11/7 第3回くわハウス檜枝岐オフ編

OB5号さんの提案で第3回「くわハウス檜枝岐オフ」が敢行された。
今回はもちろんオオクワがターゲットである。灯火採集以外まともな成績を残していない我々くわハウス隊は 11月の檜枝岐(気温4度)に果敢にチャレンジした。

メンバーはOB隊員、JIRO隊員、ウチヤマ隊員、春日部のRYO隊員、かずっきーさんの友人隊員、そして私あいあんの6名だ。 現地に朝8時に集合。早速OB隊員が目をつけていた林道に入ることにした。

が、林道入り口にはいつものゲート。車で進めないとかなりつらい。 ところがなんとゲートのカギが開いてしまった。なぜ開いたのかはいまだに謎だ。(^^;;
さて、林道を上がって行くが、コレという木がない。途中いくつか車を止め叩いてみたが、全く何も得られなかった。

この林道はやや標高が高いこともあり早めに切り上げ、次に夏の灯火採集ポイントの近くを攻めてみた。
急な斜面を上り下りするが、いない。全然いない。オオクワどころか他のくわがたの幼虫すら全くいないのだ。 夏にあれだけ飛んでくるくわがたはいったいどこにいるんだ?
そうこうするうちにお昼になり昼食休憩となった。

昼食後、私以外の5人の隊員は休憩直前にOB隊員が見つけたブナの立ち枯れに向かった。
私はと言うとやはり広沢が気になる。前回が最後と思いつつも「もしやまだヒメオオが」と考え、1人で広沢に向かうことにした。 午後2時半広沢入り口に着く。


もはや冬の装いの広沢林道入り口


ウチヤマ隊員の車を借りていることもあり、ゆっくりと林道を進む。
が、ヤナギに・・ヤナギに・・ヒメオオどころか葉っぱも付いていない。(^^;
1時間近くかけてゆっくりとルッキングしたが、「葉のないところにヒメオオはいない」 という格言がひとつ増えただけだった。


アカアシポイントも枯れ木の賑わい


傷心のまま皆の元へ戻る。午後4時過ぎ到着。ちょうど朽ち木割隊の5人も山を下りてきた。
が、成果を聞くと全員ボーズ。コクワの幼虫1匹すら採れなかった。

やはり檜枝岐は手ごわい。聞くところによると1本の木から数十頭ものオオクワ成虫・幼虫が 採れることもあるらしいが、いない木には全くいない。しかもどの山も斜度はかなりきつく、上り 下りだけで相当な体力を消耗する。
スズメバチはまだ活動していたし、クマ、ジバチの存在を考えると到底割に合わない。 夏の灯火採集がいかに楽であるかを再認識させられた。


全員ボーズで疲れ切った隊員達


さて、くわハウス隊始まって以来の大惨敗となってしまったが、すでに次の作戦を計画中の あいあんはこれでも懲りずにまた檜枝岐に通い続けるだろう。



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