【24Gカム】
今回、アエロックスでツーリングに行くことになったので、少々駆動系の見直しを謀ることにしました。GWのツーリングの時は熱ダレと山登りで、動けなくなるという失態を見せてしまったので対策をとることにしたんです。 そこで、今回は弱ってしまったセンタースプリングはそのまま、WRとトルクカムの変更をしてみることにしました。
【まずはドライブフェイスを外しベルトを外す/セカンダリとクラッチを外す】
 
【セカンダリassyが外れた/ピン側】
 まずはプーリ側を外し、ベルトを外します。ここで使っている工具は、軸をおさえるデイトナ(?)の専用工具と、やすゆきさんに教えてもらった建設現場で足場を組むためのラチェット工具です(17/21の組み合わせ。21番はプラグレンチとして使用可能。貫通しているのがミソ) ベルトを外したら、クラッチアウターを外して、クラッチ&セカンダリを外します。ここでも、デイトナの専用工具を使ってます(クラッチスプリングを押さえながらナットをまわすのが面倒なので) さて、これでセカンダリassy、センタースプリング、クラッチにわかれました。写真ではここまでしかありませんが、ここからセカンダリをピン側とミゾ側に分解します。まずは、軸の外側についている筒を外します。すると、ミゾとピンが見えます。 因みに、ピン側は型によってピンの位置が上下にわずかに違うようです。理由は定かではありませんが、もしかしたらベルト幅によるのかな? セカンダリを分解したら、ミゾ側にはグリスを抑えるシールと0リングが2つすつついていますのでそれらを新しいセカンダリに移植。そこに、グリス等を塗り込みます。
【セカンダリ組み上がりの図。横にあるのは中に塗ったモリブデンペースト(POSH)】
ココまで組み上げる最中、フェイス面(ベルトの当たる場所)にグリスが付着しないよう、細心の注意をはらいます。実際、何度も何度も手を洗ったし、フェイス面も洗剤で油分を落とすように洗いました。
【アエロックスの駆動系/JOG−ZRの駆動系】
 今回はアエロックスでしたが、ZRでも要領は全く同じ。というか部品も同じモノが使えます。ただ、クランクとセカンダリの軸の距離が違うので、ベルトは違いますが。
 今回は、この他に変速回転数を2500回転上げるためにウエイトローラを5g×6から7g×3に変更しました。結果、冷えているときの変速回転数は9000rpm前後で落ち着いています。24Gカムは特に変速の落ち着きが良いみたいです。 9000rpmでの変速は流石に高すぎますが、熱ダレでセンタースプリングが弱った場合にはもっと下がるはずなのでコレで様子を見るとしましょう。因みに、この状態でアンダーパスを通過した際の最高速はメータ読み105km/h、9500rpmという所です。
【ついでなので】
折角デジカメがあるのでってなワケで、JOGの分も撮ってみました。これはアエロックスのシリンダーの余ったのを利用してそのうち水冷化しようと考えているんです。 一応、こんなラジエター配置を考えているのですけど・・・・・
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