八丈島採集記





「飛行機でどこ行くの?」
と母に聞かれれば、
「東京へ行くの。」
と答えるしかない。

だって八丈島はれっきとした東京だ。

でも、6月2日は横浜開港記念日だから、横浜市民は3連休なのだ。
関係ないね。(^^;

八丈島

八丈島


きーさん、クワ吉さん、健太パパさんと八丈島に着いた。

空港から10分で宿に着く。
身支度を整えて出発だ。

チビ

チビ


1頭目はチビだ。
西日本では普通種なのだが、関東では局地的に分布する。

ハチジョウノコギリ♀

ハチジョウノコギリ♀


つづいて、ハチジョウノコギリの♀だ。
聞いた話だが、コよりも採れる。

ハチジョウネブト♂

ハチジョウネブト♂


東へ移動。
ネブトはブッシュの中を探すので大変だ。
1頭採ったところでやめにした。

最後にコ。

ハチジョウコ♂

ハチジョウコ♂


ヒラタとまでは行かないが、コも珍しい。

一度に2頭。
1頭は採ったが、もう1頭は草むらの中だ。
明日もう一度、6時に出かけよう。



6時に起きて例のポイントに行く。
だが、いない。

コは薄明るくなったところで、草むらの中へ行くのかな。
しょうがない、ノコを採ろう。

で、20分に5頭も採れた。

ピンボケのハチジョウノコギリ♂

ピンボケのハチジョウノコギリ♂


♂は材起こしだが、♀は3頭とも道路の上だ。

またチビ

またチビ


チビをまた採った。
♂か♀か分かればいいのに。。。

ハチジョウヒラタペア

ハチジョウヒラタペア


これはハチジョウヒラタだ。
きーさんが採った。
カッコいい。(^^

ハチジョウネブト

ハチジョウネブト


東へまわって、ネブト。
ブッシュの中はイヤだ。(^^;

何という名前か知らない滝

何という名前か知らない滝


午後、ハチノコを採って、ナントカ滝に近づいた。
悠久の昔を感じさせられる。

ハチジョウノコギリ♂50.3ミリ

ハチジョウノコギリ♂50.3ミリ


でっけ〜。(@@
これは50ミリはあるだろう。
(あとで正確に測ると50.3ミリ)

このポイントはハチノコの巣だ。
20頭は採っただろう。

夕食をすませて、コがいるところへ向かった。
2頭だ。
しかし、1頭は採ったものの、1頭は風に飛ばされた。
ちっきしょぉ〜。

明日の出発は午前3時だ。(^^;



薄明かりも何もなく真っ暗だ。

横浜だと、真っ暗のなかに明かりがある。
それが真っ暗のなかの真っ暗だった。

午前3時

午前3時


3時30分。
何もいない。
空は闇だ。

夜が明けてきた。

ハチジョウヒラタ♀が死んでる

ハチジョウヒラタ♀が死んでる


ハチジョウヒラタが死んでいる。
前の晩にはなかった。

クワガタ採りでブッシュの中はイヤだし、ヒラタを待っていることにした。
30分、、、1時間、、、
どうして出てこないの?(^^;

ダメだ、ヒラタは出てこない。

そのうち雨が降りだした。
クルマで寝てよ。

3人は場所を変え、ヒラタがすむところで♂2頭を採った。
私は睡魔にかてず、ただただ寝ていた。(^^;

普通は下を向いてるが、上向けになっているハチノコ

普通は下を向いてるが、上向けになっているハチノコ


ようやく睡魔にうち勝ち、20分でハチノコが3頭見つかった。
ハチノコならOKさ。(^^;

またまたチビ

またまたチビ


帰る飛行機の時間がせまってきた。
宿屋の近くで、またまたチビを採った。

雨は降り続いている。
チビに始まりチビに終わる。
そんな3日間だった。


チビ        31exs
ハチジョウノコギリ 39♂♂12♀♀
ハチジョウネブト  15♂♂ 4♀♀
ハチジョウコ     3♂♂
ハチジョウヒラタ   5♂♂
109頭


2006.06.10


2006年上半期号目次へ戻る