私がカブトにはまったきっかけ

大分カブト





子供のころは、カブト、クワガタ類は好きではあったのですが、 近くにはいなかった為か、自分で採って育てたことなどありませんでした。


10年前に自宅を建て、その記念にとどんぐりを植えました。 後で判ったのですが、これがクヌギだったのです。
一坪くらいの畑を庭に作る為に業者にたのんで山土を入れてもらい いまでは太さ13cmくらいあり、けっこう密集した住宅地なので 木が高くなるにつれてちょっと後悔しております。

以前、野菜をつくる為に畑を耕してたら大きなかぶとの幼虫が数匹 でてきました。当時はまだ羽化のさせかたなど知りませんでしたから、 かわいそうに思い土の中に埋めもどしてやっていた私ですが、その後の 出来事でこんなにはまるとはその頃は思いもしませんでした。


去年の夏です。
子供の為にカブトの成虫でもとってやろうと会社の知り合いにポイント を教えてもらい、子供と車で1時間半もかかってクヌギ林に採集にいきました。
収穫は大きなかぶとの雌が一匹だけでしたが子供たちは、おおよろこびです。
しかし、私はなんとかカブトのオスをゲットしてやりたくて、別の クヌギの林をさがしてみたりしたのですが結局とれません。

それから、カブトの図鑑でいろいろと調べていたら、家のどんぐりの木の 葉っぱの形が図鑑にでていたクヌギの木に にていることに気づき、 まさかこの木にカブトなんかこないだろうとは思いながらも樹液って どうやったら出るんだろうと、試しに木に傷をつけてみました。

その後数日はキャンプにいったりしていてそんなことはすっかり忘れておりましたが 帰ってきて、ふと木を見ると、なんとカナブンが傷の部分を3重にも取り囲み 数十匹で樹液をすっているではないですか。
ヒエー スッゲー。樹液の威力。
こんなにどこからとんできたのだろうと思いながら見ていました。

カブトもこないかなーと、それからは毎晩こどもとチェックです。
そしてなんと2日目に雌カブト一匹ゲット3日目も雌をゲット!!
4日目にとうとう念願の雄をゲットしました!!!

今年 このカブト達の子供が50匹くらい蛹になり、ワンカップ 観察や繁殖促進で、すっかりカブ馬鹿になってしまいました。
また今年はオオクワをいただいたので、クワ馬鹿の道にもはまって しまいそうな今日このごろです。。









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