ここ1年の回想録

テキサス


 私がまちかねBBSに登場してから、早くも1年間が過ぎてしまいました。家主のまちかねさん、毎度お世話様です。思い起こせば、情報収集の為に会社(大阪時代)に初めてインターネットの設備が導入されたのが、つい2年程前の事でした。
当時私は、『最近流行のインターネットか!どうせロクなモノしか見ないのだろう!』程度しか認識がなく、まさかこの後、自分がPCを購入してしまう程、のめり込んで行くとは思っても見ませんでした。

 ある土曜日出勤の時、2人しかいない会社内で、技術者が私に『テキサスさん、インターネットってこんな事できますよ!』と紹介されました。これがきっかけで、クワ馬鹿に拍車を駆けることになってしまいました(^^;;
“オオクワ”と入力してみると、当時で既に20件位出てきました。この事実を見て、一緒にいた技術者は目を丸くして、『えーっ!ホンマかいなぁー(@@)!こんなんあるんかい!』と言って大笑いしていたのが、ついこの間のように思い出されます。
私も、なんとも嬉しいような、信じられないような、ワクワクしていたのが、今でも忘れる事はありません。そう、はじめてUFO(空飛ぶ円盤とも言う)を目撃した様な気持ちです(^^;;

 こうなると、自宅でゆっくりと、会社の人間の目を気にせずにやってみたいと思い、仕事に精進致しました。(ホントか?)当時会社は厳しい環境ではありましたが、営業成績の大幅達成者に対しインセンティブが与えられておりました。幸いにも絶好調の私は、2期連続で頂くことが出来ました。もちろん、そのお金で待望のPCを購入してしまいました。と言っても、技術者達に組上げてもらったのですが・・・・(^^;;

 そんなこんなで、自宅からゆっくりとクワガタ情報収集をしていくと、いくつかの掲示板がある事に気づいたのです。タウンさんの掲示板、クワガタ情報交換、そしてまちかね掲示板でした。最初の半年以上は、掲示板のROMを専門に楽しんでおりましたが、確か菌糸ビンの件で、k-suganoさんが教えて欲しいとのコメントがあり、A.CHIBAさんの後ぐらいに参加させて頂いたのが、運の尽きだった!と記憶しております(^^;;

 そのあと、暫くして近畿支部オフミがありまして、『テキサスさんも、大阪在住であれば是非参加して下さい!』と、その当時まだ、殆どコメントをしなかった私に、きっかけを作ってくれたのが、やはりk-suganoさんでした。このオフミは、私にとって大きな分岐点になった事は言うまでもありません!『オフミってなんだろう?オタク野郎の集まりか?』なんて、正直言って思っておりました。

 しかし、参加してみると以外に《上手い!安い!早い!》と三拍子揃った、おもろい人間の集会と言うことが分かりました。また、今まで個人的にしか情報が得られなかったのが、オフミに参加することによって、沢山の人間からいろいろと、直接話をすること機会を得ることが出来ました。なにより以外に、みんな結構真面目に取り組んでいる姿勢を聞いて驚きました。

 私は、この趣味に走った事は非常に良かった!と今でも思っております。営業と言う仕事柄、沢山の人に出会うことは財産でありますが、趣味を同じとした人達と出会えた事は、本当に素晴らしい事だと思っております。現在も、何人かの人達はお付き合いも続いておりますし、今後も末永く続いていく事でしょう!まちかね掲示板も、過去いろんな人が登場して、いつの間にか去っていく!こんな繰り返しがきっと続いて行くのでしょう!

 私も昨今は仕事の比重の方が増大し、段々と掲示板との接触が少なくなって行くと思います。しかし、出来る限り参加し、また継続されていく事を願うばかりです。ネット上での口論も、時には面白くて良いと思います。それだけ真剣に取り組んでいるからこそ、『ここは絶対に譲れないゾ!』なんて部分がお互いにあり、ある意味では醍醐味でもあります。しかし、人に対する思いやりだけは、忘れずにいたい!と肝に銘じて、今後もくわ馬鹿道に出来る限り、取り組んで行きたいと思っております。

 最後に、今月の編集長のJimmyさん!大阪時代、冬に奈良へ家族で行ったホダ木回収&朽ち木割ツアー?は今でも良い思い出として刻まれております。風邪を引いていたカミさんを、強引に連れ出して行ったのが正解でした(^^;;

 今後とも、宜しくお願い致します。

(編集者追記)

 テキサスさん、その節はお世話になりました! つい最近、久しぶりにあの場所を尋ねてみましたところ、前の台風7号による強風で、立木が何本も折れたり、なぎ倒されておりました。ホダ木もすっかり朽ちてしまい、見る影もありません。
しかしながら、いっしょにホダ木探しや朽ち木割りをした、懐かしい想い出の場所であることに違いなく、「ここでいっしょに写真を撮ったのだなあ」と思うと、非常に感慨深いものがありました。
自然環境は、絶えず変化してゆくものではありますが、想い出はいつまでも変わりなく、未来永劫続いて行くものだと思っております。

どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

  Jimmy  


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