7年ほど前に、バイオテックというキノコ業者から「CVポスト」というカワラ茸の菌床が
発売されたのが菌糸瓶飼育の走りだが、当時は死亡率が異常に高かった。
それがヒラタケ系の菌床に替わり、製造業者のノウハウも充実してきて安全性が高まり、
また消費の拡大とともに価格も下がってきた。
今回のアンケートでも「材飼育」「マット飼育」の経験なしに、菌糸瓶飼育だけを
やってる方もいたりするほどである。
いまや、菌糸瓶飼育はまったくもって一般的になった。
蛇足だが、菌床によるオオクワガタの飼育が15年前から始まったといってる大家が
いるそうだが、あれは間違いではないか。なんでも大昔からのことにするのは良くないと
思うが。
「その他」の中にはいわゆる「水呼び」や使用済み容器の処理なども含まれている。
ガラス瓶であれば、後々マット飼育などに使えるがPPボトルは本当に処分に困る。
燃やせば有害なガスを出すであろうことを考えれば尚更である。
適切な菌糸瓶の選択と交換が菌糸瓶飼育のポイントのようである。