わたしはこーしてお馬鹿になった。
続 わたしゃ、だんだんおお馬鹿になりつつある
とおる
８月に投稿したときはこんなことになる予定ではなかった。
オオクワ幼虫２匹とカブトの幼虫？０匹が来年成虫になるのを楽しみに、ぼちぼちと情報を収集し、
年明けくらいから春先に掛けて出来れば成虫ペアを購入し、産卵させてみたいなーというのが本来の
予定だった。
ところが９月に入り、奈良オオクワセンターの即売会というものがあるという情報を見、どうしても
行ってみたくなってしまった。
とりあえず何を買うというのでもなく、どんなようすか見てみたいぐらいで行ってみたものだが、こ
れがいかんかった。
※先月号のＪｉｍｍｙさんの『奈良オオクワセンター即売会潜入報告！』ではしっかり後姿が捉えられていました。
※奈良オオクワセンターは、来年、小売り用の店舗を開店するらしい。
買ってしまった。オオクワ成虫を。ついつい。
♂１匹 ♀２匹。
で、家に帰って、嫁に見せたところ「なーにこんなもん買ってきて」と怒られるどころか、
娘と一緒に、「どれどれ安いのはどんなの。のこぎりよりちっちゃいなー」と♂をつついて、
ほっと一安心。
帰り道の車の中でどー言い訳しよーかいろいろ考えた。
「酒もたばこもやらんのやからこれぐらい」とか「おねーちゃんと遊ぶよりええやろ」とか
「おれの小遣いでかったんやー。なにこうてもええやろ」とか、いつものしか思い付かなかった。
ところが敵は行った以上かってこんはずはないと最初からあきらめてたようで、ただの取り越し苦労だった。
これで、安いの買ってるうちは文句を言われそうもないということを確信し、
その後、１ヶ月のうちにサキシマヒラタのペア１０００円というのにもそそられ買っちまい、
幼虫交換しますというのを見れば交換し、いつの間にやらなんか増えてる。
プラケースが５つも６つもになり、瓶も並び。
みなさんに比べればたいした数ではないですが、結局 １０月１０日現在
成虫 コクワ ５ペア（採集 ♂最大４７ｍｍ）
オオクワ ♂１ ♀２
サキシマヒラタ ♂２ ♀１
ノコギリ ♀３
幼虫 コクワ ２匹（２匹はトレードに出した）
オオクワ ２匹（６月購入）※これからはじまった。
サキシマ ４匹（コクワとトレードでもらった１令）
ミヤマ １匹（採集したペアの遺品）
ノコ ０匹（繁殖失敗？メスは３匹ともまだ元気）
カブト ３５匹（１０匹ほどフジコンマットで☆）
と増え、ベランダには３回目作成中の醗酵マット１０g及び４回目フスママット７gが異様な芳香を
漂わせてる。という、ことになってしまいました。
今年２５万もつぎ込まれた何方かと違い、クワ貧には至ってないが、ケチクワ道はまっしぐら。
わたしみたいに貧乏人がはまると、酒・バクチ・女等余計なものにつぎ込む金が無く、クワガタ１本になるため、
健全な趣味といえが、来年は繁殖するため、爆発的に増えることになり、どうなることやら。
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で、話変わって、今年経験したものの話し。
１．醗酵マット
１回目は７月に作成し、失敗。水分が多すぎたのか炎天下に置いたのが悪いのか、醗酵
せずに腐っていくばかりという状態で、３週間過ぎても白いまま。
２回目は、皆さんの情報を参考に１０gを作成。３週間過ぎには醗酵も納まり、無臭。
現在３回目と４回目の挑戦中。
気温が低いせいか３回目の方は醗酵があまり進んでいないようす。
最近、オオクワ幼虫１が瓶の蓋をカリカリやりだし、エサを要求しているみたいで、
フスマも入手したため、第３回をそのままにして第４回目を追加で仕込んだ。
第４回は皆さんもご承知の通りのもの。この発熱を第３回の醗酵促進に、なんて。
でも、よく見て頂くとわかりますが、食わす幼虫がいないんですわ。サキシマかなー。
サキシマはもらったままの為、状態を確認していない。マットが完成する頃には、１ヶ月
以上経過しているので、添加マットに交換＆確認にちょうどいいかも。
例のマットですが、簡単に高温で醗酵するし、匂いもひどくないし、それで大型になるな
んて事であれば、いいこと尽くめ。
各所のJAも急な需要で驚いてるかも。そのうち、通販業者の飼育資材にフスマが追加されるのも
そう遠くはなさそうに思う。
２．クワガタの採集クワガタが５月・６月に取れるとは全く知らず、カブトと同じ時期と思っていた。
昨年まで、いつも行くカブトの採集場所では、コクワを時々見かける程度。
ところが、６月の中旬から会社帰りに見回ると、７月初旬までに
コクワ ６ペア、ノコ ３ペア、ミヤマ １ペア
を採集できた。
これは、私にとってはものすごい成果です。ほとんど満腹状態。
結局、７月はいっても採ることはなかった。
※ミヤマが欲しかったがいなかっただけという話もあるが。
ただ、残念なのは、７月にクヌギの１本の皮が大きく剥ぎ取られていたこと。
３．カブト虫の採集
これまでは、甥っ子など子供と一緒に樹液に寄ってきているものを採集する程度だった。
今年はその採集場所を観察し、時間を掛けることでこれまで以上に多くのカブトを採集
できた。
その成果とは、これはこの採集場所の特殊性もあるが、飛んでくるカブトを待つである。
この採集場所は、竹薮の道路沿いにクヌギが数本あり、外灯が１本ある。
で、この竹薮の腐葉土がカブト幼虫の生息場所のようで、夜８時から朝３時くらいの間
竹薮の奥からブンブンと飛んで出てくるのである。
それも長く飛んでいるのではなく、ブーン、バサッ、ブーン、バサッと飛んではどこか
に止まり、また飛んでは止まりを繰り返しだんだん外に出てくる。
竹薮で、枝が多いから飛びにくいのだろう。
で、音を聞いていて近くでバサッっと音がしたらその近辺を捜すと、枝に止まりモソモ
ソ動いているのが発見でき、手が届けばＧｅｔってことになる。
場合によっては目の前を通過するやつ、足元に落ちるやつ、服に止まるやつもいる。
ただ、変なおっさんが、懐中電灯を持って道端に長時間立っているのは奇妙な光景だ
ったと思う。（普通の採集者は木を見てすぐに行ってしまう。）
１時間もうろうろしているのはやはり怪しい。よく通報されなかったものだ。
夜８時、９時の場合、♂が多く、朝２時、３時（朝じゃねーってか）は♀が多く採集で
きた。※寝ない人は夜といい、起きる人は朝という。
４．カブト幼虫採集場所発見
知り合いのつてで、椎茸のホダ木をもらえるようになり、相手の農家に行ったところ、
近くの林に１０本程度ボロボロになったホダ木が捨てられており、その横に２本の小さな
クヌギの木がある。
聞いてみると、今年何匹かカブトムシを見たという。ラッキー。
来年の春は、幼虫の採集ができる。場所は内緒。
産卵木ように農家裏庭のホダ木３本をもらってきた。
５．クワガタは簡単には産卵してくんない
普通種といえどカブトみたいにボロボロ産んでくれない。
コクワなんか簡単かと思ってたが、全然産んでくれないし。
難しい。痛感してます。
それと、コクワの幼虫は孵化直後のはダメですね。メチャンコ小っこくて、
うまく成長させられない。十分大きくなるのを待たねば。
うーん難しい。
残っている２匹はどうも♀らしい。矢内式マットで目指せ５０mmオーバーにトライと
思ったが、残念。
この２匹、Ｐの添加という話題によって、液肥を与えたやつ。
見るたびに別の場所に出現して、モグモグやってる。
液肥を与えてもう３週間以上なるので、液肥で☆することはないようだが、それほど
マットが消費されているようにも見えない。個体が小さいため消費量が少ないのかも。
次回餌代え時は、例のマット＋液肥で暖かい場所において、大きい♀になる事を期待。
６．隠れクワ馬鹿が近くにいるのを確認近くのショッピングセンターにあるペットショップでは、クワ用品が年中少し置かれ、
今年は、成虫の販売をし、９月にはオリジナル菌糸瓶や菌糸瓶入り幼虫を売っていた。
よほどの事が無い限り価格が若干高いのであまり買わないが、行くたびに覗く。
※このショッピングセンターに行ったときのルートとして決まっており、ペットショップ
を見たあとは、娘がおもちゃ売り場を徘徊後、１００円ソフトクリームを買う。
（市内にあるもう一軒のペットショップはここの倍の価格。フジコン ジャンボヤマザト
クヌギマット ６８０円。売れるのだろうか）
それでだが、オオクワ成虫はあまり売れなかったようだが、菌糸瓶入り幼虫は完売した
ようだ。（最初は２９８０円で、１９８０円の広告も見た）
また、１０月１１日にはクヌギジャンボが１０袋ほど積まれていたが、１７日にみたとこ
ろＮｕｌｌになっていた。どうも、例のマット騒動で大量に購入した人がいたようだ。
隠れクワ馬鹿が結構潜んでいるようだ。
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クワガタってやつをやるって事は、結構見ていて、世話して、タイミング計って、いやー手がかかります。カブト虫みたいにエサやって、ほっぽっとけばいいなんてことはない。
趣味である以上、手を掛けるのが楽しみの大部分になるのだからしかたなし。
とんでもないものに取り付かれたもんだ。でももう遅い。
回りにいる後輩で、特に男の子の子持ちを中心に、里子攻撃で仲間に引きずり込もう。
今月一人生まれたみたいだし。日本男児である以上、目の前に置かれたら絶対虜になるでしょう。
へへ。 来年の目標 ？人ってね。
※自宅PCがディスククラッシュにより再起不能状態で停止していますので、絵を挿入する
事が出来ませんでした。
字ばっかりでつまらないものになってしまいました。すんまへん。
９８年１０月２２日
とおる