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コロッセウム3は、宇宙一リーグオンラインでは初めての2エリアのマップです。そのため、今までのマップと同じような感覚でブックを調整するのではなく、改めて見直す必要があります。
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素材協力:Zaji&Hojiの空中庭園様 |
土地数 | 周回距離 | 周回R数 | 周回・砦ボーナス | 1歩の価値 | 1ダイスの価値 | 40Rまでの獲得魔力 | トレスパス指数 | |
コロッセウム2 | 32 | 28 | 7.0 | 600 | 21.4 | 85.7 | 3428 | 57 |
コロッセウム3 | 32 | 40 | 8.9 | 650 | 16.3 | 73.1 | 2925 | 46 |
コロッセウム3は2エリアなので、連鎖が組みにくいのが特徴です。1人あたりの土地数は8個とコロッセウム2と同じにも関わらず、2エリアに分散してしまうため「終盤なのに、東エリアで4連鎖・西エリアで4連鎖」という状況も十分に考えられます。1エリアならば、ランドトランスを仕掛けて一気に達成まで持って行ける土地数ですが、連鎖を伸ばしにくいため、そう簡単にはいきません。つまり、普通にやったのではラントラ戦術はそこまで強くありません。
例えば、6個の土地を持っていて全て連鎖が組めているなら(6連鎖)、レベル4を手放してレベル5を作成し(5連鎖レベル5)、さらにレベル5をトランスしてレベル5を2個作れば(4連鎖レベル5が2個で6800G)目標魔力に手が届きます。しかし、最大連鎖が4程度では、せいぜい3連鎖レベル5を作るのが関の山です。
そこで、ラントラ戦術を主軸に据えるのであれば強引に連鎖を伸ばせるようなカードを入れるか、ラントラ以外の方法で目標魔力を達成しなければなりません。
「2エリアで片方のエリアに土地数を偏らせる」のであれば、真っ先に【トレード】が候補に挙がります。有効なカードであることに間違いありませんが、ここでは連鎖形成・切断に絞って考察します。
まず、連鎖形成です。仮に自分が東エリアで連鎖を伸ばしたいと考えているなら、西エリアの領地と相手の東エリアの領地を交換することになります。このとき、自分が伸びているのと同時に、相手の連鎖も伸びる可能性があることに注意です。逆に言えば、相手の方は「他人がお互いの利益になる【トレード】を使ってくれるなら、自分で【トレード】を使う必要はなく、むしろ渡された領地を地形変化すれば良い。」と考えます。そのため、相手の達成アクションも見据えた上で【トレード】を使う必要があります。
次に、連鎖切断です。【トレード】の条件としては「自分の目的とする属性でも、相手の目的とする属性でもなく、東西エリアの領地の偏りを均等にする」ことが挙げられます。妨害目的なのに、かなり使える状況が限定されてしまいます。また、使われた相手も土地を失うわけではありませんから、【トレード】で容易に連鎖を回復することができます。そのため、これを妨害を目的に据えた【トレード】はあまり意識しない方が良さそうです。
ざっと考察してみると、【トレード】は瞬発力に優れる(一時的に有利な状況を生み出す)カードではあっても、ゲーム全体を通してみれば必ずしも有利に働くカードとは言えないようです。便利なカードではあるのですが、そこまで過信するのはいかがなものか?という話です。
このことから、【トレード】による住み分けができない場合はトランスの効果が低くなるため、トランス戦術のみを主軸に据えるのは、ブックとして弱くなる危険性があります。また、トランスを決めさせないための手法(【ドレインマジック】や【セフト】など)が広まっているので、そう易々とは決めさせて貰えないでしょう。もっとも、後追いする側のトランスは容易にスルーさせて貰えそうなので、トランス要素の無いブックも危険です。
よって、自分がトップ目を走った時に、トランスしないで目標魔力を達成するための二番目の選択肢が必要になります。具体的には【フェーム】【クイックサンド】【イントルード】などです。これらは【セフト】で奪って使える構成にしたいですね。他人の高額地をきちんと対処し、自分の高額地を上手く活用すれば、自ずと勝利できるでしょう。自明のことですが、それがよりシビアに要求されるマップです。
Creature | 20 | Item | 4 | Spell | 26 |
リビングレイピア | 2 | カウンターアムル | 2 | クイックサンド | 1 |
トケビ | 1 | グレムリントゥース | 2 | シンク | 3 |
アーウィソウトル | 2 | セフト | 2 | ||
アイスウォール | 3 | テレグノーシス | 1 | ||
アクアリング | 2 | トレード | 1 | ||
アンダイン | 3 | トレスパス | 2 | ||
タラスク | 2 | ドレインマジック | 2 | ||
ディープシードラゴン | 1 | フェーム | 3 | ||
ドルール | 2 | ホープ | 3 | ||
ステュンパリデス | 2 | ホーリーワード8 | 4 | ||
リコール | 2 | ||||
リンカネーション | 2 |
使い慣れたトランスサンド型にしました。
トランスサンド型の基本は「先にレベルを上げて、【クイックサンド】かランドトランス(【トケビ】)を行う」ことにあります。そのため、コストの安いクリーチャーでまとめています。また、【クイックサンド】は目的の領地に止まるためにも使えるので、【ドルール】と【グレムリントゥース】のコンボがあれば、狙ってレベル4以上の領地を落とすこともできます。
早く高額地を作るためのスペルと、できた高額地を使って魔力を伸ばすためのスペルです。
上述の理由により、【トレード】は1枚、【シンク】は3枚にしてあります。不毛な【トレード】の掛け合いをするよりも、とにかく水土地を増やすことに専念します。
【リコール】は高額領地対策と、高速周回、領地指示を兼ねています。他人にかけられると相当厳しい状況になるので、必須です。【テレグノーシス】は【リベレーション】でも良いのですが、そこまでトランスからの増資をメインにしているわけでは無いので、終盤に使える【テレグノーシス】にしました。
試合結果については、宇宙一リーグオンライン第6節をご覧ください。
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