顎関節の仕組み
顎関節の仕組み
顎関節の仕組み
まず、顎の仕組みについて、簡単にご説明します。
上の、レントゲン写真を御覧になって下さい。
これは、左の顎関節部のシューラー法という、レントゲン写真です。この方法では、顎関節部を非常に良く観察することが出来ます。
上の写真は閉口時(口を閉じた状態)です。

今度は、開口時(口を開けた状態)です。
関節頭(関節突起)と呼ばれる丸い突起の部分が、左の方に動いているのが見えるでしょうか?

これは、O-R法という撮影法です。眼窩(目の玉のあるところ)から、顎関節部を見ています。

さて、顎の関節というのは、人の体の中で、
一番、複雑な構造をしています。
黄色く描いたのが下顎骨(下顎の骨)で、
ここに、関節頭があります。
緑色で描いたのは、上顎骨の関節突起と側頭骨。
その間に、ピンク色で描いた関節円板という
クッションのような板が入っています。
咀嚼筋と呼ばれる、
咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋があります。
ここに、いくつかの靱帯が付いています。
また、顎の開け閉めには、
咀嚼筋の他に舌骨上筋群という四つの筋肉が
顎の骨にくっ付いています。
また、首を支えている、僧帽筋・胸鎖乳突筋など、
いくつもの筋肉も絡み合っています。
これが、左右で二個つながってますね。
もう一つ、大問題は、
<歯>があると言うことです。
私たちが、普段、何気なく、
食べたり、喋ったり、表情を作ったりして
使っている顎というものは、
こんな、複雑な形をしているのです。
2008年12月31日水曜日