Tactics1-2:カードの分類


 プレイヤーがブックに入れるカードは、大きく分けて次の3つに分類できます。

 クリーチャーカード

 クリーチャーを召喚し、土地の確保を目的とするカードです。比較的、使う機会が多いのも特徴で、他人の領地への侵略にも使用されますし、土地に配置されることで特殊能力を発動するものもあります。しかしクリーチャーカードの目的は土地の確保と考えてください。

 クリーチャーには三つの能力が要求されます。ひとつは自分の領地を守る能力、もうひとつは他人の領地を攻める能力、最後は低い魔力で呼び出せる能力です。自分の領地を守り、他人の領地を攻めれば、土地は確保できます。この能力が高いクリーチャーほど、戦闘には強いと言えます。しかし、強力なクリーチャーであれば召喚にも魔力がかかり、扱うのが難しくなります。慣れない間は、低コストのクリーチャーを使った方が良いでしょう。これら三つの能力のバランスが取れたクリーチャーは、優秀なカードです。

 クリーチャーは5つの属性に分けられ、自分と同じ属性の土地に配置されることで、地形効果と呼ばれる防御修正を得られます。領地のレベルが上がるほど、地形効果も強力になり、より堅牢な防御が可能になります。クリーチャーと土地の属性を合わせるのが、ゲームの基本です。

 また、クリーチャーは5つの種族に分けられ、対種族の攻撃に影響を受けます。属性に比べると地味な要素ですが、種族間の相性を考えないとクリーチャー戦闘の駆け引きに弱くなってしまいます。注意しましょう。

 代表的なクリーチャー能力を挙げておきます。

 アイテムカード

 戦闘時にクリーチャーに付与することで様々な効果を引き出します。ゲーム中に使用する機会は限られるので、あまり多くは投入しないのがコツです。また、クリーチャーによっては特定の種類のアイテムが使用できないため、クリーチャー全体の相性を考えて、ブックに採用するカードを選びましょう。

 スペルカード

 自分の手番に使うことで、魔力を得たり、カードを引いたりと様々な効果を生み出します。スペルカードは「どのタイミングで」「何に」使うのかが常に問われるため、プレイヤーのスキルとセンスが問われるカードと言えます。1枚のカードでも多様な使い方ができることも、魅力でしょう。

 また、最も安定して使用できるのがスペルカードです。自分の手番に必ず1回は使う機会があるため、予定に組み込みやすいのが特徴です。スペルの機能は多岐に渡るため、クリーチャーのような分類はされていませんが、代表的なところでは次のようなものがあります。これはあくまで一般的に呼ばれているものであって、ルール上の分類ではありません。

 カードの説明については以上です。やや癖のあるカードもあるので、実際に使ってみながら理解していくのが一番でしょう。