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Getty Center の展示物
現在のGetty Center
は、1997年に建築された新しい建物であり、それまでGetty
の自宅兼美術館にあったものがここへ移されてきた。ここでは、多くの貴重な絵画、彫刻の粋を観る事が出来る。展示は室内装飾品、時計、写真、にもおよび、中でもブロンズ像の多さには驚かされる。庭園も素晴らしく、手入れが行き届き、くつろげる。
珍しい手書きの聖書など、貴重な展示物が程好い空間に置かれ、落ち着いてゆっくり鑑賞できる。観客の心をいつの間にか和ませてくれるこの美術館は、故人の遺言で「入場料」は無料になっている。その上、写真撮影はフラッシュを使わないかぎり O K
と、寛容だ。展示室係員もゆったりとして穏やかで邪魔にならない。
又、ここは展示するのみではなく、美術品の修復を行う部門や教育部門もあわせ持つ総合的美術センターでもある。
弱冠23才で親の後を継ぎ、38才で事業から引退し、美術品を求めて世界を歩いたポールゲッテイは5回の結婚を繰り返したと聞いた..
(’99年初秋)
Flower Still Life 1614
La Promenade 1870
Mercury,ca
1570
Rhyton Wall Clock 1686-1760
Parthian 50 BC-AD 50
Irises 1889
建物は地下、一階、二階。一、二階は東西南北の四つのパビリオンからなり、夫々年代別に展示物が並べられていて見学しやすく、疲れたらテラスのカフェや地下のカフェで一服するのもいいし、庭園の花々の傍でいっときを憩うことも出来る。
(写真はGetty Center
パンフレット及び絵葉書より転載)
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