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* パピルス
ガイドの案内するパピルスの店はパピルスの原料から紙にするまでの過程を見せてくれる。安い物は本物のパピルスではないそうだ。
カルトーシュと言うエジプトの王の名前を刻んだ名札の様な物(誰かが位牌の形に似ていると言ったが・・)を、パピルスに描いて、そこに希望の文字をヒエログリフで書き込んでくれる。世界に一つだけのオリジナルなパピルス絵が出来上がってくるので、とても楽しい。
店員が日本のノック式ボールペンを欲しがって、渡したら離さない。かわりにちゃっかりと小さなパピルス絵を貰ってきた。
* 絨毯(カーペット)の店
カイロ郊外には多くの絨毯学校がある、5才くらいからここへ通って毎日絨毯を織る。材料の繭から絹糸を引き出し、染め、これを絨毯に織り上げていく。絹糸のせいで光沢があり、高級感溢れる物が多い。子供の細い指でないときめこまかく織れないのだそうだ
* カルトーシュの店
王の名前をヒエログリフで彫った遺蹟にあやかって、ここでは金のカルトーシュに名前を入れてくれるが、ペンダントトップとしてなかなかおしゃれだ。値段は、言い値の半分くらいから交渉しだい。しかし安すぎる物は金の質が悪いのだそうだ。
* アスワンの香水の店
クレオパトラで名高い香水の素を売っている。美しい香水瓶が人気、香水も好きなように調香してくれる。沢山の種類の香水を塗ってもらってアレルギーをおこして、皮膚が赤くなった人もいた、お気の毒。
* アラバスター(石の細工)
王家の谷に近い「盗掘の村」と呼ばれるクルナ村ではアラバスターで造った壷や首飾り、置物などを売る店がある。かなり高いまがいものの骨董品も置いているようだったが、あまりデザインは良くない。「アリババと四十人の盗賊」を思い出させるふうていの男達がいて、何だかうさんくさい感じ。
* エジプト綿
昔、イギリスが強引に手にしたナイルの利権は、エジプト綿の生産と輸出の利益も手に入れることだった。上質のエジプト綿は今もエジプトの経済を支えている。T
シャツや民族衣装やテーブルセンターは、何処でもお土産として売られている、ヒエログリフの絵文字を刺繍してくれる店は、頼んでおくとホテルまで届けてくれた。
・ エジプト通貨は L E (エジプトポンド) 1ドル=約4 L E
・トイレには必ず小銭が必要、50ピアストル(約20円程)
・ 帰国時エジプト空港での L E からドルへの交換不可
(50ピアストル札、流通札はもっと汚くて模様も定かでない)
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* ハトを使ったエジプト料理
日本人にとって、ハトはなんだか気の毒で食用にはしたくないのだが、エジプトでは高級料理とやらでレストランは満員の盛況だった。
(よしず張りのハト料理のレストラン・各国人で大賑わい)
「アッ!毛がまだついてる!」と若いお嬢さん方は顔をしかめてナイフを置いてしまった。縁日に売っている雀焼のような形で焦げていて、食べる気がしない。
養殖用の土の塔があちこちに建っていて、若ハトは美味いので、良く売れるということだ。
宗教上の理由で豚肉を一切たべないエジプト人は羊の肉を好んで食べる。野菜はナイルの恵みで豊富に種類もあるが、生のサラダか、炒めるかしてある。飛び上がる程辛いピクルスのようなものもよく出た。
大抵はタッヒーナという胡麻ペーストや、つぶしたモロヘイヤのペーストなどが出て、パンですくうようにして食べる。
スープも野菜がたっぷりだが、日本人には油分が多い。ピラミッド建設の労働者に生で支給されたという玉葱など、ここで生活をしたら、慣れて美味しいのだろうが、水の問題もあって、生野菜はついひかえてしまう。
ムサカは茄子の天火焼きで日本にもおなじみだ。
米が毎食出てくるので驚いたが、様々に味付けがされていて、しまいには白いご飯にしてほしくなった。総じて、気候を反映してか味は濃く、脂っこい。
ビデオの操作にようやく慣れた友人は、エジプト最後の朝、ベランダへ出て「此処に来られた私は本当に幸せ者です。終わり」と言いながら、最後のフィルムを回していた。
エラーイ!ちゃんと音入れも出来るようになったやないの!
人なつっこい笑顔で手を振ったり、話し掛けたりしてくれたエジプトの人達、あなた方の国は永遠です。そして優秀なガイド、ハッサン!あなたの立派な日本語は、きっと将来、あなたの人生を大きく羽ばたかせてくれるでしょう!同行の皆様、また何処かでお会いしましょう!お元気で!
有難う! ショッコラン!!ショッコラン!!
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