズは42mm、37mm、35mmとここにしてはまだ小さ目?
トラップの入り口が小さいからかな?
トラップの入り口大きくしとこーっと!

くわ馬鹿2006年上半期号