- 概要
- マンサク科トキワマンサク属の常緑小高木。
- 樹高3~6m程度。花期は4~5月頃。花色は紅~赤紫。
- 常緑のマンサク(マンサク科マンサク属の落葉樹)の意。ベニマンサク(マルバノキ)とは別物。
- 葉は長楕円形で、葉色は緑葉と赤褐色葉がある。
カレンダー
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
開花 | . | . | . | ○ | ○ | . | . | . | . | . | . | . |
剪定 | . | . | . | . | . | ○ | . | . | . | . | . | . |
肥料 | . | ○ | . | . | . | . | . | . | ○ | . | . | . |
植付 | . | . | . | ○ | ○ | . | . | . | ○ | ○ | . | . |
挿木 | . | . | . | . | . | . | ○ | ○ | . | . | . | . |
- 剪定
- ほおっておいても自然に樹型はまとまります。自然な樹型で楽しみたい場合はさほど切り戻しなどの作業は必要ではありません。
- 花芽は短い枝に付くので、花後に長く伸びすぎた枝や徒長枝はコンパクトにする場合は切り詰めましょう。
- 切り詰める場合、枝の付け根から切ります。短い枝でも混み合った部分は間引きする。
- 植付け・植替え・用土・置き場所等
- 寒さに少し弱いのであまり寒くならない所、日陰でも生育するが枝が間延びしたり花色が悪くなったりするのでなるべく日当たりの良い場所を選ぶ。
- 水はけの良い有機質に富んだ土を好む。鉢植えにする場合は赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用。
- 鉢の場合、底から根が出てきたら植え替える。
- 肥料・水やり
- 肥料は2月・9月頃に花用のものをまく。
- 地植えの場合は、極端に乾燥するときは以外は水やりは不要。
- 鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたらたっぷりと水を与えましょう。
- 増やし方
- 【挿し木】今年新しく伸びた枝の中から太くて葉に枯れや傷みのないものを選び、5~7cmに切り土にさす部分の下の方の葉を取り除きます。
1時間ほど水につけて十分水を吸い上げさせてから赤玉土を入れた鉢に挿します。
根が出るまでは直射日光は避けて明るい日陰で管理して乾かさないようにしましょう。
- 病害虫
- ウドンコ病は葉の表面にカビの胞子が付き、葉の表面が白い粉をはたいたような姿になります。
- サビ病は葉に褐色の斑点ができて、葉を枯らしてしまいます。環境が悪く、植物が軟弱な状態で発生しやすい病気です。早めに殺菌剤を散布します。
- カイガラムシは主に茎に付着して栄養を吸汁します。薬剤が効きにくいので発生が少ない場合、こすり落として駆除します。
- 注意