先ず、比較の為に、見慣れた国産カブト幼虫の画像をご覧下さい。 ![]() クワガタと違ってしわが多く、触ると身を縮めて堅くなる。 大体は「C」の字になっているが、動き回るときはややそれが延びた 状態になる。 さて、次は国産カブトに比較的似ているヒメカブト(ギデオン)の 幼虫だ。 ![]() これは、ボルネオに住んでいる友人が送ってくれた画像である。 国産同様「C」の字になるが、頭の方がよけいに丸くなりややケツが 余る。 体全体は体毛に覆われ、外産の雰囲気が実に良く出ている。 性質は凶暴で、持っていると頭をぐねぐねと曲げて指を噛もうと するらしく、それを嫌がって逃げながら持ち続けると腹を自ら 引き裂きそうで怖いらしい。 国産の幼虫と異なり、移動するときはほとんどまっすぐに延びて 芋虫のようになる。 かわいいやつだ。 ![]() お次は前のページでもお伝えしたアトラスの幼虫であるが 未だ初齢の画像しか送ってこなかった。 比較の為にマッチ棒を置いてあるが、初齢なのにやたらでかく 特に頭がでかい。 いったい彼らは成虫までにどれだけの餌が必要なのだろうか? 数匹居れば持て余しそうだ。 ![]() 今回の話しで外産カブトを手に入れたくなった方はたくさん居る だろうが標本のみが国内に持ち込めるため、残念ながら飼育は 不可能なのが現実だ。 日本の冬には絶対に適応できないはずだから何とか輸入解禁に なってあちこちで飼育が出来るようになって欲しいものである。 <おまけ> 標本もそんなに出回っていないので、見たこともない方は多い ことだろう。 そんな方の為に3D画像をお見せするので目玉が良く動く方は 次のページで3Dに挑戦して下され。 |