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初期魔力 | 砦ボーナス | 最大ダイス | 基本地価 | 護符価値 |
---|---|---|---|---|
200 | 150*3 | 9 | 北80、南100 | 10 |
周回ボーナスの平均値(期待値)の計算は次の方法で行いました。
周回距離は44歩、最大ダイス目が9なので、スペルを使わなくても40ラウンドまでに4.5周できます。この半分を期待値としました。
200×4.5÷2×0.1=45
土地を均等に確保できるとして、その半分の状態を平均値としました。
26÷4÷2×20=65
護符ボーナスは50Gとしました。
よって合計は360Gとなり、砦ボーナスの450Gと合わせて、1周することで810Gの魔力を獲得できると計算できます。1周は44歩なので、1歩あたりの価値は18.4G、1ダイスの価値は92.1Gです。これは、平均的なマップと同レベルの魔力を期待できます。
1歩の価値 | 1ダイスの価値 | 最終ラウンドまでの獲得魔力 | ||
---|---|---|---|---|
18.4 | 92.1 | 3684 | ||
ホーリーワードX | ヘイスト | フライ | マナ | リコール |
32.1 | 23.7 | 62.1 | 139 | 59 |
新大陸では砦ボーナスが150Gと高く、北エリアに集中しているため、北エリアの2つの砦を通過してから【パーミッション】を使う方法が、効率が良いように感じます。しかし、収支計算をしてみると、砦を1つだけ通った場合の方が効率が良いのです。
基本的には手札の清算効率を重視して、ある時にどんどん使ってしまって構わないでしょう。また、南エリアの1か所のみを通過して使うのは、収支的にはマイナスですが、配置等を優先するのであれば問題はありません。ただ、1周目は手持ち魔力がかなり厳しいので、素直に北砦を回ってから使うのがベターです。
4連鎖レベル5を1つ持っている状態(5,1,1,1)で、護符57枚持ち。護符を32枚売り払ってレベル5をもう一つ作れば(5,5,1,1)、達成できます。
3連鎖レベル5を1つ持っている状態で(5,1,1)で、護符77枚持ち。護符を36枚売り払ってレベル5をもう一つ作れば(5,5,1)、達成できます。
3連鎖レベル5を1つ持っている状態で(5,1,1)で、護符55枚持ち。護符を39枚売り払ってレベル5をもう一つ作れば(5,5,1)、達成できます。
北エリアは「カリン」のように移動侵略が発生しやすく、安定して土地を確保するのが難しいです。ただし、高額領地を作ってしまえば相手の周回の妨害や通行料を期待しやすく、優位に進められる特徴もあります。
南エリアは、土地価値が100Gと高く移動侵略を受けにくいというメリットがありますが、土地を確保するのが困難です。また、聖堂と絡めた達成アクション(護符の売却からのレベルアップ)が難しく、差し合いに弱い特徴があります。
エリア間の優劣という点で言えば、「パーミッションの機能率」「聖堂の利用機会の充実」「終盤での駆け込みアクション」という点から、北エリアが優れているのは明白です。しかしながら、場のSTが高くて土地が安定しない展開になると、南エリアで3連鎖作ってしまった人が俄然有利になります。各プレイヤーの思惑によって有利不利が分かれるため、相手の出方次第でゲーム展開は二転三転します。ここが、新大陸の難しい部分です。
【パーミッション】で容易に魔力は手に入り、周回ボーナスは城と聖堂の位置が近く、北エリアはクリーチャー配置・アイテム保持などの下準備が必要、という特徴から、新大陸は「レベルアップするよりも護符を買う」という流れになりやすいマップです。また、土地を確保しにくく連鎖を伸ばせないため、レベルアップからのランドトランス、護符買いには繋げにくいです。
しかしながら(敢えて声を大にして言いたいのだが)、【ランドトランス】はあった方が良いでしょう。
「北エリアで展開したけど、土地を守れそうにもない」「南エリアで3連鎖作れた」「目的以外の属性で連鎖を組めた」などなど、想定外の展開になることは良くあります。そんな時に【ランドトランス】があれば、自分の拠点を作りなおして仕切り直せるのです。簡単にいえば、エリア間のシフトがしやすい。もちろん聖堂がありますから聖堂ラントラでも良いでしょう。ですが、スペルと聖堂では使用機会が雲泥の差です。無いよりはあった方がプレイングの幅は絶対に広がります。
基本的にはフィニッシャーとしての使い方であり、二心のように2回使うのまでは想定しなくて良いでしょう。また、2連鎖であってもトランスは普通に強いので、手持ち魔力を増やすだけなら2連鎖レベル4トランスも、十分に有効な選択肢です。
「ベスプッチ」 written by 16bits | |||||
Creature | 18 | Item | 3 | Spell | 29 |
アームドギア | 2 | エンジェルケープ | 1 | コラプション | 1 |
ティラノサウルス | 1 | カウンターアムル | 1 | スワップスペル | 1 |
パイロマンサー | 1 | カタパルト | 1 | チャリティ | 2 |
ウッドフォーク | 2 | ドレインマジック | 2 | ||
ガーゴイル | 1 | パーミッション | 4 | ||
ディー・ダム | 4 | ヘイスト | 3 | ||
ドラゴンゾンビ | 2 | ホーリーワードX | 4 | ||
バジリスク | 2 | マナ | 4 | ||
マントラップ | 1 | ランドトランス | 2 | ||
ワーボア | 2 | リンカネーション | 2 | ||
ワイルドグロース | 4 |
北エリアでは戦闘が多発するため、土地を奪える・守れるクリーチャーを選定しています。土地価値80Gにしてはコストが高めですが、それだけの需要があるということです。
【パーミッション】が強いマップでは、「どれだけ【パーミッション】を引いたか」が勝敗に直結します。【チャリティ】は【パーミッション】が引けない劣勢時に【パーミッション】を引きやすくするスペルなので、採用しています。【リンカネーション】も同様の意図で、中盤以降に手札に溜まったクリーチャーを切って、スペルを引くためのカードです。
【ランドトランス】と組み合わせての【ヘイスト】 最大ダイス目が大きく【ヘイスト】の価値は低いですが、次のラウンドのダイスが確定で6~8というのは、やはり使い勝手に優れています。ラントラ後の聖堂を狙えることから、投入しました。
ぬぬぬ | 1位 | 7083G | 水ブック。 |
16bits | 2位 | 3954G | 地ブック |
DIO | 3位 | 3536G | 火ブック |
ローランド | 4位 | 2874G | 火ブック |
序盤から早々に北エリアでウッドフォークレベル4を作りますが、その後に火ブックの二人からの猛烈な攻めに会い、1連鎖まで落とされてしまいます。そうこうするうちに色かぶりのしていない水ブックのぬぬぬさんが、5連鎖作って勝負あり。何も出来ませんでした。
前回同様に、代々木杯の二心について、優れたレポートがあるので紹介しておきます。