■ARTIST FILE : Matsutoya Yumi
Concert Review : The Gate of Heaven 1990-1991
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【Set List】
01 時はかげろう
02 エースはここにある
03 Glory Birdland
04 ホタルと流れ星
05 時のないホテル
06 一緒に暮らそう
07 Miss BROADCAST
08 Wanderers
09 ツバメのように
10 Man in the Moon
11 ベルベットイースター
12 スラバヤ通りの妹へ
13 Save Our Ship
14 天国のドア
15 Sweet Dreams
16 ダイアモンドダストが消えぬまに
17 満月のフォーチュン
18 14番目の月
<ENCORE>
19 守ってあげたい
20 カンナ8号線
個人的にはユーミン観戦3作目。中盤の見せ場となる3基のモニター・タワーとユーミン+コーラス3人の映像シンクロのシーン。モニターはビクター製でしたがシンクロのシステムはNECの技術。その技術をステージ制作を仕切る雲母社に紹介したのが私の勤務する会社だったことから、社内でにわかユーミン・ブーム勃発。当該部局のトップが私の元上司ということもあり当時かなり情報提供を求められるなど、実に印象深いツアーとなりました。その気になればゲネプロなどへも行けたらしいのですが、あまりミーハーになるのも気が引けていました。当時からもっと執着していればと今更に悔やまれたりして。これだけ大掛かりなセットでコンサートをしている日本人って当時は他にいなかったのでは...。今回もめちゃくちゃ凝った演出でした。当日の模様はDVDが出ているのでぜひご覧くださいまし。
 で、結局このツアーは合計3回、3会場で見ることができました。M5からM6のつなぎで、Yumingの衣装の超早変わりが見所の一つとなっていましたが、その展開のあまりの早さに「これはきっと...」と謎解きに必至になったことを覚えています。確かにM5でYuming(とおぼしき人)は帽子で顔を隠し、決して素顔を明かしていません。←の映像では、アップになることを想定してか顔をガスマスクで隠すという荒業!。そして遂に謎は明かされました。コンサート・スタッフのリストを隈なく探すと、謎のキャストが一人いることが判明。しかしてその役名は"Gnimuy"という「これは何???」状態。こんな英単語は見たことも無いと、会社の国際関係の部署に立ち寄って一番厚い辞書を調べていたら、その部の方に「何を調べているの?」と尋ねられてしまいました(汗)。仕方なく事情を恥ずかしげもなく告白すると、「あぁ、それユーミンのことですよ」だって!。一体何のことか分からず説明してもらうと、「あああああ!」確かにユーミンじゃん(^^;;)。分かりましたか?。海外の演劇などではこのような手法はよく使われるそうです。分かりやすく言えばスタントマンみたいなもので、演出の都合で本人がそのシーンを演じられない時に、こうした役名で別人が立ち回ることがあるそうです。さすがユーミン、逆立ちしたってユーミンなんですよね(笑)。


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