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NOS搭載スクーター!? |
こんなマシン見たんだ!
ドラッグレースなんかで結構聞く「NOS」っていうモノ、あるよね?僕もなんだか良くは知らないんだけど、どうやら何かの薬品を燃料や空気といっしょにエンジンに放り込んでパワーアップさせるものらしい・・・
でまあ、何が言いたいかっていうと、なんとこのNOSをモトコンポにくっつけちゃって、2001年マスターズチャレンジにエントリーしたマシンがあったのだ!で、チョットだけ写真を撮ってきたので掲載しちゃおうってワケ。
たいした写真はないんだけど、まあシャレ程度に見てくれると嬉しんだけどねっ!
NOSってなんだ!?
NOSってなんなのか、ちょっと検索してみた。すると、こんなページを見つけたんだ。ちょっとだけ抜粋して転載させてもらっちゃったけど、リンクもつくっておいたから是非、見に行ってチョ!
 
(PRO TECHのコーナーより抜粋)
ドラッグレースなどでは、NA(自然吸気)だけでなく、TURBOやスーパーチャージャー、NOS(ナイトロ
アス オキサイドといってN20一酸化炭素を燃焼室に吹き込み、混合気を冷却し混合気密度を高める装置)を使用しますが、これは、対コストが有利だからです。例えば、NAエンジンを100万円でチューンして、30%出力が向上するとします。TURBOなら、同じコストで、80%向上するとしたら、どうでしょうか?NOSなら、30万円で、40%出力が向上するとしたら、どうでしょう? |
ジャジャーン!
これがそのマシンだっ!見たらわかると思うけど、なんとモトコンポなんだ。エンジンは旧型のJOGらしい。いわゆる「JOGコンポ」って言われてる奴。
このマシンに装備されている青いタンクが見えるでしょ?そう、これこそが「NOS」を貯蔵しているタンクなんだね。
もちろんこの写真でわかるポイントはNOSだけじゃないゾ。キャブレターにファンネルが装備されているのがわかるよね?これは多分、大きさから見てもノーマルじゃないよね。PE?PWK?もっと別物?・・・ゴメン、わかんないです(汗
それから、小型のウイリーバー。車体に合わせてか、小さくつくってあるのがとってもキュートだね!
あと、ヘッドライトにも注目してほしい。これってカウルにヘッドライトの絵が描いてあるんだよ。別に外しただけでも問題はないんだけど、ワザワザカウルをスムージングして描き込むっていう手間のかけかたが、見た目にキマってるマシンを造る秘訣かもしれないね。
あとは、燃料タンクも変更しているね。もともと、モトコンポの燃料タンクって容量小さいし、機械式燃料系もついてるっていうスグレモノなんだけど、この場合は見た目を重視したかもともとのタンクがサビなんかで使えなかったんじゃないかって思うよ。
さてさて見た目はいいとして、搭載されているNOSはもちろんフェイクじゃない、実働するシロモノなんだから、それを使うことができるシステムも装備されているんだよね。ボク的には、ココに最もチェキ!
そこいらへんの写真を見ていくことにしようっ!
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ここから注入してる!?
旧JOGエンジンにNOS・・・これって、こんなんって見たの初めて!てゆうか、NOS自体ちゃんと見たの初めてなんだけど(笑
一体このNOSをどこからどーやってエンジンにブチ込んでるのか?やっぱこれが気になった。で、まあ、そこらへんを集中的に写真に撮ってみたんだよね。
これを見ると、燃料タンクを変更してできた場所に補器を配置して、インジェクターはインテークマニホールドの途中に装着しているね。この場所だと、リードバルブよりはキャブレター側だね。
こーやってNOSを作動させていたんだねえ〜ってのが右下の写真だ!回転数をセンサーで読み込んで、とかスロットル開度センサーとかいろいろ予想したけど、なんとこんな方法でやってのけるなんてオドロキていうか「やられた!」ってカンジかもしれないね。
ちなみに、動作タイミングはプレートにビニールテープを重ね張りすることで調整してたんだよ。
さてさて、こんなところだったけど、面白かったかな?
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