クレージーの怪盗ジバコ

1967年10月28日封切

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出演

植木等  ハナ肇 谷啓 犬塚弘 桜井センリ 石橋エータロー 安田伸 浜美枝 東野英治郎 A.ヒューズ 青島幸男 進藤英太郎  藤田まこと 人見明  

あらすじ

怪盗ジバコ(植木)は神出鬼没の大泥棒で、そのうえ変装の名人。ついに日本のほこりを盗みに上陸。これを迎かえ撃つ警視庁の名刑事コンビ明智章少伍郎(ハナ)と鈴木次郎(谷)。ジバコの狙う日本のホコリを横取りしようとする盗賊団もWCWC団も参加、三者入り乱れての大混乱。

解説

北杜夫の小説をクレージー映画に脚色した作品。ジバコの正体は植木が演じるが、劇中にジバコが変装するのはクレージーのメンバー6名のそれぞれの役で、メンバー各々が一度は主人公ジバコになっている。この奇抜なアイデアが、この作品をクレージー映画のなかでも最も見ていて安心な作品にしている。クレージー映画といっても植木の色が強い他の作品とちがって、この作品はグループでつくった感じがする。クレージーキャッツの映画というものの良さを語っている数少ない作品。

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