横浜・東急東横線の桜木町から高島町までのガード下に約1Kmに渡って、個性豊かなペイントアートが続いている。その多くは複数のペインターによって、高さ約3m幅4mのガードの架橋ブロックを1キャンバスに見立て、約170ブロックをを埋め尽くしている。

 これらは東急のサービスでも、今はやりの観光目当ての町興しイベントでもなく、地元では単なる"落書き"として扱われている。

 新しいペイントは古いものの上に上書きされ、好きだったものがなくなっていると残念な気さえする。

 地元の人たちの反応は、もはや日常にとけ込んでいるのか、足早に通り過ぎていく人が多く、時折、若いカップルが感想を話しながらデートを楽しんでいる程度である。

2001年02月撮影


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