クワガタ幼虫の冬虫夏草の発症例
By BAJA 1998.09.25
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1998年7月材飼育中のアローなアカアシクワガタ3令幼虫♂の材を交換しようと材を
割った時のことである。ちょっと見慣れないものが出てきた。Fig.1の画像がそれである。
☆になっているのはすぐにわかったが、なんか妙な状態である。幼虫がかみ砕いた木屑が
☆になった幼虫を放射状に取り囲んでいるのである。(画像は取り出し後保存の為に乾燥
したために、放射状に広がる部分がかなり縮んでいる。)状態を把握するため、木屑を取り
除く作業を行った。Fig.2の画像がそれである。幼虫を放射状に取り囲んでいた物の正体
は放射状に発達した菌の子実体の様であることがわかった。どうやら、クワガタタケとかい
う冬虫夏草の様である。よく観察すると、幼虫の構造がしっかりしており、形状的な損失が
少ないことから、生存中に徐々に菌糸の感染が進み、発症し、☆後、子実体を形成中で
あったようである。 ちょっと貴重かなと思って投稿しました。それにしても幼虫の冬虫夏草
とは。それでは「恐怖の冬虫夏草」ご覧あれ!!
まずは全体像です。
Fig.1はお掃除前のお姿。
なんか化石みたいですねぇー。
Fig.2はお掃除後のお姿。
およよっ、ちょっときはじめましたねぇー。
アングルの変更及び拡大映像を撮影しました。
Fig.3は頭部前方からのアングル。
うひょー、ちょっとグロいですねぇ。
Fig.4は頭部側部のアップ。
うひぃー、食事中の方ごめんなさい。
Fig.5は腹部中間のアップ。
ちょっとピンボケです。
Fig.6は腹部末端のアップ。
こんな所まで、ヒィー。
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