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これが今、A工房で開発中の局地迎撃戦闘機AF17−H2version2です。 シャーシはホンダAF17【PAL】を採用。前後バンパーのない初期型。小型・軽量な構造を生かし、ローパワーながらコストパフォーマンスと運動性能を両立させた高性能エコノミーマシンです。 当社では、この車体をベースにエンジンを換装することで、軽量&ハイパワーを実現するマシンとして、”エヴォリューション”シリーズを開発しています。 |
この計画の発端となったのは、数年前にf・factoryで制作されたeveでした。既にヴィンテージクラスと呼んでもよいこの車体に、AF28【S−DioZX】より転用したエンジン・Fフォーク・Fブレーキを持ちます。このマシンの存在により、エコノミークラスの車体とスポーツクラスのエンジン・足周りの可能性に着目した当社では、以来、それまで培ってきたAF18E【S−Dio用エンヂン】を軽量なエコノミークラスマシンに搭載する研究を始めました。 |
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この構想により制作された最初のマシンがAF17改、エヴォリューションTです。このマシンでは、中古のAF17にAF18Eを搭載しました。エンヂンハンガーは車体側のマウント幅があわないため市販のステイにより車体側に取付位置を追加するという工法をとりました。強度・信頼性において多少の不安の残る方法ではありましたが、実際の走行に際してはそれほど問題にならない事が判明。以後、この工法に活路を見いだすこととなります。 又、電装系についてはさしたる問題もなく、配線色の同一なものを接続すれば運用可能でした。これを利用し、市販のコネクタで車体ハーネスを加工することにより、何の問題もなくエンジンが搭載可能となりました。この配線の互換性についても、以後の発展に多大な影響があったと言えるでしょう。 | |
その後、更なるパワーを目指し、エンヂンはリード90用のHF05Eに換装。AF17−H2、エヴォリューションUとなりました。別名ハンドレットチャレンジャー、つまり100キロを目指すマシンです。この時点で、エンヂン本体には排気ポート周りの小変更とハイスピードプーリ、Dio用エアクリーナを装着したライトチューンでした。 結果的に、このマシンは見事目標速度に到達。A工房として初の大台に乗ったマシンでした。 それからしばらくの後、f・factoryフクちゃん工場長の発案によりこのエンヂンをAF28に搭載。AF25のエンヂンハンガーをAF28に使用することにより、小加工でAF28にHF05Eがマウント可能ではないかというアイデアでした。 このアイデアを実現するにあたり、A工房が実際に行った加工はセンタースタンドマウント周りの車体の切り取り、セルモータ及びオイルポンプの撤去です。この程度の加工で搭載可能なのであれば、かなり容易であると言えるでしょう。 このマシンはエヴォリューションVとして、その後正月決死隊ツーリングに向けてグランドスラムマフラー、PE24キャブレター、キタコハイギヤを搭載。エキゾーストを大破する直前に115キロという大記録を達成することになりました。 | |
そして、'00年4月のイワイサーキットOFF会に向けて制作されたのがエヴォリューションUversion2です。この機体では、これまでのU及びVを組み合わせ、よりハイレベルを目指しました。実績のあるエンヂンは継承。車体を再び軽量のAF17とし、AF35のフォーク及びホイル、キタコ製のデジタルメータを搭載しています。 しかしながら、この開発は謎の電装系トラブルにより困難を極めました。OFF会前日には何とか克服したものの、クランクが折れるという重大トラブルが発生。残念ながらOFF会には出典できなかったのでした。 |
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全長:詳しくは不明 全幅:詳しくは不明 重量:詳しくは不明 タイヤサイズ:前後とも10インチ 原動機出力:不明 燃料タンク容量:約3L(混合給油仕様、ハイオク指定) |