「鎌倉山」のローストビーフ
レストラン鎌倉山のローストビーフを「暮らしの手帖」が絶賛していたのは、もう今から20年以上も昔のことだったと記憶しています。素晴らしい立地環境と閑静な鎌倉の住宅街にあるローストビーフ専門のレストランとして紹介記事が書かれていました。クラシックな雰囲気が感じられるゴージャスな部屋や調度品、テーブルのしつらえ写真もついていました。
現在は数店の支店を東京に出していて、宴会や結婚式も行っています。「鎌倉山」なりにバブル崩壊後の苦境期を何とかくぐり抜けてきたのでしょう。そのせいかお店の垣根も低くなり、ツアーを受け入れ、ランチも提供していることを知りました。「肉料理」は好みではないのですが、連れ合いの「ニク好き」に長い間付き合ってきましたから、焼き方が難しく、何度か挑戦したものの、満足のいくローストビーフが仕上がらなかったこともあって、ついつい出かけてみる気になりました。
ひと月以上も前に予約をして楽しみにしていたのですが、「雨オンナ」のジンクスをうっかり忘れておりました(笑)。晴れて欲しいと願う気持ちが強いほど、雨がその日めがけて降って来ることを、、
やっぱり、昨日までの陽気はどこへやら、時々雨の落ちてくるあいにくの天気になってしまいました。帰宅後、連れ合いはポツリと感想を言いました「雨が少し降ったけど、旨かったから、まあいいワ、、」
追記
看板のローストビーフは、赤い肉汁がお皿に滴ることがなく、肉の中にしっかりとうまみが閉じ込められていて、流石の焼き具合でした。グレービーソースも美味しく仕上がっていました。柔らかい肉をこのように薄く切るシェフさんの腕前にも感心しましたが、、(笑)。2011.2.24. |