イナダが全然釣れなくて、代わりにカツオ、メジマグロが爆釣状態で、 深刻な集中豪雨による災害があったり、ミサイルが降ってきたりと全く異常気象ですな。 この調子で行くとクワ馬鹿9月号発行の頃はどこかからミサイルが北朝鮮に降り注ぐ なんて事もきっとあります。 そうなったらカブト飼育どころではなくなりますぞ。 さて、気を取り直していきましょう。 今回は幼虫のエサの話。 そんなの腐葉土買ってきて幼虫と一緒にバケツにでも放り込めばいいじゃないかって 思われるかもしれないが実はいくつか落とし穴があり、初心者は結構はまったりしている。 今回のエサの話しで「幼虫がなぜかみんな死んでしまった」とか「どうしても大きくならない」 と言った方の疑問に対して7割はお答えする事となるでしょう。 カブト幼虫のエサと言えば「腐葉土」がすぐ思いつく事でしょうが腐葉土なら何でもかんでも いいって訳じゃない。 植木屋やホームセンターなどで売ってる腐葉土ってやつは防腐剤が入っていたり、農薬が 混入していたり、杉や松、たまには松ボックリなんて言う針葉樹なんかが混じってたりするのも 売ってたりすることがあるから注意を要する。 植木はいいかもしれないが、カブトは変な腐葉土やったりすると、全然食わなかったり へたすりゃみんな死んでしまう事になりかねない。 怖い落とし穴だ。 「じゃぁ、いったい何がいいだ?」って思われる方の為にちょっとまとめてみた。 1.腐葉土飼育の場合 カブトムシのエサの基本ですな。細工無しでいい線行きます。 1)買う こりゃぁ、何たって広葉樹100%の腐葉土がいいに 決まっております。 JTで出している「広葉樹100%」て書いてある腐 葉土があるからちょっと高いがこいつを見つけて使おう。 効果は抜群、今までちっこいカブトしか羽化させられ なかった人でも立派なカブトを作出する事が出来るこ とでしょう。 ちなみに、針葉樹を与えると、死にますんで。 2)作る 前にこの「カブト馬鹿」で報告した方法を試してみよう。 それほど発酵していなくても連中はしっかり食います。 効果も抜群! 2.マット飼育 赤茶色に発酵しているマットは絶対に使用してはいけない。 最悪の結果が待っています。こんなのが堂々と売ってるから 皆さんよく全滅なんて事をやったりしています。 私も前やりました。 困ったことに、パッケージにはいいことしか書いていない ので、みんな騙されて買ってしまう。絶対に針葉樹が入って いると私は思っております。 ちゃんとした発酵済みマットもたくさん市販されているが めっぽう高いのでカブトにはちともったいない。 やや白っぽく未発酵の安いマットを選んで買おう。 1)未発酵マット 買ってきたやつをそのまま与えよう。 小麦粉と糠を5%以下で混ぜると尚よろしい。 水分が多いと腐るから要注意。 2)発酵マット 上記と同様小麦粉と糠を添加して撹拌し、水を加える。 おいしい水なんか使ったらもったいないから水道水で やろう。程良く湿らせたら放っておく。 たまにかき混ぜてやればやがて焦げ茶色になりにおいも 変わる。水分が多いと茶色っぽくなる。 こいつを与えれば40グラムの幼虫も夢ではない。 デカカブトの出来上がりだ。 マット飼育の場合、湿度が多いとマットに潜ったまま死ぬ 可能性がありますのでやや水分を押さえ他方が無難です。 さて、こんな調子でエサやってりゃもうばっちり育ちます。 幼虫達はたくさん食べてどんどん太って又更にたくさんエサを食べることでしょう。 大量にエサを用意しておかないとエサ不足で苦労します。 糞をつぶして与え...なんて言うのは最後の手段ですよ!! |