牧場巡り 1999年秋


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9月12日(日)

見上牧場

今回の旅の目的の一つ、出資馬に会うその1です。私の出資馬はナリタブライアン×リンネスプレンティの2歳。同行の田螺君の出資馬はビワハヤヒデ×スポーデズブルーの2歳。育成に入る前の最後のひとときを生まれ故郷の見上牧場で過ごしている。約束の14時よりも早く着いてしまったけれど、すぐにご主人が案内してくれた。

まずは、リンネスプレンティの2歳(シルク98−40)がいる放牧地へ。「この牝系は友駿にいったけど、ゴールドシチーをはじめとして、良く走っている。リンネスプレンティは7勝していて、オパールSではギャロップダイナにハナ差で勝った。繁殖としても期待していたんだけど、気性がきつくてこれまでは走らなかった。ヴァージンスマイルもなかなか勝てなくてね〜。年を取るにつれて、気性は良くなってきたんだよ。2歳は大人しいよ。」といった内容のことを説明していただいた。思っていた通りの美形で、顔で出資馬を決定して正解だったと感じたね。相馬はできないけれど、顔の好き嫌いならあるのだ。しかし、逆光でまともな写真を撮れなかったのが残念だった…

シルク98−40
シルク98−40

リンネスプレンティの放牧地の隣のパドックにはグレイスカップ(父ビワハヤヒデ、母スーパードンナ、北橋厩舎)が放牧されていた。馬主さんが亡くなったために、早く繁殖に上がってきたとのこと。ハヤヒデ産駒としては数少ない2勝馬だけに引退はもったいないような感じもしたけれど、その分、良い仔を出してほしいもの。

グレイスカップ
グレイスカップ

次に、ナリタブライアン×スポーデズブルーの当歳のいる放牧地へ。中まで入れていただき、出資している訳でもないのに、じっくりと見させていただいた(牧場の作戦だったのかも(^^;)。この仔は噛むのが好きなようで、私のシャツをずっとハグハグしている可愛い奴だった。田螺君はトウカイテイオー×リンネスフローラルのとねっこに頭突きを食らったりして、しばしの間とねっこ達と遊ばせていただいた。彼は(牧場の思惑通り)ナリタブライアン×スポーデズブルーの当歳への出資を決めたみたい。

最後に、厩舎でリンネスプレンティを見せていただいた。最近体調を崩しているので、放牧していないとのこと。早く元気になってほしいね。

ご主人の案内はここまで。あとは自由に見て行ってということだったので、お言葉に甘えて2歳馬の放牧地へ。リンネスプレンティの放牧地の向かいの放牧地の2歳馬たちがこちらに近づいてきたのでしばらく眺めていると、そのうちの一頭がスポーデズブルーの2歳(シルク98−37)であることを発見。こちらの見たい馬がちゃんと伝わっていなかったことのね(^^; 

シルク98−37
シルク98−37
シルク98−37

メインレースの時間にあわせてWINS静内へ戻る。で、馬券が外れるのをしっかり確認。その後、翌日の見学ルートを確認して、早々とYHに戻った。


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