感動で一杯だった貴州省への旅の「日記」も完成に近づいた頃、2001年8月16日、
ネットの中の検索で一つの記事が目に入りました。北京在住の雅瑞さんご夫妻が、
3月から開始されたという
取り組みについてのものでした。

アジアの手仕事の素晴らしさにのめり込んで行きながら、アジアの子供たちへの
サポートを微力ながらしてきていました。それも自分なりのスタンスと思っていました。

でも自分が触れて感動した「手仕事のため」にもっと何か直接出来ることがあれば、
そういう思いが募っていた時のことでした。
雅瑞さんご夫妻が、貴州省に刺繍の学校を作られたという記事でした。
私は、その場ですぐ連絡を取り、雅瑞さんご夫妻とのメ−ルの交換が始まりました。

何か具体的に出来ることをと、模索しながらでした。
そんな中、ご夫妻から素晴らしい刺繍を分けていただきました。
それは、応援というよりは、 自分の願いが叶った出来事でした。
どの刺繍も手にしてみたかった、自分の手元でいつくしみたかったものばかりでしたから。
好きな刺繍を手にすることが出来て、同時に、それが学校の応援になるなら・・・

そして、
刺繍を好きな方の手元にお届けして、それを応援に。

こうしてこのページは、スタートすることになりました。


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