「もみじの会」のメンバーたちは、ボランティア活動によって何を得たと感じているのでしょうか? |
「自分自身が役に立っているという満足感、喜び」 |
ボランティア活動で得られる「満足感」や「喜び」は、何よりもそれが「無償の行為」だということによるものです。自分の仕事に対して何ら実際的な見返りや報酬を期待しないこと。責任を負いながら、それを「負担」と感じないで「喜び」とすること。これは、私たちの「自発的な」行為であり、そのことによって、私たちが得られるものの大きさははかりしれません。たとえば、主婦が家庭内で子供や夫に「奉仕する」(?)のも「無償の行為」であるのかもしれません。しかし、そこには常に家族関係の「宿命」と「共同利害」がつきまとっています。それにたいして、このようなボランティア活動によって「社会参加」することで体験できるのは、不特定の相手、つまり「全ての他者」を対象とした「奉仕」によって得られる、より純粋な喜びなのです。 |
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