スマトラオオヒラタの飼育報告

by テキサス


今回は国産オオクワガタの菌糸ビン飼育・材飼育についてではなく、スマトラオオヒラタの飼育状況についてご報告いたします。

まず、某クレイジーショップから♂74,♀47の新成虫ペアを購入したのが、10月上旬でした。この時既に♀47のアゴは半分以上無くなっておりました(^^;;
一体何故なんだろう?と思いつつ早速ペアリングを開始いたしました。そして、11月の30日に待望の材割りですが、♀47の半欠けアゴでは木を囓ることはやはり出来なかったようです(T_T)
チクショウ!!!と思いつつもマットを全部ブチまけて見ると、なんとマットに卵と初令幼虫が合わせて20個以上採取出来ました(^^)
高い金出してゼロ(HEX00)だったらマジで、タイガージェットシン・ブラッシーを引き連れ、流血騒ぎになった事は言うまでもない事だ!おっとブルーノサンマルチーノを忘れていた(^^;;

早速、菌糸ボトル・材飼育・マットに分けて飼育開始だ!どの方法が一番良い個体が出るのか興味深い。しかし、20頭以上の飼育はあまりにも厳しいと考えた私は、近畿支部オフミ景品や友人達にドンドン配り、なんとか6頭までにリストラ成功!(9/9現在)これだけでも、実はかなり厳しい状況である。羽化状況は♀のみで47,45,44、♂はまだ食べ捲っております。45,43,34/gです。

何故再三に渡り厳しいと連呼しているかというと、既に飼育経験のある方はご存じかと思いますが、オオヒラタの食べる摂取量が尋常でないことです。かつてサキシマが随分と食べると感じて居りましたが、それを遙かに越えております。やっぱりオオクワが一番だ!しかも国産ね(*^^*)v
従って、菌糸飼育には全てボトルを使いました。材も3令になると1ヶ月半で交換しないと、材がボロボロになってしまいますので、非常に面倒くさいです(^^;;

最終的に菌糸ボトルと材のみに絞り込んだのですが、今回は菌糸ボトルを3本ほどガラス製の海苔ビンと、1.5Lのガラス菌糸ビンの空き瓶を利用し、詰め替えて飼育している画像を紹介させて頂きます。
子供達には毎朝必ず味海苔を食べさせており、一役買ってもらっております(^^;;
文字通り金食い虫と言えますね(@@)!!!
今後、オオヒラタの累代を菌糸飼育でチャレンジしようとしている人、家庭不和を覚悟でのぞんで下さい(^^;;

では、画像をご覧下さい。


ビンの半分を食べ尽くし、下の部分に移動しているスマトラ幼虫。


このようにマットが真っ黒になったら交換はお早めに!細かい虫と細長いウジ みたいのが沢山沸いておりました(^^;; 食事中でしたらゴメンナサイm(_~_)m


取り出してみると43gに縮んでおりました。7/4時点で50gあったのに・・・・。


このビンの後ろには、期待の国産オオクワが控えております。外人もです(^^;;

以上で報告は終わりですが、この原稿を書くに辺り、わざわざ遠い所から撮影に駆け付けてくれたチヌさん、どうも有り難うございましたm(_~_)m。この場をお借りしてお礼申し上げます。


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